第4回Nさんの手料理&ワインの会に参加しました
第4回のお題は「春夏秋」やったから冬もやりましょう!で
ワインリスト
料理
日時
- 2012年12月16日
- 平野弥にて
NOTE:
この日もいい天気。この会は天気がいつも快晴なのはすごい。
そして、4回とも参加予定者の欠席がなし :)
いつも楽しくわいわいと作って頂いた料理を食べながら、みんなで手の込みように感心しています。
この日のマイベストはキッシュ。ドイツ風なのですがこれはホールで食べたいくらい美味かったです。
クラムチャウダーも美味しくてやっぱコース料理にはスープがあると違いますね。みんなでコンソメをリクエストしてみたのですが、コンソメは手がかかってやばいそうです。そう、そうなんです。この会はNさんの手料理を楽しむのが主テーマなので、コンソメスープのもとなんて使わないし、使うとしたらもちろんブイヨンなんです。仕込みも何日か前からリハと仕込みをして頂いているようで、手の込みようがすごいとしかいいようがありません。
そうそう、タルトも自分で練って焼いているそうです。キッシュとデザートのタルトは同じものだそうです。
そんなこんなで、この日も楽しく一日を過ごす事ができました。参加者の皆さんお疲れさまでした!当日ワインを購入しに来られた方お騒がせしました…
アフター:
夜も更けてきましたが、今日も追加でワインお願いしてしまいました!
最後に赤3連発だったので、ワインは白ワイン指定で予算を伝えて提案して頂いたもの。
- アンリ・ド・バーエズ ピュリニー・モンラッシェ 1990
色が黄金で時の流れを感じました。このワインを飲みながらベルリンの壁の話をしていた記憶がありますw
Nさんの手料理とワインの会に参加しました
昨年末に平野弥さんのワイン会でお逢いした方々と意気投合して実現しました
ワインリスト
- 生産者:シャトー・ド・フュイッセ
- クレマン・ド・ブルゴーニュ
- 生産者:ジャン・フルニエ
- 2005年 マルサネ・キュベ・サンチュルバン・ブラン
- 生産者:ファビアン・コシュ・ブイヨ(アラン・コシュ・ビズアール)
- 2005年 ピュリニー・モンラッシェ・ガレンヌ 1er
- 生産者: ドメーヌ・ド・クロ・サロモン
- 2009年 ジヴリー・クロ・サロモン 1er
- 生産者: ドメーヌ・リュシー・エ・オーギュスト・リニエ
- 2004年 モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ "キュベ・ロマン・リニエ"
- 生産者: ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィス
- 2006年 プイィ・フュイッセ・ジュリエット・ラ・グランデ
ここからは2次会
- 生産者:シモン・ビーズ
- 2002年 ピュリニー・モンラッシェ・ガレンヌ 1er
- 生産者:ジャン・ミシュロ
- 1993年 ムルソー
料理
- 胡桃とサワークリームのディップ
- オリーブとグリュイエールのスティック
- サーモンマリネ・菜の花付け合せ
- 生ハムの盛合わせ・グレープフルーツ添え
- サラダ・ニソワーズ
- ブッフ・ア・ラ・ブールギニョンヌ(牛バラ肉の赤ワイン煮)
- グラタン・ド・フィノア(ジャガイモのクリームグラタン)添え
- デザート・ホワイトチョコのムース イチゴとオレンジのコンフィチュール
日時
- 2012年2月5日
- 平野弥にて
NOTE:
寒い中実現しました。
それぞれが昨年末に初めて出逢って楽しい食事と美味しいワインに囲まれて、Nさんの料理話で盛り上がりトントン拍子でこの会を開催できることになりました。
前回と同じくとても楽しい一日でした。
スナップショットベースで(料理の)感想を。食事をしながらした会話は何気ことからお互いの事の小話など。
アミューズ的なパン
バケットにクルミとサワークリームのディップをつけて頂きました。このディップが美味しくてパンを最初からガツガツ食べてしまいました。私的にこの日のマイヒット。
泡を合わせたのですが、この泡はたぶん3回目の体験。このボトルは少し香りにちょっと癖があるなぁと感じました。嫌な感じというわけじゃないんですけど何か鼻にひっかかる印象。とはいったものの美味しい泡ですぐに飲み干しました。
