夏の終わりにシャンパーニュのロゼをあけた

宣言どおり半ダースほどワインを購入しました!その中の1本です

WINE:

  • ビンテージ:ノンビーテージ
  • 生産者:マルゲ・ペール・エ・フェス
  • 名前:ブリュット・ロゼ・グラン・クリュ
  • 産地:シャンパーニュ

日時

  • 2012年9月3日(20時頃)
  • 月齢 :16.8 大潮(マイナス)
  • 栓抜時:潮位(168)方向(マイナス)
  • 当日潮位:満潮(198)干潮(55)

NOTE:

週末にワインをたくさん買いました!リビングのセラー空きスペースがあればもっと買ってしまうところでした...

リビングのセラーは小さめにしておくというのは抑止力にもなっていいですね。

ということで、早速買った泡を開けました。車で数十分揺られて当日にあけたので、栓を抜いた瞬間吹き出てきました。泡立ちも荒く本来ならセラーで数日でも休ませた方が良かったんだろうな飲みながら当たり前のことを思っていました。

このシャンパンですがやや酸味が強め。香りの立ち方が良くて値段を考えると相応にこたえてくれました。購入するときは生産者のことを知らずに「価格帯とタイプでお勧めのもの」とリクエストしたので、前知識がなくて飲みながら購入した時にもらった資料を読んで知ったのですが、ビオで栽培されて生産者なんですね。

シャルドネ70%とピノ・ノワール30%とシャルドネ比率が高い。瓶熟成2年後に蔵から出荷らしいのですが、そんなに熟成感は感じられませんでした。以前に飲んだ5〜7年くらいセラーに入れてあったブラン・ド・ブランのシャンパンは明らかに熟成を感じました。

夏場にロゼや白ワインや泡を飲めなかったのは残念ですが、遅ればせながら泡を飲めたので少しメンタルが回復しました。次は、ロゼか白を飲みたいところですが開けようと思っていてタイミングをはずしてしまったボルドー赤も開けたい...

うーん、どばーっとワインをあけれるワイン会が愛おしいです。w

第2回Nさんの手料理&ワインの会に参加しました

第2回のお題は「ホワイトアスパラガスを楽しむ」です。

ワインリスト

  • 生産者:アンドレ・クルエ
    • シルヴァー・ブリュット・ナチュール
  • 生産者:ジャン・フルニエ
    • 2010年 マルサネ・ロゼ
  • 生産者:コルディエ・ペール・エ・フィス
    • 2006年 プイィ・フュイッセ・ヴェール・ピュイイ
  • 生産者:コルディエ・ペール・エ・フィス
    • 2006年 プイィ・フュイッセ・ヴェール・ピュイイ
  • 生産者:シャトー・ド・フュイッセ
    • 2000年 プイィ・フュイッセ・コレクション・プリヴェ
  • 生産者:アラン・コシュ・ビズアール
    • 1976年 ポマール ヴィエーニュ・ヴィーニュ
  • 生産者:エゴン・ミュラー

料理

  • タラコとマスカロポーネのディップ
  • 小海老とプチトマトのスティック
  • アンチョビ、スモークサーモンの取合せ
  • トマトの冷製スープ ヨーグルト風味
  • ホワイトアスパラガス、生ハムとバター・ソース 
  • ポークフィレ・メダリオン アルロネーズ風、 温野菜を添えて
  • りんごのタルト

日時

  • 2012年6月10日
  • 平野弥にて

NOTE:

この会の時に体調は悪かったのですがその後体調を崩してしまい、更に妻が1ヶ月以上会社を休むほど体調を崩し、子供も2ヶ月以上体調を崩し最終的に肺炎にかかって、このエントリーを書いている本日やっと、お医者さんから子供が完治したと診断いただいたので、遅ればせながら書いています。

