クリスマスは日常的な過ごし方をして日常的なワインを飲む
ワイン会のお誘いを頂いた前日に予定が確定してしまって家で過ごしました
WINE:
- ビンテージ:1998
- 生産者:シャトー・フュイッセ
- 産地:マコン
- 畑:ブリュレ
日時
- 2010年12月25日(19時頃)
- 月齢 -・-・-
- 栓抜時:潮位(-)方向(-)
- 当日潮位:満潮(-)干潮(-)
NOTE:
我が家はクリスマスの数日前の結婚記念日は1年で一番大事な日ですが、クリスマスは普通の日と変わりありません。ケーキ食べておこうかなという程度です。
そんな日にあけたワインが、シャトーフィユッセの98ブリュレ。このワインは以前にブリュレ垂直試飲会で飲んだ時に印象が残ったので買ったもので、ポトフを作ってコトコト煮込んだ野菜とソーセージと一緒に飲みました。コルクの3/4くらいが湿っており、香りの印象は以前と同じなのですが、液体の方が少し弱々しく感じました。掴もうとするとスルリと抜けていく感じ。新しいヴィンテージの張りつめたワインは疲れるけど、弱々しく感じる古いヴィンテージももどかしい。「混ざちゃえばちょうどいいんじゃない?」と思うけど、そうでもないところが面白い。
若めのヴィンテージに感じていたブリュレの要素から、古くなったブリュレが想像できていなかった。コンベットに比べて力強いと思っていたのに熟成すると残っていたのは力強さではありませんでした。
1本を通して飲むと感じることですが、このワインって格段何かが突出していることもなく品質に不満があるわけでもない、スタンダードなワイン。グラスの中身もすぐに減っていき、しみじみと美味しいワインってこういうワインなんだろうなぁと... 地味なだけで。*1
2004ビンテージでも感じた事だけど、このワインは小さいピークでおきる飲み頃の波をはずしちゃうと少しがっくり感はあるけど失敗とは違うので、よしとします。
まとめ
クリスマスに飲んだワインとして後悔なし!!
華やかさを求めるなら別のワインがいいでしょう :-)
*1:毎回感じる地味感にブレはなしw