36年経ったグラン・ピュイ・ラコスト 1979

15年くらい前に買ったラコストです。

WINE:

  • ビンテージ:1979
  • 名前: シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト
  • 産地:ポイヤック

日時

  • 2015年9月27日
  • 月齢 -・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

それなりに思いれがあるヴィンテージ。当時、確か楽天の某ショップで購入しワインが店舗在庫切れと重なって代替えで提案していただいたもの。コンディションに自信があり空輸しているんですよ。と言っていたが今思えば「本当かなー」と思ってしまいます。インポータが当時ワインブームでブイブイ言わしていて、今はすっかり名前を聞かなくなったSさんでした。

79ヴィンテージといえば、前回飲んだのは4年前に飲んだムートンでした。セラーで長い間眠っていた今回のボトルはいかに。

コルク上部は結構汚れていて、コルクもかなり弱っているんだろうなバトラーズフレンドとソムリエナイフの両用でいい感じに引き抜けたのですが、最後の最後で少し欠けてしまいました。後半回転足りなかった・・・
バトラーズフレンドで挟まっている状態の破片も取れて、ホッとしました。

そして、飲んでみるとちょうど飲み頃に差し掛かっていました。透明感もあって美味しい。タンニンは完璧に溶け込んでいて、澱も邪魔にならない。手作りのスペアリブと一緒に飲んだのですが、とても合っていました。
状態が良ければもっとエキス感が出たんだろうなというような惜しさがありました。

古酒は飲むと感慨深いですね。10〜15年くらいセラーリングして飲めているというサイクルは自分の中で出来ているということは当時は想像できずびっくり。そして同時に老いを感じます。

色々なことを体験して人生の面白みが減ってきているので、今ままではやってこなかったことも最近はやっています。
軸と向き合うこと楽しみがあっていいですね。次のこのヴィンテージを開けるのはいつになるやら。。。

フォト:

栓抜前のドキドキ

コルクを見る限り悪くはなさそう?

色を見ても力強さは残っているのはわかる