もう2ヶ月以上前のことになるかと大変な日々をふりかえってあっという間に過ぎてしまった印象です。

当日は鼻が効いていなくてワインの良さを存分に楽しめなかったのですが、料理・ワインとも美味しくて、2006のコルディエ・プィイ・フィイッセが適度に熟成されていて好印象でした。

料理が今回も素晴らしく、楽しい会話と食事で時間を過ごす事が出来ました。秋口にはまた開催したいねーと言っていたので、暑さが過ぎ行く頃また開催できるといいなぁ。

お料理:






Nさんの手料理とワインの会に参加しました

昨年末に平野弥さんのワイン会でお逢いした方々と意気投合して実現しました

ワインリスト

  • 生産者:シャトー・ド・フュイッセ
  • 生産者:ジャン・フルニエ
    • 2005年 マルサネ・キュベ・サンチュルバン・ブラン
  • 生産者:ファビアン・コシュ・ブイヨ(アラン・コシュ・ビズアール)
    • 2005年 ピュリニー・モンラッシェ・ガレンヌ 1er
  • 生産者: ドメーヌ・ド・クロ・サロモン
    • 2009年 ジヴリー・クロ・サロモン 1er
  • 生産者: ドメーヌ・リュシー・エ・オーギュスト・リニエ
    • 2004年 モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ "キュベ・ロマン・リニエ"
  • 生産者: ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィス
    • 2006年 プイィ・フュイッセ・ジュリエット・ラ・グランデ

ここからは2次会

  • 生産者:シモン・ビーズ
    • 2002年 ピュリニー・モンラッシェ・ガレンヌ 1er
  • 生産者:ジャン・ミシュロ

料理

  • 胡桃とサワークリームのディップ
  • オリーブとグリュイエールのスティック
  • サーモンマリネ・菜の花付け合せ
  • 生ハムの盛合わせ・グレープフルーツ添え
  • サラダ・ニソワーズ
  • ブッフ・ア・ラ・ブールギニョンヌ(牛バラ肉の赤ワイン煮)
  • グラタン・ド・フィノア(ジャガイモのクリームグラタン)添え
  • デザート・ホワイトチョコのムース イチゴとオレンジのコンフィチュール

日時

  • 2012年2月5日
  • 平野弥にて

NOTE:

寒い中実現しました。

それぞれが昨年末に初めて出逢って楽しい食事と美味しいワインに囲まれて、Nさんの料理話で盛り上がりトントン拍子でこの会を開催できることになりました。

前回と同じくとても楽しい一日でした。

スナップショットベースで(料理の)感想を。食事をしながらした会話は何気ことからお互いの事の小話など。

アミューズ的なパン

バケットクルミサワークリームのディップをつけて頂きました。このディップが美味しくてパンを最初からガツガツ食べてしまいました。私的にこの日のマイヒット。

泡を合わせたのですが、この泡はたぶん3回目の体験。このボトルは少し香りにちょっと癖があるなぁと感じました。嫌な感じというわけじゃないんですけど何か鼻にひっかかる印象。とはいったものの美味しい泡ですぐに飲み干しました。

アミューズその2

シンプルに串刺し。グリュエールはやや新し目(だと思います)でした。
これには私からの差し入れのフルニエのマルサネ・ブラン。最新のリリースヴィンテージから5世代前の2005年。以前に飲んで意外と美味しいなと思って買ったもの。

いい感じで熟成が進んでいて美味しかったです。香りがとても開いていて軽めのナッツのような熟成香と花系の華やかな感じが混ざっている感じでした。香りだけで嗅いでいてもいいくらい。

味は各要素が弱めでしたが時間をかけてゆっくり飲むとしみじみと満足できるタイプ。こちらもスルスルとはいっちゃいました。こういうワインを8年くらい熟成させて回していけるようストックしたいなぁと改めて感じました。

また、少し自分で成長したなと感じた所は、美味しいけどこの内容と酒質だと次のワインで後戻りできない差があると予測できた事。皆さんにボトルに残っていた分も飲みきって頂きました。

