ジャン・フルニエのレ・シェゾーと肉で年越し

ばっちり写真を撮ったのに、SDカードが抜けていてがっくりきて再撮影した写真がこちらです。

WINE:

  • ビンテージ:2008
  • 生産者:ドメーヌ・ジャン・フルニエ
  • 産地:マルサネ
  • 銘柄:レ・シェゾー

日時

  • 2016年12月31日(20時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:


年越しそばはお昼に食べたので、ステーキにしました。レ・ドモワゼルで締めるつもりが、肉には赤が飲みたくなるのでこれを。

フルニエはリリース1〜2年で飲むことが多く、その時点で美味しいのですが、このワインは果実味が衰退してしまい、2年前に飲んだ同ヴィンテージのクロ・デュ・ロワの方が時期的にも良かったです。こちらも基本的には美味しいのですが、やっぱり当初期待していたような所まで届かないと残念な気持ちに。

わからないものですね。リリース当初美味しくてバランスが良かったワインも9年経てばそれなりの美味しさになる。逆にクロード・デュガのようにリリースしたてはこんなものか、と思っていても10年経つとすごく美味しくなっているようなケースもあるので。

子供の生まれ年ワインはたくさん買って、すでにたくさん飲んでいるけど、きっとこれから変わっていくんでしょう。一期一会、来年も飲むぞー。

今年最後のワインもピュリニー・モンラッシェ・レ・ドモワゼル!

昨年末を思い出してこのワインを選びました

WINE:

  • ビンテージ:2008
  • 生産者:ドメーヌ・フィリップ・コラン
  • 産地:ブルゴーニュ・ピュリニー・モンラッシェ
  • 銘柄:ピュリニー・モンラッシェ・レ・ドモワゼル(プルミエ・クリュ)

日時

  • 2016年12月30日(19時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

ピュリニー・モンラッシェって自宅でほとんど飲んでいないということが、過去の記録を見て気づきました。遡ると3年前にルフレーヴのピュセルを飲んで以来です。

ふりかえると、昨年末にギィ・アミオのレ・ドモワゼルを飲ませていただきました。その前日に自分で選んだのはエゴン・ミュラーでした。

今年はドイツワインをたくさん飲んで新たな発見もありインターネットを通じて交流をさせていただいたりして今年一番の思い出になりました。ドイツワインがマイブームで復活してきたことによりワインがより身近に感じることができました。白ワインばかりのんでいたなと思いつつも、シャンパーニュも美味しかったです。赤ワインでは年始に飲んだユベール・リニエのシャンボール・レ・シャビオが飛び抜けて美味しくて、どの側面をとってもいい年だった気がします。

今年は特に、子ども年のワインをたくさんあけました。やんちゃで陽気な笑顔を見て過ごしながらポンポンとあけていくのはいいものです。ヴィンテージの意識をしないで飲んできたこれまでよりも、一つ一つが印象深く思い出になります。

長々と今年のことを書きましたが、このワインについても少し書きたいと思います。
びっくりしたのが、大丈夫か?と思うくらいの黄金色。2008年ってこんなに熟成が進んでいるのか...

ピュリニーらしいというか、畑の特徴なのか、先日飲んだバシュレ・モノと違い、しみじみと慈悲溢れる優しさを感じます。わかりやすい直線的な旨味ではなく、後から広がりがくるタイプなので、わかりやすいようで、わかりにくいワインでした。

個人的には先日飲んだバシュレ・モノの方が直感的に美味しく感じたのですが、こちらの方が品があります。期待度が畑の名前であがってしまうだけに、期待値を超えていなくて実は残念でした...

もう一本あるので、忘れた頃にまた飲みたいです。

では、良いお年をお迎え下さい。

3年ぶりにリュシー・エ・オーギュスト・リニエ のモレ・サンドニ・レ・シャフォを飲んだ

苦手な感じでタンニンが突出していました

WINE

  • ビンテージ:2004
  • 生産者:リュシー・エ・オーギュスト・リニエ
  • 産地:モレ・サンドニ
  • 畑:レ・シャフォ(プルミエ・クリュ)

日時

  • 2016年12月16日(18時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

3年前に飲んだ時は好印象だったけど、今回はドライでアシッド。
ユベール・リニエのシャンボールが好きなタイプなのですが、真逆な印象です。

たぶん、後何年待っていたとしても苦手タイプというのはかわりなさそう。

バシュレ・モノがど真ん中すぎてやばい

今年飲んだトップ3に入ります

WINE:

  • ビンテージ:2011
  • 生産者:ドメーヌ・バシュレ・モノ
  • 銘柄:マランジュ・プルミエ・クリュ・ラ・フシェール・ブラン

日時

  • 2016年12月14日(19時頃)
  • 月齢 :-・ -(-)
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