アミューズその2
シンプルに串刺し。グリュエールはやや新し目(だと思います)でした。
これには私からの差し入れのフルニエのマルサネ・ブラン。最新のリリースヴィンテージから5世代前の2005年。以前に飲んで意外と美味しいなと思って買ったもの。
いい感じで熟成が進んでいて美味しかったです。香りがとても開いていて軽めのナッツのような熟成香と花系の華やかな感じが混ざっている感じでした。香りだけで嗅いでいてもいいくらい。
味は各要素が弱めでしたが時間をかけてゆっくり飲むとしみじみと満足できるタイプ。こちらもスルスルとはいっちゃいました。こういうワインを8年くらい熟成させて回していけるようストックしたいなぁと改めて感じました。
また、少し自分で成長したなと感じた所は、美味しいけどこの内容と酒質だと次のワインで後戻りできない差があると予測できた事。皆さんにボトルに残っていた分も飲みきって頂きました。
オードブル
力作です。サーモンは宮城産で1本から下ごしらえされたそう。付け合わせの菜の花が相性ぴったりでもう完璧。この時点で趣味のレベルからレストランやビストロで出されていても良いと思える手のこみよう。
生ハムもイタリアの厳選されたものらしく、美味しかったです。
これらに合わせるのが、コシュ・ブイヨのガレンヌ。2005ビンテージの白は飲み頃にさしかかってきましたね。フルニエのマルサネ・ブランと比べると酒質が2〜3段階くらい違いました。純粋に香りもよくて美味しく、料理も活かしてくれました。本日のベストブラン。
サラダ
オリジナルドレッシングがかかって美味しかったです。ドイツでは一人これくらいのボールででてくるそうです。
次の前座のワインとしてクロ・サロモンが登場したんだけど、ちょっとかわいそうでした。というのも、閉じていて以前に飲んだ2008とは随分印象が違います。タンニンも強めでここまで違うのかと思ってしまうくらい。一つ前の白が飲み頃がバッチリで開いていたから相対的に...
メインの肉料理
牛バラ肉を赤ワインで煮たもの。水はいっさい使わずブイヨンとフォンドボー(だったと思います)で前日から仕込まれた一品。ブイヨンとフォンドボーは業務用のものをこの日の為に仕入れて頂いたみたいで、準備に手がかかっていて感心するばかりました。ソースに使うワインは良すぎると逆にバランスが難しくなるので、チリワインとブルゴーニュワインを使ったそうです。
これに合わせるワインが、メインのモレ・サンドニのプルミエクリュ。2004年でキュベ・ロマン・リニエと言えば、もう歴史に残るくらいのあれですね。あれ。今2004年のワインが美味しくなってきているようで、このワインだけはすぐに決まったそうです。
色も少しレンガがかって色で熟成感もでてとても美味しかったです。今更ながらもう少し印象に残った事はメモとっておいてもよかったなーと...
デザート
パティシエ?綺麗に3層分かれていて、ムースもゼリーもおいしかった。
ジュリエット・ラ・グランデは熟成してきて安定度が高くて美味しい。甘口ワインの部類なんですど、余韻が短い甘さでした。品があるというのか、単体でデザートになりきれないワイン。そんな感じです。
2次会
今日はもう少し飲めるので、そのまま「追加でもう一本あけたいのですが」と言ってレコメンドして頂いた1本。レアものです。
かくかく然々でラベルが剥げちゃっている謎のボトル。中身はシモン・ビーズのガレンヌ。今日飲んだコシュ・ブイヨと比較するのにもいいし、モレサンドニの印象が残っている中だと赤は相当いいモノじゃないとキツイということでしたので、これに。
コシュ・ブイヨの方が格が一つ上に感じるくらいの差がありました。でも、これはこれで美味しい。レア度の方が中身を勝っている感じ。比較すると面白いモノですね!
最後に帰りがけに既に開いていたボトルを試飲させて頂きました。3日ほど経っている93ムルソー。古酒のニュアンスが出始めていて、古酒好きにはよさそう。悪くはないけど良くもない。このボトルがバランスがとれていないだけで、たまにはこんなのも飲みたいなーと思える1本でした。
最後に
今回は「美味しかった」というフレーズを連発してしまいました。
ということで、次も楽しい会が開催できる事楽しみにしています!
