今年最後のワインは「モンラッシェ」で締め!!
今年最後のワインはあの「モンラッシェ」と鹿肉で締めました
ワインリスト*1
NOTE:
大晦日、今年最後の日締めるワインをどうするか悩やみますよね?そんな日に丹沢鹿の会のお誘いがあったので、ほいほいと参加させて頂きました。
料理は全てが参加者の持ち寄りで、ワインは予算を決めて料理に合わせて用意して頂きました。ミッシェル・グロは私からの差し入れ。
丹沢の鹿がメインだったのですが、最初はオードブル的な扱いで集まった「生ハム・生ベーコンとセミドライトマトのベビリーフ添え」と「ゴルゴンゾーラのマカロニサラダ」で頂きました。丹沢の鹿をローストでいただいたのですが、これが美味しかったです!!ロースやモモやタンなど様々な部位があったのですが、デミグラスとベリーのソースで頂いたのですが美味しかったです・・・ メンバーが揃ってシャンパーニュで乾杯。その後、蝦夷鹿のローストを作って頂き、私からの差し入れのワインを空けました。ワインのコルクをまた折ってしまい、撃沈しました。ワインはブラインドで出したのですが、さすが皆さん「ヴォーヌ・ロマネっぽい」や「クラシックな作り」など的確なコメント。ミッシェル・グロの要点をついてます。「最近のブルゴーニュワインの流行としては甘さを前面に出しているけど、そうじゃないつくりだね。」とのこと。
その後は、ピザやパンやキャロットやダイコンと豆のオイリーな和え物(?)などと一緒に、ムルソー・ペリエールやモンラッシェなどを頂きました。ムルソーはもう完熟していて熟成の第3段階くらいのレベルまで達していて、ピークアウト手前の状態でした。モンラッシェはまだピークアウトしていなくてまだこれから甘味が出てくるような印象。香りをもっとゆっくり味わいたかったのですが、時間も迫ってくる中いただきました。なんだろうネゴシアンものといえどモンラッシェ。ムルソーペリエールとは違った領域でした。両方のワインとも一度飲んだ事があるワインでしたが、こういう年代のいい状態のワインを今楽しめるということの大切さ。これからワインを買う時に希少性やスケールだけで求めるのではなくて、5,000円レベルのワインでいいので複数本求めて、かわりゆく熟成を楽しむべきという事を改めて実感しました。*2
ガングロフはまだ若くてもっと熟成させて飲んだらすごく美味しくなるんだろうなーという印象。でも、今飲んでも美味しかったです。
今年はたくさんワイン会にも参加させて頂き、いろんな体験ができました。愛好家として自分がこれからどういう風にワインと向き合って付き合っていけばいいのかとうことや、単純にワインが好きで、肩ひじを張らずにどんなワインにも対しても対峙できる気持ちの余裕を持つ事ができました。来年、再来年どんなワインを飲む機会があるかわかりませんが、一期一会で楽しんでいきたいと思います。今年が10年以上ワインを飲んできた中で一番心のステップアップができたなーと。
来年は家庭の都合上ワイン会に参加させていただく機会は減るかと思いますが、違った意味で成長を楽しめればと思います!!
みなさん、今年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。