ジヴリーのクロ・サロモンは赤も白も美味しかった!!ジョヴロにも負けてない

酸のしみ出し具合が素晴らしかったです

WINE:

  • ビンテージ:2008
  • 生産者: ドメーヌ・ド・クロ・サロモン
  • 産地:ブルゴーニュ ジヴリー
  • 畑:クロ・サロモン 1er

日時

  • 2011年8月20日(20時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

前回のクロ・サロモン白の印象を忘れないうちに赤も飲んでみました。

2008ヴィンテージってまだまだ若くて、ブルゴーニュワインでも果実味よりも渋みを全面に感じてしまう事が多くて、開けるのを敬遠していたのですが、これは今まで飲んだ2008ヴィンテージの印象を覆すワインでした。

まず酸がスーッと伸びて鋭角に口の中に入り込んできてジュワっとしみ出します。擬音ばかりで申し訳ないのですが、このワインは酸がとても美味しいんです。酸好きの私としてはすごく好みのワインです。そして、この酸が果実味を包み込んでいるので酸が口の中に広がりきった時にフレッシュ絞り立てジュースを飲んでいるような感覚で果実味を感じるんです。

ポテンシャルとかそういうのじゃなくて、今飲んでとても美味しい。
誤解を恐れずに書くと、最近飲んだドニ・モルテのジュヴレと比べると「綺麗」と言った言い回しがあっているのかも。

1杯飲んで、このワインならグラスの縁がフレア(広がっている)になっているグランクリュタイプのブルゴーニュグラスでも美味しく飲めるんじゃないか?と思って試してみました。

思った通り、より丸みを帯びているグランクリュタイプのグラスの方が広がりが良くて美味しく感じました。*1多くのブルゴーニュワインは散漫になってしまってヴィノムで飲んだ方が美味しいのですが、このワインの良さを感じさせる体験でした。

このワインの生産者は著名な人ではないので、「XX飲んだぜー」という満足感には浸る事はできませんが、本当に美味しい生産者なので、値段が低いままで買いたい時に買えるという立ち位置でいて欲しいなと思ったのが、正直な感想w

美味しいワインは減るスピードが早いですね。 ;)

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*1:若干気持ちの持ちよう程度の