少しだけ試飲会ワインを飲んだ
5種類だけ試飲させて頂きました。
ワインリスト
- 生産者:フランソワ・ミクルスキー
- 2007年 ムルソー・ポリュゾ・プルミエ・クリュ
- 生産者:ルイ・カリヨン
- 2008年 ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・シャン・カネ
- 生産者:トロ・ボー
- 2008年 ショレイ・レ・ボーヌ
- 生産者:ドニ・モルテ
- 2008年 ジュヴレ・シャンベルタン・村名
- 2008年 ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ
NOTE:
週末に試飲会とは別件でお店に寄ったのですが、新入荷ワインをお試しで試飲できるワインイベントが開催されていたので、予定が後にも入っていた為「少量でお願いします」とお願いしてから試飲をさせて頂きました。
白から順に。ミクルスキーは2008年からスタイルがかわったそうで試飲リストにもあったのですが、2007年を選びました。カリヨンのシャン・カネと比べると個性の違いは感じられ、カリヨンの方が尖っている印象。スケールの大きさは感じるものの双方ともまだまだ飲み頃じゃないなぁと。購入したシャン・カネはあと5年くらいは飲まないでおいた方がよさげ。
続いて、赤。
トロ・ボーいいですよー。これで3000円前後の価格帯とは。これも数本購入しました。後に飲んだドニ・モルテと比べても、大きく見劣りしませんでした。ドニ・モルテの2本は白同様スケールは感じるものの「あぁ新しいヴィンテージだな」と。
ドニ・モルテは渋味が第一インパクトとして来るので好みが分かれるんだそうです。スタイルの違いを楽しむのが今のブルゴーニュワインを楽しむってことなのかも。
それらしい感想を数日前に書いたのですが、下書きが消えてしまっていたのでお茶を濁すような記録として、書き直しました。がっくり…
今年最後のワインは「モンラッシェ」で締め!!
今年最後のワインはあの「モンラッシェ」と鹿肉で締めました
ワインリスト*1
NOTE:
大晦日、今年最後の日締めるワインをどうするか悩やみますよね?そんな日に丹沢鹿の会のお誘いがあったので、ほいほいと参加させて頂きました。
料理は全てが参加者の持ち寄りで、ワインは予算を決めて料理に合わせて用意して頂きました。ミッシェル・グロは私からの差し入れ。
丹沢の鹿がメインだったのですが、最初はオードブル的な扱いで集まった「生ハム・生ベーコンとセミドライトマトのベビリーフ添え」と「ゴルゴンゾーラのマカロニサラダ」で頂きました。丹沢の鹿をローストでいただいたのですが、これが美味しかったです!!ロースやモモやタンなど様々な部位があったのですが、デミグラスとベリーのソースで頂いたのですが美味しかったです・・・ メンバーが揃ってシャンパーニュで乾杯。その後、蝦夷鹿のローストを作って頂き、私からの差し入れのワインを空けました。ワインのコルクをまた折ってしまい、撃沈しました。ワインはブラインドで出したのですが、さすが皆さん「ヴォーヌ・ロマネっぽい」や「クラシックな作り」など的確なコメント。ミッシェル・グロの要点をついてます。「最近のブルゴーニュワインの流行としては甘さを前面に出しているけど、そうじゃないつくりだね。」とのこと。
その後は、ピザやパンやキャロットやダイコンと豆のオイリーな和え物(?)などと一緒に、ムルソー・ペリエールやモンラッシェなどを頂きました。ムルソーはもう完熟していて熟成の第3段階くらいのレベルまで達していて、ピークアウト手前の状態でした。モンラッシェはまだピークアウトしていなくてまだこれから甘味が出てくるような印象。香りをもっとゆっくり味わいたかったのですが、時間も迫ってくる中いただきました。なんだろうネゴシアンものといえどモンラッシェ。ムルソーペリエールとは違った領域でした。両方のワインとも一度飲んだ事があるワインでしたが、こういう年代のいい状態のワインを今楽しめるということの大切さ。これからワインを買う時に希少性やスケールだけで求めるのではなくて、5,000円レベルのワインでいいので複数本求めて、かわりゆく熟成を楽しむべきという事を改めて実感しました。*2
ガングロフはまだ若くてもっと熟成させて飲んだらすごく美味しくなるんだろうなーという印象。でも、今飲んでも美味しかったです。
今年はたくさんワイン会にも参加させて頂き、いろんな体験ができました。愛好家として自分がこれからどういう風にワインと向き合って付き合っていけばいいのかとうことや、単純にワインが好きで、肩ひじを張らずにどんなワインにも対しても対峙できる気持ちの余裕を持つ事ができました。来年、再来年どんなワインを飲む機会があるかわかりませんが、一期一会で楽しんでいきたいと思います。今年が10年以上ワインを飲んできた中で一番心のステップアップができたなーと。
来年は家庭の都合上ワイン会に参加させていただく機会は減るかと思いますが、違った意味で成長を楽しめればと思います!!
