実はコルディエのサン・ヴェランは自分好みのワインだという事に気づいた

今回もこの香りだけにお金に払ってもいいと思いました

WINE:

  • ビンテージ:2013
  • 生産者:ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィス
  • 産地:マコン
  • 銘柄:サン・ヴェラン・アン・フォー

日時

  • 2015年6月29日(19時頃)
  • 月齢-・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

3年ほど前にコルディエの2010年サン・ヴェランを飲んだ時にはこんなコメントを残していました。

さて、このワイン2009年のACブルゴーニュとの違いは酸味ですね。ACブルは豊かな果実味が全面に押し出されている事に対して、こちらは酸味が全面にでて酸が糖を包み込んでジュワッと瞬発力で広がってくる。

略)

このワインもとても美味しくてリピートしてしまいそうです。

コルディエから生産者が来日した時にもサン・ヴェランは美味しいと思ったし、当日ボトルにサインをしてもらったのもサン・ヴェランでしたw

今回のワインも香りが開けた瞬間からすごく良くて期待をせざるを得ない状態でした。日本に輸入されたから1ヶ月も経っていない状態なので、まだバランスが悪いかなーと思いながらも飲みたかったので開けてしまったのですが、最初は香り以外は期待値に届かなくどこかまとまりにかけました。ところが1時間ほど経ったあたりから豹変し、全体構成にまとまりと奥行きがでてきて、フレッシュなマコンらしい南国系のトロピカルなフルーツな味わいに。いつもコルディエのエントリークラスに感じる要素です。

他生産者と比較*1しても美味しさのベースが高いです。なのに、冒険して飲んだ事のない3000円程度のシャルドネに手を出してしまう辺りが純粋に美味しいモノだけ飲めば心が満足というわけじゃないというのが、ワインの面白い所。未知の期待に心躍らせるのもひひとつの楽しみなのかと。

毎度の事ですが複数本買って新しいヴィンテージがリリースまで楽しみたい銘柄です。

*1:白のトップ生産者並みのクオリティじゃないかと思います。