残してしまったダニエル・バローのマコン

前回と印象は同じでした。

WINE:

  • ビンテージ:2011
  • 生産者:ダニエル・バロー
  • 産地:マコン・シャトレ
  • 畑:ラ・ピエール・ポリー

日時

  • 2016年11月23日(19時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

シャケのクリームソース煮だったので合いそうなワインを選んでみたものの残念ながらワイン負けしてました。
フラットスポットを作ってしまったタイヤのように、微かにあるシャルドネのよさがぽっかり抜けてしまっています。アルコールの印象しかありません。

残念。

子供の生まれ年のプリュム・ゴールド・カプセルを試した

禁断のコールド・カプセルに手を出してしまいました。

WINE:

  • ビンテージ:2011
  • 生産者:Joh.Jos. Prüm(ヨハン・ヨゼフ・プリュム)
  • 産地:ドイツ・モーゼル
  • 畑:ヴェレナー・ゾネンウーア
  • 等級:アウスレーゼ

日時

  • 2016年11月18日(19時頃)
  • 月齢 -・- (-)
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

無事、子どもの生まれ年で一通り買いたいと思っていたワインをこれで揃えることができました。
Prüm は妻の大好きなワインで、カビネットアウスレーゼまで1ケース分くらいを買うことができて、アウスレーゼの3倍くらいする価格の希少なコールド・カプセルも入手に成功!!

秋に複数本抑えることができたので、今回あけたのは春頃に1本だけ先行してお試しで購入してあったものを試します。グラスの周りに小さな気泡がつく程度の微発泡はいつものことながら、アウスレーゼという糖度なのにどこも出しゃばらないバランスのよさで、ドーヴネのようなスケールの大きさはないものの単純にとても美味しい飲み物でした。

違いは完成度。丁寧に作られていることが飲んだらわかります。

こういうワインがまだお手頃価格で買える世界中の辛口嗜好は私の味方になってくれているようです。
もっと、ドイツワインが脚光を浴びて広まって欲しいなと思う反面、ボルドーブルゴーニュワインのように高騰してしまうと悲しいという微妙な心境です。

次はいつ飲もう・・・

photos:

ゴールドカプセル

アルフォンス・メロ・キュヴェ・エドモンド1998の2本目

10ヶ月ぶりぐらいにあけました

WINE:

  • ビンテージ:1998
  • 生産者:アルフォンス・メロ
  • 産地:サンセール
  • 銘柄:キュヴェ・エドモンド

日時

  • 2016年9月23日(18時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

ボトル差は感じず、前回の印象と大体同じ。ちょっとだけ違うのは緩さはあまり感じなかったのですが、アルコールベースの酒質が強めで酸の伸びや果実味の広がりが弱かった。温度が低いと果実味が昇華してしまっているぶん素っ気ないのですが、温度があがってピタッとあうとシェリーやウィスキーのようなハードリカー系のニュアンスがでてきて酒質も強く感じます。

温度が高めのセラー環境で過ごしたもうちょっと早く飲んでればピークに巡り合えたかもと思う一方、低めの温度のセラーリングだったらもっと寝かしてピークをずらせ、涼陰をイメージできる質感のワインにできたのかもと思ったりしました。

酒屋さんのポリシーが低温で塩漬けするのは好きじゃない派でしたので、このワインはコンディション云々を超えた個性なんでしょう。好みはどっちかというのは置いておき・・・

まぁ、こういうワインもたまにいいものです。それよりもブルゴーニュ赤ワインが飲みたいなぁ。

シュタインベルガーのラベルが変わってしまって寂しい・・・

我が家のスタンダードワイン

WINE:

  • ビンテージ:2011
  • 生産者:クロスター・エアバッハ(国立醸造所)
  • 産地:ドイツ・ラインガウ
  • 等級:カビネット

日時

  • 2016年9月18日
  • 月齢 -・-・(-)
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

過去にたくさん飲んできたシュタインベルガー。
最近だと88のマウアーワインラベルが変わった時のQBAのゴールドカプセルなどを飲んでいる。

94のシュタインベルガーKBをケース買いして飲んだのはいい思い出。そんなシュタインベルガーも子どもの生まれ年のヴィンテージを複数本買ってあり、そのうちの1本をあけてみました。