みなさん、今年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。
ブルゴーニュの銘譲白ワインを楽しむ会(モンラッシェ)に参加した
ブルゴーニュの銘譲白ワインを楽しむ会に参加しました。
ワインリスト
日時
- 2010年7月30日
- 三軒茶屋のAKにて
NOTE:
仕事を終えて暑い中、電車を乗り継ぎ店内に到着。
テーブルを幾つかまとめて2つの大きなテーブルが配置されていました。
今日のワイン会は定員が8名だったところ、15人まで増えたそうです。
その分ワインを2倍用意したとのこと。メインのモンラッシェ人気がうかがえます。
最初に提供されたクレマンが美味しい。1週間前にも飲んでいますが、シュヴロの泡はこの暑い季節にぴったりで、かけつけ1杯に相応しいです。予定されていたロゼでない方の泡が品切れになってしまい、ロゼに変更になったとのことです。ロゼ泡も美味しいけどブラン泡も飲みたかったなー。8月以降に別ロットが入荷するそうなので、タイミングを見計らって購入したい。
つづいて、シュヴロのティユル。2007ビンテージは初めてだけど。これも美味しい。2006より優しい印象でした。比較してみないとなんとも言えないですけど、2006の方が好みかもしれないです。
シュブロのアリゴテについて説明がありました。
パヴロが80年代のお父さんが作ったアリゴテが美味しくて、長熟向けのアリゴテを作りたいと決意して、ドメーヌの前の畑でこのアリゴテを2006年からビオで作っている。
「ビオ?そういえば、シュブロって馬使って耕作しているんですか?白い馬で耕作しているそんな写真をみたところあるんですけど・・・エリックの馬ですか?」
と質問した所
No。使っていないんじゃないかな。今年から馬より軽い最新のトラクターを導入しているはずで、馬を使うのは土を固めるが嫌というのが理由だから。ブルゴーニュでは今の所馬より軽いトラクターを持っているのは「ルロワ」と「シュヴロ」だけじゃないかな。
ブルゴーニュでは最新技術(テクニカル)の移り変わりが激しいそうです。数年前には馬で耕作していたのかもしれませんが、今は使っていないのかも。いつまでも「馬を使っている」という資料やテクニカル情報を載せておくのは、インポータやショップのイメージ戦略という理由もあるかもしれないですね。
過去に馬を使っていたという事実はあるようです。「今がどうなのか」という事はきっと渡仏の時に確認してくれるでしょう。*1 :-)
2007年05月29日の記事一覧 - 詳細表示 - Yahoo!ブログより
http://blogs.yahoo.co.jp/kaomaranges/archive/2007/05/29
次にコルディエのブランシュ。おいしい。温度も適温でかなり自分好み。
またまた質問してみました。
「なぜ、コルディエのたくさんある白の中からこれを選んだのですか?」
ピュリニーに続く事を意識した。
別の畑はワインの特徴が少し違うし、VVはマコンとプィイ・フイュッセの特徴が強く出ているから、ピュリニーから遠ざかる。
メモをしていなかったので詳細は忘れちゃったのですが、こんな感じの事を言っていた気がします。
2本のピュリニー1erは美味しかったのですが、会話に夢中になっていて細かい特徴はよく覚えていないです。ピュリニーを飲みながらドイツ料理とかドイツワインの話しで盛りあがっていました・・・
最後はモンラッシェ。はじめてのモンラッシェ体験です。
香りは華やかで複雑性がありますが、感動で体がすくむほどではありません。
やや低めの温度でグラスに注いでいただき、グラスの中で徐々に温度があがっていきます。
グラスの中で良くなっていくんですね。飲み干すのがもったいないのですが、香りを嗅ぐと飲んでしまう。そんな繰り返しでわりとあっさりとなくなってしまいました。
フローラルな華の香りが印象的でした。
希少性と期待度が高すぎるので、モンラッシェを飲むのは難しいなぁと・・・
今回の体験だけではモンラッシェを理解したとは言い難いです。
白ワインが好きなので、またモンラッシェを飲む機会に出逢うことがあるかとは思いますが、その時にはもっと、いろんな事を感じ取れるようになっていたいな。
まとめ
- 料理おいしい
- ズッキーニと黒鯛のポワレがおいしかった
- ワイン
- 温度が適性でおいしくいただけた
- グラスの中で温度と時間の変化ともに表情も変わった
- モンラッシェはもっとゆったり飲むべきワインかも
- グラン・クリュの中でもトップレベルの畑の力はいろんな意味ですごい
- 夏は泡。これ鉄板。
お話していただいた方、どうもありがとうございました。楽しかったです。
最後に、会を開いて頂いたHさんありがとうございました!
