生産本数たった1000本のドーヴネ・アリゴテ2005を購入した
最近アリゴテにはまっているというのと、ドメーヌ・ドーヴネの2005の入荷があり2004の在庫も残っているとのことで購入をしました。円高の影響だと思うのですが2005は2004より定価が安かったのが意外でした。
ドメーヌ・ドーヴネイって?
説明するまでもなく、ブルゴーニュの白ワインのトップレベルの生産者です。価格(泣)・品質ともに高いです。ルロワの説明は抜きにして、ドーヴネの生産量は非常に少ないです。手に入れるには常に在庫を所有する高島屋へ行って定価で購入するか、雀の涙ほどの量を入荷したショップで購入するという方法があります。
生産量
2005年は1071本で2004年は2097本ですね。ロット番号の0埋め有無の違いがあります。
樽の大きさにもよりますが、1樽あたり25ケース分・300本程度作れるそうです。つまりドーヴネのアリゴテは年によって差はありますが、4〜7樽程度しか作っていないんですね。私が、購入したロット番号は290と589でした。2005年って90ケース程度しか生産量がなんですね。ムルソーやオークセイ・デュレスやピュリニーも同程度の生産量もしくはもっと少ないので、全世界的に考えると日本で入手できる本数ってかなり少ないはずなのに、意外と入手できるんですよね。やはり、高島屋の影響が大きいのかなぁ。私が購入したお店は自社で輸入しているのですが、入手するには相応の苦労(活動・労力)をしていると話しを聞いた事があります。偽物も多く流通しているとのことで、流通経路が不明なところや黒い噂があるネゴシアンからは買わないそうです。
こういう貴重なボトルを購入できる自分は幸せ者です。
ビンテージ
2005と2004と2003はそれぞれビンテージの特徴として下記に分けれます。
- バランスがとれた年 2005
- 酸の年 2004
- タンニンの年 2003
白ワインに限れば2003は酸が足りなかったのでちょっとこってり系。2004はゲキ旨でした。2005は旨いことには間違いないでしょう。生産本数がなぜ少ないのかが不思議です。天候に恵まれている年だったのでもっとあっても良さそうなのに。