トロ・ボーのACブルゴーニュ・ブランから和の美を感じました
最初は味がしないくらいの素っ気なさでしたが...
日時
- 2016年8月20日(20時頃)
- 月齢 :-・ -(-)
- 栓抜時:潮位(-)方向(-)
- 当日潮位:満潮(-)干潮(-)
NOTE:
トロ・ボーは好きな生産者で一度飲んでみたいと思っていた白ワインです。
これくらいの価格なら手を出しやすく、目についたので合わせ買い的に試してみました。
インポータのラベルをみて多少コンディションに不安を感じましたが、抜栓して一口飲んでみると味がしないんです。二杯目も同じでコンディション以上に「何か変だ」と感じました。
抜栓は13度くらいから始めて、時間ともにグラスの中の液体の温度があがっていくわけですが、ある温度を超えたあたりで明らかに違いがでました。別ワインかと思わせるくらいです。
染み出てくる旨さや、トロピカルな果実味、樽化粧など推しとなるような突出したなにかはありません。引くものがない旨さを感じるあたりは、シャルドネのすまし汁と言ってもいいかもしれません。
温度が低すぎる状態で飲むと返品したくなるくらいの表情。温度が高くなる過ぎると焦点がずれすぎてダレてしまいます。ピンポイントな温度が狭すぎですが、焦点があった時には素晴らしいものがあったので、こういう内向的なワインとうまく付き合える人にはとても喜ばれるんだと思います。
無機質なミネラル感を素直に感じたワインなので、ベストコンディションなボトルが特に活きるタイプです。このワインをベストコンディションで飲めればいいなぁ。。。