オードブル

力作です。サーモンは宮城産で1本から下ごしらえされたそう。付け合わせの菜の花が相性ぴったりでもう完璧。この時点で趣味のレベルからレストランやビストロで出されていても良いと思える手のこみよう。

生ハムもイタリアの厳選されたものらしく、美味しかったです。

これらに合わせるのが、コシュ・ブイヨのガレンヌ。2005ビンテージの白は飲み頃にさしかかってきましたね。フルニエのマルサネ・ブランと比べると酒質が2〜3段階くらい違いました。純粋に香りもよくて美味しく、料理も活かしてくれました。本日のベストブラン。

サラダ

オリジナルドレッシングがかかって美味しかったです。ドイツでは一人これくらいのボールででてくるそうです。

次の前座のワインとしてクロ・サロモンが登場したんだけど、ちょっとかわいそうでした。というのも、閉じていて以前に飲んだ2008とは随分印象が違います。タンニンも強めでここまで違うのかと思ってしまうくらい。一つ前の白が飲み頃がバッチリで開いていたから相対的に...

メインの肉料理


牛バラ肉を赤ワインで煮たもの。水はいっさい使わずブイヨンとフォンドボー(だったと思います)で前日から仕込まれた一品。ブイヨンとフォンドボーは業務用のものをこの日の為に仕入れて頂いたみたいで、準備に手がかかっていて感心するばかりました。ソースに使うワインは良すぎると逆にバランスが難しくなるので、チリワインとブルゴーニュワインを使ったそうです。

これに合わせるワインが、メインのモレ・サンドニのプルミエクリュ。2004年でキュベ・ロマン・リニエと言えば、もう歴史に残るくらいのあれですね。あれ。今2004年のワインが美味しくなってきているようで、このワインだけはすぐに決まったそうです。

色も少しレンガがかって色で熟成感もでてとても美味しかったです。今更ながらもう少し印象に残った事はメモとっておいてもよかったなーと...

デザート

パティシエ?綺麗に3層分かれていて、ムースもゼリーもおいしかった。
ジュリエット・ラ・グランデは熟成してきて安定度が高くて美味しい。甘口ワインの部類なんですど、余韻が短い甘さでした。品があるというのか、単体でデザートになりきれないワイン。そんな感じです。

たくさん飲みました

適度な量でたくさんのワインをいただきました。今回のワインは飲み頃のワインも多く自分好みのタイプが揃っていました。おいしい食事とワインありがとうございました。

2次会


今日はもう少し飲めるので、そのまま「追加でもう一本あけたいのですが」と言ってレコメンドして頂いた1本。レアものです。

かくかく然々でラベルが剥げちゃっている謎のボトル。中身はシモン・ビーズのガレンヌ。今日飲んだコシュ・ブイヨと比較するのにもいいし、モレサンドニの印象が残っている中だと赤は相当いいモノじゃないとキツイということでしたので、これに。

コシュ・ブイヨの方が格が一つ上に感じるくらいの差がありました。でも、これはこれで美味しい。レア度の方が中身を勝っている感じ。比較すると面白いモノですね!

最後に帰りがけに既に開いていたボトルを試飲させて頂きました。3日ほど経っている93ムルソー。古酒のニュアンスが出始めていて、古酒好きにはよさそう。悪くはないけど良くもない。このボトルがバランスがとれていないだけで、たまにはこんなのも飲みたいなーと思える1本でした。

最後に

今回は「美味しかった」というフレーズを連発してしまいました。
ということで、次も楽しい会が開催できる事楽しみにしています!

