アルローの村名モレ・サンドニを4才の無邪気な子供と一緒に...

花火大会のあとゆっくりと時間をかけて飲みました

WINE

  • ビンテージ:2011
  • 生産者:ドメーヌ・アルロー
  • 産地:モレ・サンドニ

日時

  • 2015年7月19日(21時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

横浜スパークリングトワイライト山下公園)の花火を見に行き、自宅に帰ってからあけました。
凄みはないけど透明度が高く現時点ですごく美味しい。

何がすごいのかわからないけど、重心が低い酸をベースに適度なタンニン(私はざらつくタンニンが苦手)が染みわたります。モッツァレラチーズと一緒に飲んだのですがお互いが邪魔せずという言い方は悪いのですが、お互いが適度に良さを引き出しています。次の杯を進めるのにはいい塩梅です。

アルローは下から上まで飲んでいますのでわかったことは、どのラインナップもベースとなって感じるクオリティは同じです。奥行きや広がりを求めなければこの村名でも十分だとアルローの良さを体感でき、たぶん熟成感がでてきたころには素晴らしい表情を見せてくれるんだと思います。

ちょうど輸入されて暫く経って落ち着きを見せていますが、きっとこれから難しい時期に入っていくんでしょう。今日、こどもは花火大会に行く時にカメラを首に下げてかがんだ時に地面にぶつけてしまったので、「あぶないから貸して!」と言ったら泣いてしまい「もう花火大会行きたくない」と地団駄を踏んでしまいました。注意されるのが怒られていると同義と捉えてしまっているようで、大好きな親に怒られるのはつらいんでしょう。何かあると寝室にこもったりイジイジしたり部屋の隅っこでシクシクしています。でも、ちょっとすると甘えに来るんです。そういう気難しい時期がこの年ごろ(リリースから4年〜6年)のワインと似ているなぁと思ってしまいました。

数本購入してあるので次に開ける時は小学校に入学する時期、2〜3年後としたいと思います。複数本購入済みの他生産者は半年後や来年など少しずつ、毎年着実にあけていき子供の成長とともに楽しんでいきたいと思います。こういうケース買い的な楽しみ方こそ贅沢なワインの醍醐味だと思います。

もし、まだケースで経年で変わっていく様子を楽しんだ事ない方がいらっしゃったらお勧めします。1,000円〜2,000円台のワインでも気に入った美味しいと思ったワインとセラーがあればきっとできます。

次にあけようと思っているワインはこのワインとの比較試飲的なワインです。それも今から楽しみです。