ワインバーでの幸せなひととき

平野弥さんにワインバーの今週のお勧めワインを飲みに行くのと、ワインを買うなどしました。

ワインバーで飲んだワイン

WINE1:

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  • ビンテージ:1998
  • 生産者:シャトー・フィッセ
  • 産地:プイィ・フュイッセ
  • 畑:(レ・クロ、コンベット、ブリュレ)のブレンド
  • 名前:プイィ・フュイッセ・コレクション・プリヴェ

WINE2:

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  • ビンテージ:1986
  • 生産者:メゾン・ルロワ
  • 産地:シュヴレ・シャンベルタン
  • 畑:リュショット・シャンベルタン

NOTE:

メールマガジンでコレクション・プリヴェが1杯1500円で飲めるというお知らせがきて楽しみに行きました。
開店直後に行ったのですが、既にお客さんが一人いて平野さんと色々と話をされていました。

カウンターに座って、「コレクション。プリヴェ」を注文。
週末の目玉グラスワインだけあって2日目のものだろうなと思っていた所、なんとセラーから未開栓のものを出して頂きました。
リーデムのヴィノムグラスにゆっくりと注がれ「爆発的に開いている」というお墨付きだけあって、すごい。

今年飲んだどのワインより厚みと深さがありました。
余韻も長く液体がねっとりしています。色は黄金色でリースリングのそれとは違うシャルドネ独自のニュアンスが溢れています。

平野さん曰く「うちにこのワインが来て一回目の波です。」とのこと。平野さんから良く聞く言葉として「ワインは1週間で状態がかわる。」
今閉じている時期とかはもちろんで、酸の際立ちとかタンニンが暴れたりとかバランスに関する事もそうです。ワインの開いている状態もしかり。


ボトルバリエーションでは?と疑問に思うかも知れないですが、また別の次元の話です。
開けるワインを最高の状態で飲めるのは本当幸せな事だなと思います。

ワインを飲み出し、お店の方と話をしている時に明後日結婚記念日なんですよー。
今年も某ホテルの特別フロアに宿泊に行ってきます。という事を話したら、シャンパンでお祝いをして頂きました。感謝!!
これも美味しかったです。


そんな頃、隣の方がボトルでワインを注文したのがなんとルロワのリュショット・シャンベルタン86。
平野さんも「えっ?いっちゃうの?」と何度か確認。

セラーからパニエに入った状態でゆっくり持ってこられ、慎重に栓が抜かれました。
隣に座っている自分まで、ドキドキ。


「旨いのに間違いないけど、予想以上ではない」というのがファーストインパクトのようです。
ルロワのリュショット・シャンベルタンだとどうしても期待しちゃうよね。というのが本音だそうです(笑)


そうしている内に、隣に座っている自分にも「1杯どうぞ」と頂きました。
ボトルの真ん中よりちょっと上辺りのいい部分です。


ルロワのグランクリュは初めてで、かなり興奮しました。
状態は完璧で86と思えないほどイキイキしていて香りもベリー系の香りが溢れてきます。
ブルゴーニュを飲み始めてそれ程たっていない自分としては過去最高のワインです。
グラン・クリュの格というのはこういうのを言うんだな。

畑だけで言えばグラン・クリュ*1は何度か飲んだ事はありますが、スケールが違いました。
これがもっともっと開いて、最高のピークの時だったらと思うと・・・
死ぬまでにはそんな状態のワインを飲んでみたいです。

このワインを飲んでいる自分に「これがうちのワインです」とにっこりと一言。
そう、このワインは平野弥のセラーで飲まれる時まで大事に成長してきた証です。

初めてお逢いしたにも関わらずこんな貴重な体験をさせてくださったNさんありがとうございました。

そんなこんなでワインバーに来店されたもう一方を含め、「平野弥勉強会」のお話や「メドックの特徴と好み」の話や日常生活話などを酒の肴に盛りあがりました。
コレクション・プリヴェはおかわりして、瓶の最初の1杯と最後の1杯を頂く事結果になりました。
本当旨いワインだったので、我が家に1本あるストックを何時の飲もうかなぁと悩んでしまいます。

帰る前にワインを5本買ったのですが欲しいワインがありすぎです。
年度末までにあと何本か買いたいなぁ。

*1:よい生産者と言われているものも