ワイン会でDRCの古酒ロマネ・サン・ヴィヴァン1974の3Lボトルを飲んだ

ワイン会でDRCの古酒でしかも3Lボトルという貴重なワインを飲むという体験をしました

ワインリスト

  • 生産者:シャトー・ド・フュイッセ
  • 生産者:ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィス
  • 生産者:ジャン・フルニエ
    • 2009年 ACブルゴーニュ・ルージュ
    • 2009年 マルサネ・キュベ・サンチュルバン
  • 生産者:ドメーヌ・ラモネ
  • 生産者:アンリ・ド・バエーズ(モワラール)
  • 生産者:ドメーヌ・ド・ロマネコンティ
    • 1974年 ロマネ・サン・ヴィヴァン

日時

  • 2012年1月8日
  • 平野弥にて

NOTE:

平野弥さんの1周年記念&テラスお披露目のワイン会に参加してきました。

今回振る舞われるワインがびっくりのDRCの古酒。DRCは過去エントリーでも触れていますが偽物の数が半端なく多く、値段も希少価値から飛び抜けて高く、しかも状態が良いものとなるとお目にかかるのはかなり難しいです。

今回は、平野弥さんが兼ねてからストックしていたというボトルのようです

  • 流通経路
  • ワインの状態

の2点は信頼できます。年代物なのでブショネや雑菌などは当たるも八卦当たらぬも八卦という感じですが、熱劣化に関してはまず大丈夫でしょう。

そして、もう一個大事な事。それはこのボトルがリコルクされていないという事なんです。マグナム(1.5L)は通常のフルボトル(750ML)に比べ熟成カーブが緩やかで熟成後は同じ状態でもより美味しいと言われていますが、ジュロボアム(3000L)はさらに期待が持てます。

というところで、基本情報はこのあたりでロマネ・サンヴィヴァンの感想はのちほど。

自社輸入のデイリーワイン's

価格が3,000円前後までのブルゴーニュワインとしては日常的に飲むようなレンジがリストアップです。

このワインのほぼ全てを1度は飲んだ事はありましたが、体調が万全ではなかったこともあってか幾つかのワインがいつもより美味しく感じませんでした(まずいというわけではなく)。

泡は駆けつけ一杯には美味しかったです。真冬ながらお天気が良かったのでテラスの中はポカポカしていましたので夏でも冬でも泡は良いですね!同一銘柄が複数本あったのですがあるボトルでは左記泡が若干のブショネでグラスに臭いが移るのが嫌で回収されている様子もありました。*1

次にサン・ヴェランです。同じものを3〜4週間前に自宅で飲んでいます。その時はワインに厚みや濃さやジューシーさはなかったのですが、小さい次元でこじんまりまとまっていて美味しかったのです。それに比べ、当日の私が飲んだボトルは少しバランスが崩れていて、ワインの弱さが目立って「うっはー、うめぇ」というインスピレーションはなかったです。体調が万全ではなかったのでそれが影響していたのかなーと飲みながら思っていました。(大事なことなので2回言いました)

続いて、コルディエのワインです。2010も何度も2009に比べてこんなもんじゃないだろう... と感じました。フレッシュさに加えて果実実溢れるパワーがないのです。2009というヴィンテージの影響をもろに受けていたんですかね。2009で良い面にでたところが2010になかったとか... ボジョレーはやや冷やし気味で抜栓直後のものです。さわやかで期待値の内容。次のボトルもあるのでさくっと進んでしまいました。

さぁ残り2生産者です。一つはジャン・フルニエ、もう一つはラモネ。ACブルゴーニュ同士で比べてみるとジャン・フルニエの方が圧倒的に濃い。一方ラモネは今が一回目の飲み頃なのか香りもよくてすごく美味しい状態でした。このラモネに比べられて少しフルニエのワインがかわいそうな気がしました。

デイリーワイン感想まとめ
  • 白はいつもより本領発揮できていなかった(気がする)
  • デイリーワインではラモネが一番印象に残った
    • が... 2時間後思わぬ所で大逆転のサプライズ(後ろの方に書いています)
  • この値段なら全部納得はできる内容