*1:期待
74種類のブルゴーニュワインの試飲会 ルイ・ジャド・エキスポ2010に参加した
日本で唯一のルイ・ジャド正規インポータ主催*1のルイ・ジャドのワイン試飲会に参加しました。
ワインリスト
- 生産者
- LOUIS JADOT(ルイ・ジャド)
- ドメーヌもの
- ネゴシアンもの
- 提携(買収)もの
試飲提供されたブルゴーニュワイン74種類
- 凡例
- 太字:当日飲んだワイン
- 赤:当日とても印象に残って自分好みのワイン
- 緑:今飲んでおいしい
- 青:気に入った値段に対してお買い得
- ★:堅い(もしくは渋味やミネラルいっぱい)
- ▲:甘い(甘いと良いワインは等しいわけではない)
- 取り消し線:
温度が適温でなくてよい状態では飲めなかったワイン
- シャブリ
- ▲シャブリ・エリエ・ド・ラ・サブリエール 2008
- ▲シャブリ・フルショーム 2007
- マルサネ
- マルサネ・ルージュ 2007
- ジュヴレ・シャンベルタン
- ジュヴレ・シャンベルタン村名 2007
- シャペル・シャンベルタン 2006
- シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ 2006
- ジュブレ・シャンベルタン・クロ・サン・ジャック 2006
- モレ・サン・ドニ
モレ・サン・ドニ村名2006
- シャンボール・ミュジニー
- シャンボール・ミュジニー村名 2006
- ヴージョ
- クロ・ド・ヴージョ 2006
- ヴォーヌ・ロマネ
- ヴォーヌ・ロマネ村名 2007
- コート・ニュイ・ヴィラージュ
- コート・ニュイ・ヴィラージュ ルージュ・ル・ヴォークラン 2007
- コート・ニュイ・ヴィラージュ ブラン・ル・ヴォークラン 2006
- ペルナン・ヴェルジュレス
- ペルナン・ヴェルジュレス・クロ・ド・ラ・クロワ・ピエール 2007
- アロース・コルトン
- ★アロース・コルトン村名 2007
- コルトン・シャルルマーニュ 2006
- サヴィニー・レ・ボーヌ
- サヴィニー・レ・ボーヌ・ラ・ドミノード 2006
- ボーヌ
- ボーヌ・クロ・デ・ズルシュール 2006
- ボーヌ・レ・グレーヴ 2005
- ボーヌ・クロ・デ・クシュロー 2005
- ボーヌ・レ・トゥーロン 2005
- ボーヌ・ブレシュロット 2005
- ▲
ボーヌ・ブレッサンド2006
- コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ
- コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ 2007
- ポマール
- ★ポマール村名 2007
- ポマール・ラ・コマレンヌ 2007
- ヴィルネイ
- ▲ヴォルネイ・クロ・ド・バール 2005
- オークセイ・デュレス
- オークセイ・デュレス村名・ルージュ 2006
- オークセイ・デュレス村名・ブラン 2007
- ムルソー
- ムルソー村名 2007
- ピュリニー・モンラッシェ
- ピュリニー・モンラッシェ村名 2007
- ★ピュリニー・モンラッシェ・フォラティエール 2006
- ★ピュリニー・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・ガレンヌ 2006
- シュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ド・モワゼル 2006
- シャサーニュ・モンラッシェ