2年前にこのワインを試飲後まとめ買いし、さらにACブルゴーニュ追加購入しお試しで1本あけました。その時は好印象で人気でそうだなぁと。

世間一般として受けは競争率が高くなるだけなので避けてほしいくらいで、この生産者の作り方が私の好みすぎます。今は日本に入ってきた直後に試飲した時よりかなり美味しくなってきていて、スキがない感じです。ACブルゴーニュで感じられた緩さは見られません。オイリーでゴマや燻した香りなどがあり、余韻も適度にあって非常に美味しいです。

買い増したいくらい。

ジビエのクリームソース煮と合わせたら絶妙にあって至福の時が過ごせました。

アルローのロンスヴィ2013みたび

今日はブルゴーニュワインを飲まずには居ても立っても居られなかったので

WINE

  • ビンテージ:2013
  • 生産者:ドメーヌ・アルロー
  • 畑:ロンスヴィ
  • 産地:ACブルゴーニュ

日時

  • 2016年12月11日(20時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

前回はもうちょっと置いておくと言いながら、今日の自身のワインを整理してたらこれが目についてしまいました。

コルクに染みがあって気になりましたが、そこまで悪くはなさそう。
香りはいつ飲んでもいいのがアルロー。

最初の数杯はよかったが飲みすすめていくと渋味が強くでてきて個人的にだめだった・・・
キラリとしたものを見せそうなのに消えてしまうあたりが儚い。

セラーに山盛りのブルゴーニュワインがボトリングされたので、年末年始にかけて少しずつ開けていこう。

ジャケ買いしたドイツの古酒

哀愁漂うこのラベル

WINE:

  • ビンテージ:1988
  • 生産者:エアバッハー・シュロスベルグ
  • 銘柄:シュロス・ラインハルツハウゼン
  • 等級:ハルプ・トロッケン・カビネット
  • 産地:ラインガウ

日時

  • 2016年12月7日(22時頃)
  • 月齢 -・-・(-)
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

前回飲んだアイスワインと一緒に入荷したようで、ピークアウトしているんだろうなと思いつつも、ラベルを見てついつい買ってしまいました。私と同じような方がいらっしゃるのかすぐに売り切れてました。

このワイン、確かシュタインベルガーやシャルツ・ホーフ・ベルガーと同じくドイツで5つくらいしかない畑名だけでラベリングして販売できる特別な畑です。しかもモノポール

珍しいハルプ・トロッケン(半辛口)だから手がでちゃいますよね(笑)

飲んでみるとピークアウトはしてましたが、リースリングが古酒になるとこういう感じになるという典型。カルトホイザーベルグの82とは違った衰退のしかたです。あちらは水のように昇華したのに対し、こちらは色濃くなって果実味が抜けてしまっていて、半辛口な作りが面白い様に作用していました。

好みとしてはカルトホイザーベルグですが、こちらのワインも最後まで楽しめました。
探し求めてまで再度飲みたいというほどではなく、哀愁が本当にぴったりなワインでした。

15年ぶりぐらいに同じアイスワインの古酒に出会った

こんなに安くていいの?ってくらい安くてびっくりしました

WINE:

  • ビンテージ:1989
  • 生産者:ケッセル・シュタット
  • 銘柄:ピースポーター・ゴールドトロプフェン
  • 等級:アイスワイン
  • 産地:モーゼル

日時

  • 2016年11月26日(23時頃)
  • 月齢 -・-・(-)
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

15年前にはフルボトルで購入し7年くらい前に飲みました。前回は状態がよくなかったのですが、今回のボトルは別インポータでバックヴィンテージとして出荷されている様子で、色・内容ともフレッシュ感がありました。前回は雪印乳業(えっ!?ワイン輸入業やっていたの?という感じでした)というインポータでメグミルクが生まれるきっかけとなった品質管理事件前のワインですし、当時の輸送・管理の日本の状況を考えるとそういうコンディションであったことも致し方ないかなぁと。

アイスワインとしては衰退傾向で甘みがよわかったですが、その分熟成感がでていてリリースされたばかりでは味わうことができない楽しみ方ができました。このお値段で?というのがポイントです。

私はアイスワインは基本的にリースリングを選んで買っているのですが、そうなるとどうしてもお値段が高いか、そもそも輸入されてこないのでこんな機会はまたとありません。

いきなりケース買いは失敗した時が怖いのでしませんでしたが、べた褒めできるほどのクオリティではありませんでしたが、1本飲んでみて買い増してもいいなと思いました。栓を抜いてからも長持ちしますし寝酒にいいですよね(笑)

二人で飲むとすぐになくなってしまいます。こういうワインが常時ストックして飲める状態にあるというのは贅沢極まりないですね。