前座の古酒ムルソーペリエール

歓談と飲食が進む中1時間くらいしたところで、前座のワインとしてムルソーペリエール1984がデキャンタージュされた状態で提供されました。色は黄金色。記憶では同じロットのワインを過去に2度は飲んだ事があり記憶を呼び起こすとちょうど1年前の年末。「もうピークアウトしている」と感じたと記録に残してありました。その時は同じ時に飲んだ同一ヴィンテージのモンラッシェと比べたから印象の分が悪かったのかもしれません。今回も、ピークアウトしているという印象は変わらず、酸とアルコールの支えはまだ残っているけど糖が抜けきってしまっていて、ワインのスケールとしては少し残念な感じでした。ただ、明らかに10年〜15年のワインでは感じる事ができない領域で、古酒と呼ぶにふさわしい液体となっていました。こういうワインは好みにとても左右されるので、好きな人とそうでない人がいました。2つのデキャンタを飲み比べ「私はこっちのデキャンタに入っている方が好き」「自分はこっちだなー」と分かれた意見が飛び交っていました。

ムルソーペリエールの感想まとめ
  • 古酒は飲み手の心に訴えかけてくるものがあるなぁと感じた
  • 非常に好みに左右される
  • 色は綺麗
  • シェリー香(?)はそんなに感じなかった
    • というより香りが弱かった?

DRCのロマネ・サン・ヴィヴァン

ついにきました。もう注ぐだけで会場がざわつきます。カメラの数も多かったです。色がオレンジでほんのりした香り。香りが非常に弱くこちらもピークアウトしています。2杯頂きました。1回目は巡回して注いだ上部〜中部。2回目は1巡して余った檻を含んでいるかもしれない下部。

色や香りや味は全体的に薄くなっているのですが、それが水っぽいのかというとそれは違います。紹興酒の系統に近い味わいなのですが、なんとも言いがたいのですが雑味がほとんどなくクリーンで喉を通り過ぎていく液体と化していました。こちらもグラン・ヴァンでスケールが大きいと感じたであろう時期はとうに過ぎ、私が普段飲んでいるワインという液体とは別次元の液体でした。また、ネゴシアンのデイリーなオールドヴィンテージに感じる衰退した液体とも別です。

比べ物になるかわからないのですが、1976年のクロ・サン・ジャックを飲んだ時はここまで深くは感じませんでしたし、それは普段自分が飲んでいるワインの延長にいました。一方、このワインはDRCという事が念頭にあったからかもしれませんが、脳と雰囲気でワインという形の別の物を飲んでいた気がします。

(記憶を記録する為に単純な美味しさで言えば、去年飲んだ1989年のボーカステルの方が美味しかったかも。えっ!?)

DRCはたった1〜2杯飲んでわかるようなもんじゃないですねw

DRCロマネ・サンヴィヴァンの感想まとめ
  • 古酒の次元が違いすぎる
  • 飛び抜けて美味しかったか?というとそうでもない
  • 下部も澱が混ざっていなくて美味しかった
  • 84のペリエールがあったことでとても良い比較ができた
  • DRC3Lボトルのサーブを見るだけでも価値があったw
  • いつかフルボトルとまではいかなくても、それなりの量を変化を味わって飲めればいいなぁ
  • 自分で買うとしても記念や思い出と引き換えなら価値はあると思った

まとめのまとめ

  • 楽しい会でした
  • 貴重な体験ができました
  • 普段とは違う雰囲気が味わえました(DRCはどんな飲み手でも「おぉ〜」となる)
  • みなさんワインが好きなんだなーと実感しました
  • 料理は立食で鴨や牛ほほ肉赤ワイン煮やピクルスやラザニアなど頂きました。美味しかったです。
  • 2時間経った時のロゼがやたら美味しくなっていてびっくり!!
    • DRCを飲む直前に2回もおかわりしてしまった...
    • たぶん今日一番本領発揮したワイン。

デイリーワインでも希少価値の高いワインでも集まる人や場所や雰囲気によって楽しい場になる事は変わりない。

とても良い時間を過ごせました。すてきな会を開いてくださった平野弥さん、しゃべってくださった皆さんどうもありがとうございました。

記念写真

デイリーワイン

ムルソーペリエール1984

30人分のグラスが1勢に並べられる

平野さん怒濤のサーブ

74のロマネサンヴィヴァン(38年もの)

*1:ブショネセンサーが発動されてすごい!!