昔はモーゼルのワインと違って疲れている時には飲みたくはないソリッドなワインだったのに、甘味がのっている癒しワインに変わっていました。時代がかわってラベルが変わったのと同様に、作りへも影響を与えているんでしょう。

美味しいワインなのに心に響かないワインになってしまったなぁ。

Photo:

シュタインベルガーのラベルを話題にする時にいつも載せるこの写真。逆さの鷹が意味するものは時代。時代というのは確実にあって、その積み重ねでラベルが原形を留めないほどに時代の影響で変わってしまった。そしてそういう時代を私は生きていて、あと数十年先に子どもの生まれ年のワインを飲んで、その時代をどう思うんだろう。

明日同じ日が迎えられるとは限らないのに、数十年先の事を考えて年月と共に飲んでいくワインを買っている自分がいる。

マイナーな地域から想像できないくらいピチピチでうまかったトロッケン

リースリングのポテンシャルがよくわかるワインでした

WINE:

  • ビンテージ:2015
  • 生産者:エムリッヒ・シェーンレーバー
  • 産地:ドイツ・ナーエ
  • 銘柄:リースリング・トロッケン

日時

  • 2016年9月15日(19時頃)
  • 月齢- 小潮 (-)
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

これはやばい。

フレッシュ感があって果実味と辛口であとを引かないバランス感の良さ。
純粋にうまい。この感覚ひさびさ。

春先に購入したドイツワインの中でもキラリと光るものがあるなと思って、購入価格を見直したら1,000円くらいだった。
この生産者の裾物らしいんだけど、日本のインポータさん達はこういうレンジ(低価格のトロッケン)をもっと輸入した方がいいじゃないかと... *1
薄利多売の商売になってしまいますが、もうちょっとだけ円高になれば十分やっていけるはず。

レープホルツと並んで、今回買ったワイン群の中でもサプライズだ。

*1:私が探せたり・巡り合えたりできていないだけかもしれませんが...

1年休ませたアルザスの遅摘ゲヴェルツトラミネール2本目を飲んだ

ところで2000年ビンテージってもう古酒扱いなのでしょうか?

WINE:

  • ビンテージ:2000
  • 生産者:レオン・ベイエ
  • 産地:アルザス・エギスハイム
  • 畑:ペルシベルグ・グラン・クリュ
  • 葡萄:ゲヴェルツ・トラミネール

日時

  • 2016年9月3日(20時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

約1年ぶりに同じワインをあけました。2本購入したうちの2本目です。

ヴァンダン・ジュタルディヴだけあって深みがあります。
飲む時にはリースリングだったか、ゲヴェルツだった忘れてたんだけど、これくらいの域になってくると貴腐っぽさの印象が強くて、ラベルをみて「あーそうか」と思い出す。

前回はわりと買ってすぐ飲んだのでポテンシャルを発揮できなかったからか緩く感じけど、今回はそんな傾向もなく2本目の方が美味しく感じました。色々なタイプの白ワインを飲み始めてこういうワインの良さがわかってきたかも...

自分の中では、これくらいが身の上にあった美味しいと感じるど真ん中なワインでした。

コルディエの本格白ワインとしては一番お勧めかも

はち切れそうな果実味がすごい

WINE:

  • ビンテージ:2013
  • 生産者:ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィス
  • 産地:マコン
  • 銘柄:プイィ・フュイッセ・ヴィーニュ・ブランシュ

日時

  • 2016年8月30日(19時頃)
  • 月齢-・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

これは、すごい。

試飲するといつもこのワインは好みでクオリティが高いなと思っていたけど、やはり完成度と熟成のポテンシャルも持っています。サン・ヴェランやブルゴーニュ・ブランとは明らかな違いがあります。

トロ・ボーのブルゴーニュ・ブランとは対極にあるタイプで、せせらぎのような優美はなく直球なんですよね。

低すぎる温度だと良さがでず、温度をやや高めで飲んであげないとポテンシャルを発揮できない。
今も美味しいけどもっとおいしくなりそう。ジュリエット・グランデやジャン・ギュスタヴなどトップキュベが素晴らしいというのは間違いないですが、お値段的にこちらのワインもお買い得です。

Photo:

濃いめのいい色合いです