シモン・ビーズのオー・ヴェルジュレスブラン3本目は綺麗

同じワインの3本目で、買い足した最後の1本です。

WINE:

  • ビンテージ:2001
  • 生産者:シモン・ビーズ
  • 産地:サヴィニー・レ・ボーヌ
  • 畑:ヴェルジェレス(プルミエ・クリュ)

日時

  • 2009年10月19日(22時頃)
  • 月齢 3.3・中潮・プラス周期
  • 栓抜時:潮位(45)方向(マイナス)
  • 当日潮位:満潮(200)干潮(21)

NOTE:

お店に残っていた最後の2本のうち1本を購入させて頂きました。
今までの2本と同じく購入店・ロットも同じなので状態はほぼ同じです。

このボトルも瓶は浮遊物が前2本に比べて少なかったです。

空けた瞬間はすごく酸がきつかったのですが、ものの2分程度でバランスがとれはじめ旨いワインにかわりました。
洗練された白なんですかね。雑味がありません。金目鯛と一緒に飲んだからゴクゴク飲めましたが、ワインとチーズだけだったらワインが勝ちすぎて本来のすごさにきづかなかったかもしれません。

過去2本を含め3本の中で1番うまかったです。でも万人うけはしないだろうなと思いました。
すっぱい部類ですから。危うく綱渡りしている感じです。

2日目はいっきにバランスが崩れ、酸が際立ちました。
1日目と比べると30% くらいの旨さ。なんとなくニュアンスはアンリ・ド・バエーズのバタール・モンラッシェのオールドビンテージの2〜3日目経った状態と似ていた。酸化しちゃっているけど、ポテンシャルは高いなーというのがわかりました。

シモン・ビーズは値段の絶対値が高くなってしまって非常に残念なんですが、以前と同じ水準になりませんかね。
最近はビオにもチャレンジしているようなので、きっと2001年のビンテージとは似て非なるものなんでしょう。(いい味で)

シモンビーズの垂直会とかあったら参加してみたいなぁ。

半年後の出逢いヴェルジェレス白【シモン・ビーズ】

同じワインの2本目です。力強さが少し足りなかった…

WINE:

  • ビンテージ:2001
  • 生産者:シモン・ビーズ
  • 産地:サヴィニー・レ・ボーヌ
  • 畑:ヴェルジェレス(プルミエ・クリュ)

日時

  • 2009年4月27日(20時頃)
  • 月齢 2.3・大潮・プラス周期
  • 栓抜時:潮位(?)方向(?)
  • 当日潮位:満潮(?)干潮(?)

NOTE:

前回飲んだ時に好印象だったので、買い足しをしてあった分を空けました。
購入店・ロットも同じなので状態はほぼ同じです。

このボトルも瓶をかざすとノンフィルターのような大きな浮遊物がみられ、うーんどうなんだろ?という感じです。
前回のボトルよりも浮遊物が多かった気がします。

飲んだ第一印象は、薄い。薄っぺらいんです。
温度がやや高めと感じたので(セラーの温度が17度くらいになってしまっていた・・・)冷やしてから飲んだら、劇的に印象が変わりました。
香りはもう覚えていないけど、の印象はなくて薄かった気がします。

酸も果実味も弱くてアルコール分が突出が目立ってしまい、旨いと惜しいとを変化とともに行き来していきます。

ただし飲み口やバランスが良いので、グラスのワインはどんどんへっていきます。感動的な印象とか心を引くような旨さはないけど、要は旨いのかもって事なのかなぁ?そんな感じです。

このワインのピークは過ぎてしまっていると感じたので、もう一本買い足したボトルは忘れたことに空けることにします。あと5年後くらい。
違うビンテージ2002か2004(こっち優先)も飲んでみたいと思いますが、安くでどっか売っていないかなぁ・・・

サヴィニーのテロワールを楽しむ【シモン・ビーズ】

看板畑のヴェルジュレスの赤を白に続いて空けました。

WINE:

  • ビンテージ:2003
  • 生産者:シモン・ビーズ
  • 産地:サヴィニー・レ・ボーヌ
  • 畑:ヴェルジェレス(プルミエ・クリュ)

NOTE:

  • 同じ畑で赤と白の違いを楽しむ。
  • サヴィニーのテロワールを楽しむ。
  • シモン・ビーズを楽しむ。

そんな事を考えて栓抜しましたが、飲み出したらすっかり忘れていました。
2003というヴィンテージだからでしょうか、果実味はあるのですがきれいな酸の支えがない。
香りも良いし、ほどよく熟成していました。
パワーや華やかさはないけど、物静かで南の暖かさを感じました。これも2003の葡萄の影響でしょか。

最近は2004・2005ビンテージも良く飲んでいるのですが印象として、2004は飲んで美味しいがまだ新しい印象。
2005はまだまだという印象でした。

この間飲んだギュイヨンの2000はまだまだ新しい。パワーがあるというのでしょうか。
ですが、このシモン・ビーズは今が飲み頃と思えるくらいこなれていました。

ハーフボトルだったので意識的に飲むスピードを押させていたにもかかわらず、あっというまに空にしてしまった。
ギュイヨンの問題があったボトルは何時まで経っても減っていかない。

この差は大きいなぁ。

華麗なるボーヌの白ワイン【シモン・ビーズ】

シモン・ビーズは赤ワインだけじゃなく白も美味しいと聞いて

WINE:

  • ビンテージ:2001
  • 生産者:シモン・ビーズ
  • 産地:サヴィニー・レ・ボーヌ
  • 畑:ヴェルジェレス(プルミエ・クリュ)

NOTE:

ブルゴーニュワイン村で見つけた世界でいちばん贅沢な生活

ブルゴーニュワイン村で見つけた世界でいちばん贅沢な生活

を読み、シモン・ビーズのワインを飲みたくなって、まとめ買いしたものの一つ。


私は赤と白のどちらが好きか?と聞かれたら白と答えるくらい白が好きなので、白もイケているシモン・ビーズのワインを飲んでみたくてしょうがなかったです。
ソゼからシモン・ビーズに移ってきたギヨムさんは2002年から手がけているらしいので、パトリックさん主体の白はこのビンテージが最後ということになるのでしょうか。

キャップなのですが手でピリピリと剥ぐことができるのでソムリエナイフいらずでした。
瓶を光にかざすと中にたくさんの浮遊物が見えます。ノンフィルターなのかな??と思ったけど、確証したデータは探せなかった。

詳しいデータはシモンビーズのサイトで確認しよう。

Simon Bise et Fils
http://pagesperso-orange.fr/bourgogne-seikatsu/domaine_simon_bize/

空けて香りを確認したのですが、樽が効いているワインでないことがすぐわかりました。
グラスからは溢れ出すような香りはありませんが、グラスを少しゆらせば爽やかにほのかに香る。
ワイン自身もフルーツ系をアピールするような強さはなく、細く綺麗な酸が支える細く薄いエキスがしんみりと口いっぱいに広がった。

香りと味が同期している。
ちょっとバランスが崩れたとすれば、「ぐしゅぐしゅ」「弱い」「すっぱい」となってしまってもおかしくない。
でも、そんな不安な要素を感じさせず単純に旨い。旨いんですよ。

ブルゴーニュの白でこっち系のワインはあまり記憶にない。
小樽発酵させた2004年ビンテージも飲んでみたいなと思いました。

個人的にはすごく好きなタイプでした。
次回は2003の赤ヴェルジェレスを空けたいと思います。