死ぬまでに飲むべきワインのひとつを飲んだ

色々とあるなかでこのワインは飲んでみたいと思っていました

ワインリスト

NOTE:

飲むきっかけとなったのは、会社同僚から「シャンパーニュのワインをお祝いに贈りたいのでお薦めってなんですか?」と聞かれた事。私自身シャンパーニュという括りではこだわって泡ものは飲んでなかったので、こういうモノがありますよくらいでしかお薦めできませんでした。

予算と質を聞いて最終的に自分なら飲んだ事ないけどKrugをおくるかなーという話をしたら、「じゃあ、それにします」となり、「飲んだ事ないのをここ一番で贈るのはねー」「じゃあ割り勘で飲んでみよう!」という話になって、Krugをお試しで飲む事になりました。

開けた当初はKrugの特徴は身を潜めていて他の泡と比べ劇的な違いは感じにくかったのですが、30分〜1時間くらい経った頃には熟成感からくる燻した栗系の香りがグラスを支配していました。泡はとても細かくて比較すると明らかに別カテゴリのレンジのワインだなぁと感心しました。泡も繊細で飲み口も良かったです。

メゾン系のシャンパンに心配しがちなコストパフォーマンスですが、この内容なら値段に見合っていて納得できます。いつかまた飲む日がきっと来るといいな :)

最後に他の泡について。Krugとの比較対象としたかったので持ち寄りで2本追加となりましたが、全て美味しくボトルが底をつきたことを書き残しておきます。人数分でお腹いっぱいKrugも他の泡も楽しむ事ができました。

今年最後のワインは「モンラッシェ」で締め!!

今年最後のワインはあの「モンラッシェ」と鹿肉で締めました

ワインリスト*1

  • クレマン・ド・ブルゴーニュ
  • ペーパーウッド・ジンファンデル
  • ジェラール・キヴィ ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ05
  • シャンパーニュ
  • ミッシェル・グロ ニュイ・サンジョルジュ・プルミエ・クリュ 98
  • オスピス・ド・ボーヌ ボーヌ・プルミエクリュ02
  • ムルソーペリエール 84
  • ガングロフ コート・ロティ 02
  • モンラッシェ 84

NOTE:

晦日、今年最後の日締めるワインをどうするか悩やみますよね?そんな日に丹沢鹿の会のお誘いがあったので、ほいほいと参加させて頂きました。

料理は全てが参加者の持ち寄りで、ワインは予算を決めて料理に合わせて用意して頂きました。ミッシェル・グロは私からの差し入れ。

丹沢の鹿がメインだったのですが、最初はオードブル的な扱いで集まった「生ハム・生ベーコンとセミドライトマトのベビリーフ添え」と「ゴルゴンゾーラのマカロニサラダ」で頂きました。丹沢の鹿をローストでいただいたのですが、これが美味しかったです!!ロースやモモやタンなど様々な部位があったのですが、デミグラスとベリーのソースで頂いたのですが美味しかったです・・・ メンバーが揃ってシャンパーニュで乾杯。その後、蝦夷鹿のローストを作って頂き、私からの差し入れのワインを空けました。ワインのコルクをまた折ってしまい、撃沈しました。ワインはブラインドで出したのですが、さすが皆さん「ヴォーヌ・ロマネっぽい」や「クラシックな作り」など的確なコメント。ミッシェル・グロの要点をついてます。「最近のブルゴーニュワインの流行としては甘さを前面に出しているけど、そうじゃないつくりだね。」とのこと。

