アルロー・ロンスヴィ2011を比較の為にあけたがあまりの違いにびっくり!

色んな意味で比較試飲をしたかく試してみたのですがびっくりです・・・

WINE

  • ビンテージ:2011
  • 生産者:ドメーヌ・アルロー
  • 産地:ACブルゴーニュ

日時

  • 2015年7月26日(21時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

次にあけようと思っているワインはこのワインとの比較試飲的なワインです。それも今から楽しみです。

先週このようなメッセージを最後に残していましたが、そのワインとは同一生産者の別ラインという意味でした。

ただの別ラインという意味だけではなく、インポータは同じなのですが購入先が異なります。
もちろん購入時期や配送方法も異なり、片や実店舗に出向いて自宅まで保冷剤や断熱材を利用して自宅セラーに入ったボトル、片やぐるっと宅配便などを使って日本の遠方まで行って往復してきたボトル。

たまたまタイミング的に買い損ねたロンスヴィを見つけて買ったのですが、ある意味これから長い間かけて飲んでいくには興味深い比較になりそうなだと思っていました。

アルローが日本に来た時の輸入状態は完璧でした。このブログには書いていませんがロンスヴィ2011を1年くらい前に飲んでいます。そのロンスヴィを含め過去に飲んだアルロー2011は共通点を感じられましたが、このワインは違います。

まず、最後のコルクの比較でもわかるように1/4ほど染みてしまっています。ちょっとやばいなぁと不安がよぎります。これで少し自分のなかにバイアスがかかってしまっているところもあるかもしれません。

今まで共通して感じた要素が「冷たいクールな杉のような」ニュアンスです。それに対してこのボトルには同様の要素は感じず、印象としてはやや熟成感がありユルく口に含むとスルりと抜けていくような感覚です。ロンスヴィはACブルゴーニュとはいっても畑的にも樹齢も生産者の力の入れようもポテンシャルは高いのでそれほど違いはないと踏んでいました。

熟成感も良い方向で飲み頃に近づいたというより、フラットなんですよね。最後に簡単な言葉で言ってしまうとコンディションに不安があるということです。

時期的にもある程度リスクがあるとわかって購入したものですが、改めて比較するとよくわかりました。こちらのボトルもまだ何本かあるので、私の経験不足でただの時期的なものかもしれませんし、長い目で比較しながら飲んでいきたいと思います。

コルクの比較

写真手前がロンスヴィ・奥がモレ・サン・ドニ。手前はコルクは右側 1/4に液体の染み込みが確認できます。

追記

3時間ほど経ったらやたら旨くなってきた。やっぱポテンシャル高いとすごいな。