コート・シャロネーズ地域の生産者ドメーヌ ロレンゾンのワイン

移転セールで買ったワインを空けました。


WINE

  • ビンテージ:2005
  • 生産者:ロレンゾン
  • 産地:メルキュレィ
  • 畑:レ・シャンマルタン(プルミエ・クリュ)

日時

  • 2009年3月20日(23時頃)
  • 月齢 24.1・小潮・マイナス周期
  • 栓抜時:潮位(92)方向(プラス)
  • 当日潮位:満潮(139)干潮(44)

NOTE:

ブルゴーニュシャルドネでお勧めしてもらった生産者の一つ。マイナーな地域なので値段もかなりお手ごろ。
作りは丁寧な生産者らしい。瓶の形が少し変わっています。

まったく前知識がないまま購入したのですが、購入後ネットで見た輸入元のコメントでも期待が持てます。
香りが強めでいい感じ。ちょっと強めな樽香のなかにトロピカルな香りがします。前から思っていたのですがこんな上品な香水が欲しいなぁ。

飲んだ印象としては雑味(いい意味での)があまりなく、厚みがあまりない。酸は強くなく塩っぽさも強くない。
薄いというのか堅いというのかそういう印象。何年か寝かせばきっと良くなると感じました。
スケールの大きさを感じたり特別な感情は沸き起こったりというのはないけど、素直に旨いと思えるワイン。

なんというか苦味が先行するシャルドネって出逢う事が多くて印象が良くなくないんだけど、逆に水っぽいシャルドネも印象は良くない。このワインは薄目ではあるんだけど、しっかりとしみだしてくる味が底にあるので水っぽく感じずに旨いんだと思う。丁寧な作りというのがこの辺りで差が出るのだろうか。

空けて1時間経って栓抜直後より随分と堅さがとれて開いてきてさらに旨くなりました。
温度も少しあがって厚みと複雑さがではじめました。16〜18度くらいだと思うのですがこれくらいが良い感じです。

次回空ける時が楽しみすぎる。きっと明日の二日目も美味しいままなんでしょう。いやはや。