その後は、ピザやパンやキャロットやダイコンと豆のオイリーな和え物(?)などと一緒に、ムルソーペリエールやモンラッシェなどを頂きました。ムルソーはもう完熟していて熟成の第3段階くらいのレベルまで達していて、ピークアウト手前の状態でした。モンラッシェはまだピークアウトしていなくてまだこれから甘味が出てくるような印象。香りをもっとゆっくり味わいたかったのですが、時間も迫ってくる中いただきました。なんだろうネゴシアンものといえどモンラッシェ。ムルソーペリエールとは違った領域でした。両方のワインとも一度飲んだ事があるワインでしたが、こういう年代のいい状態のワインを今楽しめるということの大切さ。これからワインを買う時に希少性やスケールだけで求めるのではなくて、5,000円レベルのワインでいいので複数本求めて、かわりゆく熟成を楽しむべきという事を改めて実感しました。*2

ガングロフはまだ若くてもっと熟成させて飲んだらすごく美味しくなるんだろうなーという印象。でも、今飲んでも美味しかったです。

今年はたくさんワイン会にも参加させて頂き、いろんな体験ができました。愛好家として自分がこれからどういう風にワインと向き合って付き合っていけばいいのかとうことや、単純にワインが好きで、肩ひじを張らずにどんなワインにも対しても対峙できる気持ちの余裕を持つ事ができました。来年、再来年どんなワインを飲む機会があるかわかりませんが、一期一会で楽しんでいきたいと思います。今年が10年以上ワインを飲んできた中で一番心のステップアップができたなーと。

来年は家庭の都合上ワイン会に参加させていただく機会は減るかと思いますが、違った意味で成長を楽しめればと思います!!

みなさん、今年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。

*1:参加者人数超えています

*2:年齢的にもまだイケるとw

ドンペリと間違えたスペインのカヴァ(売り文句)

頂き物です。

WINE:

  • ビンテージ:ノンビーテージ
  • 名前:セグラ・ヴューダス・ブリュット・レゼルヴァ
  • 産地:スペイン

日時

  • 2010年8月14日(20時頃)
  • 月齢 :9.4 長潮(プラス)
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

地元のワイン友達*1に複数本買ったワインをお中元代わりに1本プレゼントしたら、2本デイリーワインをお返ししてくれました。

その中の1本で、「あのドンペリと間違えた泡」というキャッチフレーズらしい。
補糖ありとなしの2本があって、補糖ありの方を頂きました。

昨年、TV番組『世界○○○○バリュー』で、
驚くべき事件が起こりました!

「ブラインド・テイスティングドンペリを選ぶ」
というコーナーで、
15,000円相当(希望小売価格19,950円)
ドンペリを、1,400円のカヴァと間違える
という出来事が・・・

しかも、選んだのは、超有名司会者S氏と、
ワイン・エキスパートの資格を持つ出演者という、
ワイン通の2人!

そう、『これがドンペリだ!』と、言わしめたのは、
抜群のコスト・パフォーマンスを誇るスペインのカヴァ

ワインセラー専科
http://item.rakuten.co.jp/cellar/1474095/#1474095

ちょっ。事件ってw
まぁ、このレンジは身が震えて驚き泣き崩れることが日常らしいので、さーっと流しましょう。しょうがないですよね間違えても。ドンペリってどこにでも売っているから状態ではずれる確立はかなり高いはず。TV用に仕入れたボトルの状態が良いとは限りません。


ブラインド難しいですよね。

感想

けっこう豪快で泡のキメが粗くて、後味の甘ったるさが抜け切らないところが残念です。ドンペリ超えるの?と期待して飲んだらきっとがっかり。値段なりだと思いました。暑いから泡を飲むというのにはというシチュエーション向きですね。。リファーじゃなくてドライの輸入です。状態はばっちりとは言えなくて、状態が良ければもう少し楽しめたかも!!

*1:と言っても一回り以上年齢が上なのですが