オールドビンテージのピエール・モレのアリゴテを飲んだ

2007年に続いて1999年を飲みました

WINE:

  • ビンテージ:199
  • 生産者:ドメーヌ・ピエール・モレ
  • 産地:ACブルゴーニュ
  • 品種:アリゴテ

日時

  • 2010年6月11日(22時頃)
  • 月齢 29.5・大潮・新月
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

前回のアリゴテに続き、同銘柄のビンテージ違い。輸入業者も同じで同時期に引き合いがあって輸入されたものと思われます。

キャップを剥がすと、やや黒ずんだコルクが見えました。コルクは柔らかくそこから異常はみられません。コルクを抜くと、「ピエール・モレ・ムルソー」と刻印がありました。2007ビンテージでは「ブルゴーニュ・アリゴテ・ピエール・モレ」の刻印で、コルクの質にも違いがあり、2007の方が良い感じ。

前提

ここで書いておかないといけないこと。このワインを飲む3〜4時間ほど前にワインの販売会があり、試飲でモレサンドニのプルミエ赤やモンテリーの白や80年代のオークセイデュレス赤など計5種類を口に含んでいます。

ワインの印象や余韻は次の食事や寝たりなどそれなりの出来事や時間がないとリセットされないので、グレードの高いワインを口にした後であったという影響もあったりするかもしれません。

飲んだ感想

あのどぎつい酸は消えており、全体的にこじんまりしたワインです。全てにおいてバランスが良いのですが、尖った部分を感じません。10年熟成させたから、感動があるか?というと。ないです。だけど、普通においしいワインです。

厚みや奥行きや複雑性がないというのは、前回の2007のアリゴテと同じ印象です。あの酸がなくなったらこうなるのかー。というとってもわかりやすい状態です。2007年の2日目にバランスを崩したのとは違います。こちらの2日目は液体の力が弱くなっている点をのぞき、ほぼ1日目と同じように楽しめました。

値段が安いので、これなら気軽あける用に1本くらいストックしておいてもよさそう。自分で買い足す予定はないけど、他のワインを買うついでだったらありかも。

結論

いたって普通のブルゴーニュ*1の白ワイン。ただ、こういう普通のワインが幾らで買えるかということでしょうか。
スーパーやディスカウントショップの市場からネット販売を含めて、ブルゴーニュ白ワインの底辺で3本買って1本くらいはこのレベルにあたって欲しいところです。

*1:ほめことばの意味で