ブルゴーニュの銘譲白ワインを楽しむ会(モンラッシェ)に参加した
ブルゴーニュの銘譲白ワインを楽しむ会に参加しました。
ワインリスト
日時
- 2010年7月30日
- 三軒茶屋のAKにて
NOTE:
仕事を終えて暑い中、電車を乗り継ぎ店内に到着。
テーブルを幾つかまとめて2つの大きなテーブルが配置されていました。
今日のワイン会は定員が8名だったところ、15人まで増えたそうです。
その分ワインを2倍用意したとのこと。メインのモンラッシェ人気がうかがえます。
最初に提供されたクレマンが美味しい。1週間前にも飲んでいますが、シュヴロの泡はこの暑い季節にぴったりで、かけつけ1杯に相応しいです。予定されていたロゼでない方の泡が品切れになってしまい、ロゼに変更になったとのことです。ロゼ泡も美味しいけどブラン泡も飲みたかったなー。8月以降に別ロットが入荷するそうなので、タイミングを見計らって購入したい。
つづいて、シュヴロのティユル。2007ビンテージは初めてだけど。これも美味しい。2006より優しい印象でした。比較してみないとなんとも言えないですけど、2006の方が好みかもしれないです。
シュブロのアリゴテについて説明がありました。
パヴロが80年代のお父さんが作ったアリゴテが美味しくて、長熟向けのアリゴテを作りたいと決意して、ドメーヌの前の畑でこのアリゴテを2006年からビオで作っている。
「ビオ?そういえば、シュブロって馬使って耕作しているんですか?白い馬で耕作しているそんな写真をみたところあるんですけど・・・エリックの馬ですか?」
と質問した所
No。使っていないんじゃないかな。今年から馬より軽い最新のトラクターを導入しているはずで、馬を使うのは土を固めるが嫌というのが理由だから。ブルゴーニュでは今の所馬より軽いトラクターを持っているのは「ルロワ」と「シュヴロ」だけじゃないかな。
ブルゴーニュでは最新技術(テクニカル)の移り変わりが激しいそうです。数年前には馬で耕作していたのかもしれませんが、今は使っていないのかも。いつまでも「馬を使っている」という資料やテクニカル情報を載せておくのは、インポータやショップのイメージ戦略という理由もあるかもしれないですね。
過去に馬を使っていたという事実はあるようです。「今がどうなのか」という事はきっと渡仏の時に確認してくれるでしょう。*1 :-)
2007年05月29日の記事一覧 - 詳細表示 - Yahoo!ブログより
http://blogs.yahoo.co.jp/kaomaranges/archive/2007/05/29
次にコルディエのブランシュ。おいしい。温度も適温でかなり自分好み。
またまた質問してみました。
「なぜ、コルディエのたくさんある白の中からこれを選んだのですか?」
ピュリニーに続く事を意識した。
別の畑はワインの特徴が少し違うし、VVはマコンとプィイ・フイュッセの特徴が強く出ているから、ピュリニーから遠ざかる。
メモをしていなかったので詳細は忘れちゃったのですが、こんな感じの事を言っていた気がします。
2本のピュリニー1erは美味しかったのですが、会話に夢中になっていて細かい特徴はよく覚えていないです。ピュリニーを飲みながらドイツ料理とかドイツワインの話しで盛りあがっていました・・・
最後はモンラッシェ。はじめてのモンラッシェ体験です。
香りは華やかで複雑性がありますが、感動で体がすくむほどではありません。
やや低めの温度でグラスに注いでいただき、グラスの中で徐々に温度があがっていきます。
グラスの中で良くなっていくんですね。飲み干すのがもったいないのですが、香りを嗅ぐと飲んでしまう。そんな繰り返しでわりとあっさりとなくなってしまいました。
フローラルな華の香りが印象的でした。
希少性と期待度が高すぎるので、モンラッシェを飲むのは難しいなぁと・・・
今回の体験だけではモンラッシェを理解したとは言い難いです。
白ワインが好きなので、またモンラッシェを飲む機会に出逢うことがあるかとは思いますが、その時にはもっと、いろんな事を感じ取れるようになっていたいな。
まとめ
- 料理おいしい
- ズッキーニと黒鯛のポワレがおいしかった
- ワイン
- 温度が適性でおいしくいただけた
- グラスの中で温度と時間の変化ともに表情も変わった
- モンラッシェはもっとゆったり飲むべきワインかも
- グラン・クリュの中でもトップレベルの畑の力はいろんな意味ですごい
- 夏は泡。これ鉄板。
お話していただいた方、どうもありがとうございました。楽しかったです。
最後に、会を開いて頂いたHさんありがとうございました!
*1:期待