ピントを合わせるのに苦労したボルドーワイン
デイリーボルドーです。
WINE:
- ビンテージ:2002
- 生産者:シャトー・マルジョス
- 産地:ACボルドー
日時
- 2012年9月9日(22時頃)
- 月齢 -・-・-
- 栓抜時:潮位(-)方向(-)
- 当日潮位:満潮(-)干潮(-)
NOTE:
ステーキを食べるのにあわせてあけました。
10年経っている事からあっち系の雰囲気を期待しつつ、栓を抜いたらピーマン系がベースでクールな香りで安心したのですが、肝心のワイン自体が渋味が強く熟成ボルドーの良さがでてません。
セラーから出した直後はやや温度が低かったのと開くのに時間がかかりました。
30分ほど室温で温度を上げて待ってあげると、本来の姿を見せて引っかかりなくステーキに馴染んでばっちりになりました。
食事が進んで終盤になる頃には、またバランスを崩してご機嫌を損ねたようで要素がびしっとまとまっていません。このワインがキラリと光ったのが30分〜1時間強の間で、ぐぐっと尻上がりに良くなってくるボルドーと同じ扱いで飲んでいるとダメですね。
2日目は飲む事ができなかったのですが、3日目に残りを試したところ1日目の延長のような感じで落ちていませんでした。デイリーワインとして納得の1本です。
個人的にボルドーの守備範囲が狭いため好みに大きく左右されている意見ではありますが、一人で1本開けるより数人でシェアするのに向いているなーと。
一日で2/3を飲んでしまったということはいつもの半分を目安にしている量を考えれば、スイスイと飲んでしまった良いワインでした。