- シャサーニュ・モンラッシェ村名ブラン 2005
- ▲シャサーニュ・モンラッシェ村名ルージュ 2007
- ★シャサーニュ・モンラッシェ・モルジョ・クロ・シャペル・ブラン 2006
- サン・トーバン
- サン・トーバン村名 2006
- サントネー
- サントネー・クロ・ド・マルト・ルージュ 2005
- サントネー・クロ・ド・マルト・ブラン 2006
- メルキュレ
- メルキュレ村名ルージュ 2006
- ジブリー
- ジブリー村名ルージュ 2006
- プィィ・フュイッセ
- プィィ・フュイッセ村名 2008
- プィィ・フュイッセ・クロ・デ・ブルージュ 2006
- マコン
- マコン・ヴィラージュ・グランジュ・マニアン 2008
- サン・ヴェラン 2007
- プィィ・フュイッセ・フェレ
- プィィ・フュイッセ・フェレ村名 2008
- プィィ・フュイッセ・フェレ・ル・クロ 2008
- プィィ・フュイッセ・フェレ・レ・メネトリエール 2008
- ボジョレー
- 24種類(書く気力尽きました)
日時
- 2010年7月13日
- 品川プリンスホテルにて
NOTE:
長かった・・・
ワインリストを書くの疲れました。
当日は、ホテル地下の大きな会場で開催でした。開始時間ぴったりに着いたのですが、これでもかというくらい人でごった返していました。テイスティンググラスを1客とって後は自由。
大きく分けてワインは7つのブースに分かれていました。*2
ブース1
当然最初に向かったのは、ボーヌ白のブースです。オークセイ・デュレス白から始まりシャサーニュ白まで一通り試飲しました。びっくりしたのはムルソー。自分のイメージするムルソーとぴったりで、たぶんブラインドでも当たりました。こんなにボーヌの白があったのに私のセンサーはムルソーをジャストに感じる事ができたというはうれしい。逆を言うとジャドは村の特徴を表しているということなのでしょうか。
ピュリニーよりシャサーニュの方が美味しく感じました。2006のプルミエはまだまだ飲むのには早いなぁと・・・ シャサーニュのプルミエも同様です。
中でも良かったのがサン・トーバン。ちょっと格が落ちるのかなぁと予想していたのですが、見劣りすることもなくて美味しかったです。
そして、ボーヌ白を一通り飲んだ所で、限定時間提供のクロ・サン・ジャックを頂きました。透明感と奥行きがあって綺麗で美味しい。クレール・ダユから譲り受けた畑のひとつらしく、クロ・ド・ヴージョもそうみたい。クロ・サン・ジャックの方がクロ・ド・ヴージョより美味しかったです。
- クロ・サン・ジャック
- ヴォルネイ・クロ・ド・ラ・バール
- クロ・ド・ヴージョ
の順で飲んだのですが、全て格は同じレベルに感じました。クロ・サン・ジャックとクロ・ド・ヴージョは優しい味だったのですが、クロ・ド・ラ・バールは濃くてジャミーでした。クロ・ド・バールは格で落ちるかなと思っていたのですが、見劣りしませんでした。クロ・ド・ラ・バールいい感じです。
ブース2
次は2本シャブリ。
飲んだ時にミネラルを強く感じません。フルーティで甘く感じるのですが、酸の支えがあまりありませんでした。グラスワインで飲むのにはいいかもしれませんが、フルボトル1本飲むとするとちょっとだれそう。美味しいとは思うのですが好みかというと、そうではないかも。最後の方に飲んだACブルゴーニュブランの3本は同じタイプに感じました。
ボーヌの白とは明らかに作りが違います。
続いて同じブースのニュイの村名です。下記4本を飲むのにどの順番で飲んだら良いかを尋ねて試飲しました。力強い順だそうです。*3
- モレ・サン・ドニ
