サンセールのアルフォンス・メロ・キュヴェ・エドモンド1998を飲んだ

出かけ先と近い所にあった前から気になっていたワイン屋さんで購入しました

WINE:

  • ビンテージ:1998
  • 生産者:アルフォンス・メロ
  • 産地:サンセール
  • 銘柄:キュヴェ・エドモンド

日時

  • 2015年12月13日(20時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

南仏に力をいれている酒屋さんで買いました。

そういえば、以前に98年ごろのビンテージが出始めた2000年前半は南フランスのワインを買って飲んでいました。当時は、ローヌやラングドックなど濃いワインが流行っていたのと、ビオディナミがバイオダイミナクス(英語読み)が「二日酔いしません」のフレーズで売り込みされていたのを覚えています。

このワインは輸送時のキャップダメージで安く入荷できたのと、当時の価格のままだから安い値段だとのこと。

セラーも見せてもらったのですが倉庫をエアコンで調整し、温度は高めの18〜20度程度にコントロールされていました。「大事なのは振動と光で、温度が低すぎる(14度くらいのレンジ)保管だとワインが塩漬けになり熟成せず、何年経ってもリリース当時のフレッシュな状態から変化せず美味しくならないから駄目だ。」と持論を聞きました。

人が違えば考え方も違うんだなーと。興味深く話しを聞きいっていました。南仏ワインは熱に強いのでという事をおっしゃっていましたが、南仏でもややフラットになった熟成と、凛と張りつめたフレッシュ感は相いれないと私は考えているので、モノは試しということで複数銘柄を何本か買ってみました。

まずは、最初の1銘柄のこちらのワイン。

べっ甲っぽく、黄金色。コルクの状態や染み具合はバッチリ。

ピークを過ぎてシェリーっぽさがでています。アンリ・ド・バエーズの86ピュリニーやヴァレットの96プィイ・フュイッセでも感じたニュアンスです。これには、すごく好き嫌いがでそうです。私は嫌いではないのですが、こういうニュアンスよりもブリュレっぽい熟成感の方が好きなのでやっぱ好みの問題かもしれませんね。

酸味が強くて余韻の伸びが足りず惜しい。これ以上熟成させても期待はできなく、5年〜8年前に飲んだら美味しかったのかもと思ったのと、やや緩さやフラットな印象を感じたのでもう少しコンディションがよければよかったなぁと。購入した翌日にあけちゃったので、そう遠くないうちにまた空けてみようと思います。