マキシミン・グリュンホイザーに気をつけろ
気をつけるべきポイントは生産者ではないと思いますが。
日時
- 2009年12月18日(20時頃)
- 月齢 記録なし
- 栓抜時:潮位(-)方向(-)
- 当日潮位:満潮(-)干潮(-)
NOTE:
このワインは自分のストックしているワインの中でも負の資産になります。インターネットブームでネット店舗が躍進し始めた頃に購入したボトルです。
思い起こせば、このあたりから自分がワインに対してきちんと向き合えるようになったのかなぁと。
ワインが状態で品質が左右されるというのは比べないとなかなかわからない。というのは体験した人だけがわかる事実ですが、このワインはそういう体験をするための絶好のロットでした。
90年代後半ドイツワインの主要インポーターは数える程しかありませんでした。約5社がドイツワインを大量に仕入れています。その内の1社とその会社から独立した1社が品質・管理ともトップレベルで、値段は少し張りますがとても安心感があります。次に管理は悪くなく(素晴らしいとも言えない)値段も比較的安い会社が1社あります。その会社の品揃えは半端なく充実しているので、ドイツワインを買うとでくわす事が多いです。私が購入したドイツワインの大半がこの3社で占められます。
そして、管理(品質)が悪いと言われる2社があります。これをA社、もう1社をB社といいます。この2社の悲惨な話しは知人を通じて聞かされていたので、どれだけ安くても絶対に手を出しませんでした。・・・が、ネット店舗で購入したらついに引いてしまいました。
実は7年程前の2002年に、2本購入したうちの1本を飲んでいます。その時の印象は「締まりがないワイン」「べしゃっとした芯がないワイン」でした。そして7年経った今日もう1本を空けました。空けた瞬間「やっぱり駄目だな」と。ピーチのニュアンスはしますがとにかく薄い。トップレベルの生産者で99はすごく良いビンテージのはずなのに・・・
購入した店舗は自然派ワインで日本一と自称しているお店*1で、ワインに対しては賛美のコメントが乱れてます。温度管理もしっかりしているとHPに記載されています。
ホントに飲んでそう思ったのかなぁ。売りたいから体裁よく書いているとしか思えない。それか、ラベルを見て書いている(それともインポーターからのコメントそのまま)とか・・・ テレビと同じで毎日ニュースや驚きがないといけないのだろうか。。。こういう所が現在のネット通販と流通の黒い部分だと思いました。