子供が産まれて記念に飲んだワイン

子供が産まれてからまともにワインを飲んでいなくて約1ヶ月祝いで飲みました。

WINE

  • ビンテージ:1997
  • 生産者:ブリュノ・クレール
  • 産地:サヴィニー・レ・ボーヌ
  • 畑:ラ・ドミノード

日時

  • 2011年6月3日(23時頃)
  • 月齢 1.7・大潮・プラス周期
  • 栓抜時:潮位(141)方向(マイナス)
  • 当日潮位:満潮(195)干潮(17)

NOTE:

ついに我が家に子供がやってきました。産まれて家に来るまではなかなか実感がなかったのですが、毎日顔を合わせるようになってからは激動の毎日です。ご飯さえゆっくり食べれない。

今日は、産まれて1ヶ月間程度まともにワインが飲めていなかったのと、記念のワインを飲んでいなかったので、このワインをあけました。

グラスは手拭きの大型ブルゴーニュグラス。これに見合うワインは一定の質が求められます。ブリュノ・クレールのラ・ドミノードは樹齢も高く、先代のクレール・ダユから引き継がれた定評ある畑であり期待できるのと、ジャドのラ・ドミノードに好感を持っていたので、これなら今日の日に相応しいだろうとおもってあけました。

こんな小粒だけど素敵な人に育ってほしいなーと。 :)

さて、ワインですがコルクは1/3ほど湿っており密封性もまずまず。栓を抜いてワインでグラスを洗い準備OK!!。妻とノンアルコール飲料で乾杯。

香り

つぶしたジャミーなニュアンスに加えて適度な熟成香、そして少し鉄っぽい。
グラスが良い影響を与えてくれているのか、香りの立ち上がりがよくて、早起きして近くの緑がある場所まで行って深呼吸する時のように、体内にこのワインの雰囲気を吸い込めます。

もちろん、子供にもたっぷり吸わせておきましたよw

最初は酸がやや際立っていて状態は完璧とは思えなかったのですが、時間の経過ともに落ち着いてきました。97の良い所ですかね、いつでもこじんまりと華やか。舌にタンニンがひっかかる事はないものの、若い時はきっと濃かったんだろうなと感じるアタック。購入したのは最近でバックビンテージなのですが、澱があまりないんです。つまり、熟成の過程で大きな塊の澱にならず、輸送時にシャッフルされちゃってことかも。新ビンテージから手元で綺麗に熟成できたらもっと透明性の高いワインだったんだろうと思わざるをえません。

このワインをもっといい状態で飲めれば良かったのになぁ。

まとめ

  • 薄旨系?なにそれ?というくらいのオーソドックス
    • スペアリブのような肉(汁)系の料理に合わせて飲みたい食中ワイン
  • 香りはいいけど味に落ち着きがない
    • 状態完璧じゃないかも
  • 飲み頃はまだ先

個人的にブルゴーニュ赤は15年前後が好みかと思っていたけど、モノによりけり。これくらい経つとボトルバリエーションに受ける影響が半端ないです。美味しいワインだったのですが、まだ本領を味わっていない気がしてならないので、機会を改めて別なロットを飲んでみたいと思いました。

追記

3時間くらいしてから本気を出すこのワイン...