クロ・デ・ゲットとは大きな差がありました

香りがとてもよかったけどこれが古酒となってよくなるかは...

WINE:

  • ビンテージ:2011
  • 生産者:アンリ・ド・ヴィラモン
  • 産地:サヴィニー・レ・ボーヌ

日時

  • 2016年11月4日(19時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

村名サヴィニーはタスト・ヴァン2004を飲んだことがありました。購入額はタストヴァンと同程度で子供の年ということもあって、2年ほど前に買ったクロ・デ・ゲット2011と比較する意味数本買ってみました。

体調が良くなくてしばらくお酒を控えていて、ばっちり治ってからこのワインをあけたら、すごくいい香りで期待したけど、飲んでみると閉じているのか、ドライすぎてがっかりでした。2日目はさらにヘタってしまい、ダメダメ。

このワインも暫く待つリスト行きとなりました。

紫蘇のようなブルゴーニュ・ルージュ

ど真ん中のブルゴーニュワインが飲みたかったのでこれを

WINE:

日時

  • 2016年10月2日(19時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

古酒とは代わって今度はリリース直後のワイン。

いつもはマルサネ・キュベ・サンチュルバンというキュベを新リリースの時には買うのですが、「今飲んで美味しいのはこちら」とお店の方からお勧めいただき、あえてこちらにしました。

個人的にはブルゴーニュ・ルージュよりキュベ・サンチュルバンが好みだけど、テイスティングを重ねた結果の「お勧め」には勝るものはないので、素直に聞きます。

グラスに注ぐと色が紫でした。フレッシュでワインの温度がセラーくらいの時は沈黙していたけど3〜4度くらいあがったところで焦点があって、「美味しい!」と思えるくらいに。

やや、酸味が先行する感じでしたが、これはヴィンテージの特徴なのかな。2013ヴィンテージと対称のような感じ。美味しいからこのワインもあっという間に飲み干してしまったけど、果実味の甘味がノッテこないこの手のワインは1杯の満足度は高くないけど、総じてボトルで飲むと良かったなという印象になります。

2〜3ケースまとめ買いの人もいるらしいので、人気なワインになったんだなと感慨深いものがあります。

アンリ・ド・ヴィラモンの古酒サヴィニー88最後の1本

昇華しきっていませんでしたが美味しかったです

WINE:

  • ビンテージ:1988
  • 生産者:アンリ・ド・ヴィラモン
  • 産地:サヴィニー・レ・ボーヌ

日時

  • 2016年9月29日(19時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

1年半前に大当たりのボトルをあてて、同じロットを買いました増しました。その後、同じワインをレストラン持ち込みで1本あけて、同じ時期入荷のヴォルネイ85を1年前にあけました。

初回ボトルが良すぎたので、あれ以上はないだろうとは思っていましたが、想像通り予想の範疇。

今回のボトルはまだ果実味が残っていて後数年はいけるんじゃないかというくらいで、ノンリコルクなのに村名ワインでここまで綺麗に熟成するんだという典型。

2日目になったらヘタるので1日目でほとんど飲みきらないと思って2/3ほど飲んだ。

こういう古酒って出てくる時には一気にでてくるのに、半年から1年でピタッと消えるから不思議。
パトリアッシュのメルキュレ88もよかったし、一時期パトリアッシュのエシェゾー80年代が一気にでた時に買っておけば良かったなぁと後悔。最近は円高傾向なのでインポータさんまた古酒輸入してくれないかなー。

photo

ラベルがすぐにヘナヘナになってしょぼい...

30年経ったポンテ・カネをあけたけどコンディションが・・・

こちらも15年くらい前に買ったポンテ・カネです。

WINE:

  • ビンテージ:1986
  • 名前: シャトー・ポンテ・カネ
  • 産地:ポイヤック

日時

  • 2016年8月28日
  • 月齢 -・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

ステーキを食べるとということで、自宅のセラーに持ってきてから半年ほど休ませてあったワインをあけました。
慎重にコルクを抜きはじめ、結果的に折らず抜くことができ会心の出来だったのですが、コンディションに不安があったが的中してしまい、ワインが駄目でした。

ついこの間、ボルドー試飲を繰り返したり、マトラスを飲んだ印象もあったせいか、熟成していて色合いはよかったの美味しいとまでは感じられず、透明でアシッドで沈んだワインでした。ネックに綺麗に澱はついていたり液体は綺麗だったのに熱でやられていたようです。

コンディションは大事です。

バルサミコソース:レシピ

忘れないように

  • ニンニク:1欠片
  • バター:1欠片
  • タマネギ:1/4
  • 赤ワイン:50ml
  • バルサミコ:大さじ2
  • 醤油:大さじ4
  • ハチミツ:大さじ2

バターを溶かしニンニクを炒める。
熱が入ったら、タマネギも炒める。焦げやすいの温度に注意をしてタマネギの甘味を引き出す。
焦げてしまうと風味が飛ぶだけなく、ソース全体が駄目になってしまうので、一番注意を払うポイント。

あとは、液体系をいれて弱火で5分くらい煮詰める。バルサミコ酢も赤ワインも美味しいモノを使おう!