- ジュヴレ・シャンベルタン
- シャンボール・ミュジニー
- ヴォーヌ・ロマネ
この中では、ヴォーヌ・ロマネが飛び抜けて美味しかったです。モレ・サン・ドニは果実味が濃くて、クロ・サン・ジャックより濃く感じました。綺麗というのには程遠かったです。悪くはないのですが・・・
シャンボールはバランスがよいのですが、この4本とも温度が高くて良い状態で試飲できなかったが残念でした。きっと、本来ならもっと美味しいんでしょう。
このあたりで、人のピークがすごくて、限定試飲のコルトン・シャルルマーニュに50人〜100人くらいの数で並んでいたのでコルシャルはパスしました。グラン・クリュのパワーは恐るべし。同じ理由でクロ・ド・ベーズもパス。
今回のジャド試飲会の目的としては貴重なワインではなく、特徴の違いを体験したかったのが大きかったので。
ブース3
続いて、ボーヌの赤。
ここのブースは地味(ボーヌの赤に失礼w)だから人気があまりなかったです。
全部を試飲するのはきつかったので、ボーヌ村はいくつかパスしました。このボーヌブースの中に当日のベストワインがありました。それは「サヴィニー・レ・ボーヌ・ラ・ドミノード」びっくりしました。飛び抜けて美味しかったです。クロ・サン・ジャックとは違う方向ですがスケールは別にして同じレベルで美味しかったです。この内容でこの値段は安すぎです。
コルトンはちょっとタンニンが強くて今はまだきつかったです。この頃にはかなりアルコールが回っていて正常な判断やテイスティングができなくなっていました・・・
ポマール・ラ・コマレンヌも良かったです。
ブース4
テイスティングコーナーでは1本目が「ボジョレー」のワインだということだけはわかりましたが、惨敗です。2〜4本目もボジョレーだったのですが、それぞれ特徴があって美味しかったです。3本目だけは好みではなかったかも。
ブース5
最後にマコンブース。
温度があがってしまっていたワインがあったり、美味しく感じなかったワインもありました。マコンは好きなのに残念。特にプィイ・フュイッセ・フェレが残念な結果でした。酔いが回っていたのも重なったからかもしませんが・・・
全体的に思った事は、スタッフはワインを注ぐのに手を取られてしまい、まともに会話できるのは閑散としているブースのみ。「でも聞きたいのは今飲んでいるワインについてなんだよー」と・・・
大人数での試飲会ですからしょうがないことです。
そして無事、試飲終了。40種類飲みました。たくさん飲むつもりではなかったけど、ついつい色々なワインにつられて飲んでしまいますね。
生産者からのお話
質問タイム
なんてあったっけな??
よく覚えていない。個別質問だったかな?
まとめ
- 人多い
- 2時間の中とう制限の中で目玉ワインに釣られて10分〜20分ロスは辛い。
- ワイン
- 種類多い
- 素人には全部試飲できっこない
- アイテム数を減らしてもう少しゆったり試飲したらよかった
- 味
- ルイ・ジャドは作りによって様々
- 好みのワインを見つけるのは楽しい
- ルイ・ジャドは作りによって様々
- 状態
- 搬入は3日前にしたらしい
- 差し引いても状態が最上なワインとは言い難い
- 温度管理ができていなかったのが痛かった。
- ワインクラーだけでなくクーラーボックス用意したらよかったのに
- 搬入は3日前にしたらしい
- 値段
- 試飲会費としては安い!!
- ワインは比較的高い。実売はもっと安いと思うけど。
- 会場
- キャパに対して人が多いので狭く感じた
- 気のいいマダムとしゃべった
- 唯一5分ほど並んだシュバリエの列で白ワインの話しが弾む!!
