1990年ヴィンテージのブルゴーニュワインの今

残念なことに少しブショネがでていました

WINE:

  • ビンテージ:1990
  • 生産者:ドメーヌ・ド・ラグランジュ
  • 産地:ボーヌ

日時

  • 2011年3月5日(22時頃)
  • 月齢 0.7・大潮・新月
  • 栓抜時:潮位(マイナス)方向(47)
  • 当日潮位:満潮(165)干潮(33)

NOTE:

このワインは2回目です。前回飲んだのは2006年前後だったと思います。

キャップをとると黒カビがいて、全体的にワインが染みて柔らかくなっていました。90年というともう20年が経ったオールドヴィンテージ扱いです。コルクの臭いを嗅いでみると前回よりも強く感じるコルク臭。ブショネっぽく飲めない事はないですが、ワインにまで影響していて少し残念。ピークアウトしていてややビネガーっぽくなっています。タンニンがうまく瓶内でこなれていかなかったのか澱が少なく、バランスが悪いです。2006年時点で一瞬の煌めきを感じたのですが、もうブショネと酸っぱさが強すぎて美味しくはないです。*1悲しい...

ヴィテージも大事かもしれませんが、作りや状態はもっと重要ですね。

*1:温度が低めの場合はまだバランスを保っていました