フォト:

うまく抜けました

見た目はいい色だったんですが...

できあがったソースを

ステーキにかけて食べました

綺麗に熟成した古酒シャトー・マトラス1997をあけた

ボルドーはこういう熟成感があるワインが好きです。

WINE:

日時

  • 2016年8月14日(18時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

このワインを飲むのは3回目です。(1回目2回目
1回目に垂直でヴィンテージ違いを楽しみ、2回目は料理とのマリアージュを。
そして、3回目の今回は1本をゆっくりと向き合い飲みました。

ラムに合わせたのですが悪くはありませんでした。家ではめったに登場しないデキャンタを使い、ボトルの半分ほどをデキャンタージュしましたが、最初の一口目で「うわっ、やっちゃったかも」と感じました。温度がちょうどよく感じるのに拡散されたような弱さを感じます。

繊細すぎるワインではなかったはずと心に留めておき、料理をしながら15分おきぐらいに試飲していくと30分〜45分過ぎた辺りから焦点があってきて、ぐっと旨さがでてきました。こういう体験こそ1本と向き合わないとなかなかわからないところです。

栓抜後1時間ほどで料理ができあがった頃、最初とは比べ物にならないくらい美味しい状態で楽しめました!
これにはワインに厳しめのコメントが多い妻も「私好み」と太鼓判。

97のワインってついこの間リリースされた感覚で、自分のセラーにも初期リリース時のボルドーが何本かあるのですが、こんなに綺麗に熟成しているのでしょうか・・・

当時97ヴィンテージはビックビンテージに挟まれ評価が良くなかったのか、ピション・ラランドが4,980円で買えたことを覚えています。こんなことなら当時もっと買っておけばよかったなぁ。

でも、状態が悪くてあけてがっかりが続くとなんでこんなに買っちゃったんだろうと後悔したり。
I am wine gambler.

Photo

ボトルのネックに澱がべっとりとついています。
これを熟成感の指標のひとつにしている人も多いのではないでしょうか。

レンガ色でクリアでした。

アルローのロンスヴィ2013ふたたび

今度は家でゆっくり飲みました

WINE

  • ビンテージ:2013
  • 生産者:ドメーヌ・アルロー
  • 畑:ロンスヴィ
  • 産地:ACブルゴーニュ

日時

  • 2016年7月24日(19時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

前回職場で飲んでから2ヶ月くらいが過ぎました。
セールで何本か買ったのでドイツ白を飲んでいるとたまにブルゴーニュの赤ワインが飲みたくなってくるので、2本目をあけてみました。

澱が少し出ていてタニックで、香りがすごくよくてこの香りだけにお金を払ってもいいくらいというくらい。子供もグラスの匂いをクンクンとして「すごくいい匂いだね飲んでみたいね。小学生くらい大きくなったら飲めるようになれるかな。」とかわいいことを言っていました。味わいはドライ。果実味の甘さはなくパワフル系。羊ラムにあいそうなタイプ。

2011と比べると全体的にアシッドで凛とした冷たさがなく少し緩め。
これが昇華して旨味や熟成感がでてきたらすごく美味しくなるんだろうなというのは想像できます。

個人的な好みが2011とわかったので、残り買った分は暫く寝かせておこうと思います。

そういえば、こんなことを前回書いていたけど、これくらいの価格で手に入ることはそうそうないと思い買い増しちゃったので、ついついテーブルワイン的にあけてしまいました。

今度こそ数本残しておいて、将来楽しむことにしよう。

ひさびさにブルゴーニュ赤ワインを飲みたかったのでドミノードをあけた

子供が産まれた時にお祝いで飲んだワインはドミノードだったことを思い出しました

WINE

  • ビンテージ:2011
  • 生産者:ドメーヌ・ルイ・ジャド
  • 産地:サヴィニー・レ・ボーヌ
  • 畑:ラ・ドミノード(プルミエ・クリュ)

日時

  • 2016年7月9日(20時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

前回はジャパンインポートシステムでしたが、今回も正規輸入の日本リカーではなく並行購入の別インポータものです。
このワインは正規インポータの大きなルイ・ジャド試飲会で気に入ったワインで、前回別ヴィンテージを飲んだ時は大コケしたことを覚えています。

ひさびさにブルゴーニュをあけたということもあり、とても美味しく感じました。
というのも、透明感があって染みわたるような味わいでした。ただ、ここ最近2011年に共通して感じているのが閉じ始めているということです。2011年のワインを年あたりからたくさんあけてきましたが、ちょっと我慢した方がよさげです。次飲む時は数ヶ月先から1年後くらいにあけてヴィンテージの様子を確認してみようと思います。

アルローやユベール・リニエが陽なワインだとすると、こちらのワインは陰なワインです。

このワイン自身は飲み進めると力強さがあるワインであることが分かり、熟成感がでてきたころにはすごくいい感じになりそうですので、忘れたように保管しておきたいと思います。

Photo:

たまたま通りがかったイタリア専門ワイン店で買った自社輸入チーズの一部と一緒に飲みました