タイトな時間の中での試飲会でしたが貴重な体験ができました。
日本リカーさんありがとうございました。
コルディエの会に参加しました
先月に引き続き、平野弥さんのワイン会に参加です。
コルディエのワインは過去に1回しか飲んだ事がないので、とても楽しみでした。
ワインリスト
生産者: Cordier Pere et Fils(コルディエ・ペール・エ・フィス)
生産者: Christophe Cordier(クリストフ・コルディエ)
- 2008年 Macon Peronne Vieilles Vignes (マコン・ペロンヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ)
- 2006年 Puligny Montrachet 1er Cru Le Cailleiet (ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・カイユレ)
- 2006年 Corton Charlemagne (コルトン・シャルルマーニュ)
- 2006年 Chevalier Montrachet (シュヴァリエ・モンラッシェ)
- 2005年 Pouilly Fuisse Juliette La Grande(プイィ・フュイッセ ジュリエット・ラ・グランデ)
感想
仕事で開催地とは逆方向に出かけていて、仕事が長引き遅刻してしまった・・・
数日前の同時刻なら数駅隣にいたのになぁ。タイミングが悪い。
自己紹介が始まるところだったようで、さらっと自己紹介を行って、ロゼとマコン・ペロンヌを頂きました。
前菜がパンの上に魚をほぐした(シーチキンみたいなほぐしかた)和え物をのせたやつとか、マリネとは少し違う酢で調理した料理などを駆けつけで、もりっと食べました。
ロゼはすっきりと料理に合いました。気負いなく飲める酒としてはいいですね。2,000円程度らしいので買いたくなる。が!!今は購入しない。ありきたりかもしれないけど、BBQの季節になって行く事が決まったら考えます。次は、ペロンヌ。濃厚です。ブルゴーニュグラスで飲んだのですが、旨いです。貧乏舌と言えば、そうかもしれませんが、当日飲んだ第一印象が一番良かったワイン。抜栓時間が経っていたのと、駆けつけで料理と合っていたからでしょうかね。
マコン・ペロンヌを飲み始めたところで、メインワインのひとつカイユレが配り始められる。
隣席のFさんのご好意で使っていないグラスを使わせて頂き、ブルゴーニュグラスを移し替えました。
そして、カイユレが低めの温度で提供されひとくち。「んっ?かちかち?」そんな印象でした。ミネラル感たっぷりなんです。美味しいけどまだまだです。再び、前菜を食べ出したのですが、残ったペロンヌをひとくち。「あー。かわいそう。完璧に負けちゃっている。」ペロンヌの印象が一気に下ってしまいました。最初は厚みや濃厚さでふわっと美味しいと思ったのに、品のなさがあらわになった。単体で飲めばきっとわからなかった部分です。
続いてニンジンのスープが提供されました。カイユレに合わせて頂きます。これが旨い。個人的にこういう素材がそのまま生きる料理って大好き。時間が経って温度が上がりつつあるカイユレ、最初よりすごくおいしくなっています。カイユレは石灰質の土壌でモンラッシェの隣の畑で、「カイユレって大好き」という声が聞こえてきます。カイユレが美味しかったので話題もとても弾みました!!
次は、コルトンシャルルマーニュ。カイユレを別グラスに移してブルゴーニュグラスにコルシャルを。カイユレと違って最初から口の中にジューシーに広がってくる。もしかして、自分はコルトンシャルルマーニュのようなタイプが好きなのかもしれない。ワインの話で盛り上がっているところ、カイユレがますます美味しくなっていて、ついついグラスにとってあった残りを全部飲んでしまった。美味しかったなぁ・・・
本日のボーヌ地区白は全部買い葡萄で作られているとのこと。その流れでテクニカルな話しを平野さんから色々と聞きました。70年代、80年代、90年代、00年代の作りは全部違う。10年ごとのスパンで移り変わっている。現在は早のみを意識した作りで熟成能力があるかは10年や20年先にならないとわからないが、現時点で昔と全く同じ期待はできないとのこと。フランス現地での貴重な話しや流通の事などの話しも聞けました。自分がこれからも関わっていくであろう、ワインに対するスタンスや付き合い方も見えてきた。
メイン料理は肉料理。肉巻系の料理でシソがすごいインパクト。付け合わせのじゃがいものペーストもおいしかった。これ家でも作って欲しいなー。メイン料理に合わせたシュバリエ・モンラッシェ。たぶん、初シュバリエです。ミネラル感はコルトン・シャルルマーニュと比べ強い。ただ、スケール感を思ったほど感じなかった。温度と空けたタイミングで本来の力が発揮されなかったのでは?というお話。それでも、美味しいです。ただ、今日のカイユレと比べたらちょっと見劣りしてしまうかなーと。
「身震いする程のワインにまだあった事ない」って話しをしたら、人生でそういうワインに逢えるのは3回ほどしかなく、グラン・クリュとか超著名ドメーヌだけではなく、意外な所で合う確立の方が高いらしい。自分はまだ自分の求めているワインが見えていないので、ジプシーをしている状態。「そんな状態が一番楽しいよね。私は見つかったけどあの頃が楽しかったなーと」言ってもらえた。ワイン会はいつも新しい発見があって楽しいです。
同席してお話してくれた方々ありがとうございました。また、機会があったら参加したいです。
あっ!!そうそう。勉強会も某所で復活していると情報をいただいた。昨年は身内や個人に色々なことがあり、余裕がなかったがまた参加したいです。次回予定日は法事で帰省しないといけない日と重なったので、翌月から参加したいなぁ。開催日時の連絡を待ちます。というかこちらかアクションかけないと駄目かなー。