97繋がりでペルナン・ロサンのモレ・サン・ドニ・モン・リュイザンをあけてみた
前回のワインに続いて1997年繋がりのワインを開けてみました
WINE
- ビンテージ:1997
- 生産者:ペルナン・ロサン
- 産地:モレ・サン・ドニ
- 畑:モン・リュイザン(プルミエ・クリュ)
日時
- 2011年6月15日(22時頃)
- 月齢 13.7・中潮・満月
- 栓抜時:潮位(115)方向(マイナス)
- 当日潮位:満潮(181)干潮(5)
NOTE:
熟成香モワモワ。これが開けた瞬間に感じた事。でも、第六感が素晴らしいワインを予感させない。飲んでみると、これが97か?というほどの濃さ。コルクを見てもリコルクされていることがわかります。時が流れているのに5年ほど若返られさせてしまった印象です。
この生産者にはギィ・アカというアンリ・ジャイエと同じくらい話題になった(コンサルの)人が関わっていたようです。あるお店で95のこのワインを2年くらい前に奨められて結局買わなかったんですけど、その時には「この95はもう終わりかけだと思う」と仰っていたので、97がこれくらいピチピチなのは違和感ありです。
ただ、タンニンのひっかかりがないので熟成していないというわけではなく、「あー、リコルクしたんだ」ということを実感できます。鉄っぽく透明性があるので飲んでいて肉が食べたくなります。
という組み合せで料理を作りワインと一緒に食べました。サラダにバルサミコ使っちゃったんであまりあわなかったけど…
このワインは2日目でもばっちりで、むしろ二日目の方が本領を発揮していたと思えるほどでした。コストパフォーマンスとクオリティの高さは前回のワインの方が良かったと思いましたが、数年待てばこのワインはもっと飲み頃になると思いました。
リコルクしてあるなら、売る時に教えて欲しいと思うのは私だけでないはず。なんで、表示しないんだろう。*1
ペルナン・ロサンのバックビンテージの垂直エントリーでリコルク可否がわかります
ペルナン・ロサン垂直ワイン会を開きました。 [ ワイン会 ] ( 飲み物 ) - 南喜一朗 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/wevt1/9918475.html
最後にメモがわりに残しておきます
- 少し過熟気味の熟成を感じた
- 以前に飲んだ87オークセイほど酷くはないが似ている傾向だった
- ニコラ・ロシニョールの造りに少し似ているかも思った
- 比べてみると全然違うのかもしれないですが
値段以上に楽しめたのでこのワインはリピートする価値はありますね!
*1:これはネット通販で購入したロットです