イギリスのアンティークシルバー銀食器を手に入れたので販売ブランドと入手方法を紹介
イギリスの創業1681年の老舗ブランドの銀食器を入手したので、「手入れ」「ブランド」「販売先」「入手方法」を銀食器初心者である自分が今後困らないように独自観点でメモとして残します。
探すうちに良い物を安く買う方法が多少なりともわかりましたので、「販売先」「入手方法」の項で紹介します。
手入れ
銀食器はシルバーという金属でできていますので、この金属の特性としてよくくすみます。
そして、傷をどうするかという事が気になりました。それを日々どうやって手入れをしていくのかを調べた所こんな感じでした。
くすみの手入れ
くすみを防ぐ簡単な方法として2つあります。私は両方併用する事にしました。
1.いつも使う
銀は使っていなくて空気に触れているとくすんできます。逆の発想を持ちます。毎日使えば気になるほどくすんできません。コレクションとして飾ったり、来客の時だけ使うっていう方も多いと思うのですが、それってもったいなと・・・
私は気に入った価値あるものをいつも使ってあげるのもいいのかなーと。銀は小さな傷も磨いていけば味がでてきますので絶対に使っていく事がお勧めです。私は普段料理をしないのですが、食器を使いたかったりワインをあけたかったりという理由で、料理しなければ!!状況をつくって、「いつも使う」というシチュエーションを考えました。これは、料理を作ってもらう方もうれしいし、料理する方もうれしいので、銀食器もきっと喜び、面倒な手入れの回数を減らします。
2.銀磨きで磨く
「いつも使う」とはいったものの、夫婦2人暮らしの私はカトラリーフルセット(6本×8種類)をいつも使えるわけがありません。普段は2本セットずつ使うので、残りの4本は箱にしまっておく事になります。来客時に使う時には事前に銀を磨いて黒ずみをとっておく必要がありますね。
身近な洋食器好きな方*1に聞いた方法です。
「キッチンペーパーでホームセンターなどで売っている銀磨き研磨材をつけて磨く。その後きちんと水洗いして水分をふきとる。」
たったこれだけです。他にも「重曹と塩とアルミホイルで煮てくすみをとる科学的な方法」などもあるようですが、違うんですよね視点が…。アンティークな銀食器は手で磨く事により思い入れが深まります。言葉では言いにくいのですが、人間工学とか利便性とは正反対なところにもあるかもと思います。
研磨材を買うならホームセンターではなく、こちらのような銀食器磨きで有名なメーカーの方がいいかもしれませんが成分は基本的に同じなので、どっちでもいいでしょう。
次に、なぜ柔らかい布ではなくキッチンペーパーかというと、捨てやすいから。かなり拭く素材は汚れるので、毎回柔らかい布を用意するのは大変です。キッチンペーパーで十分代用できるとのことです。そうすることで小まめに手入れできることに繋がりますね。
ブランド(産地)
フランスのラギオールのティエールと同様に、銀の伝統はイギリスのシェフィールドという産地が有名です。どうしてかというと1742年にシェフィールドで「銀メッキ」の技術が発明されたからです。今もこのシェフィールドが銀ではトップ産地ではないでしょうか。もちろん、「Made in England」です。
私の銀食器は「George Butler」というブランドで、1681年創業の老舗です。購入はイギリスに住んでいる時に現地で購入した物とのことです。他にも有名なブランドとして「クリストフル」というブランドがあります。こちらは、1830年創業で有名人が愛用したり日本に支店があるなどかなり定評があります。数百年という歴史の積み上げはすごいですね。
ラギオールの「ティエール」と同様に「シェフィールド」はあくまで産地ですので、気をつける必要がありますが、銀食器を買う時の目安にはなるかとは思います。
販売先
楽天かYahooオークションで買うと良いと思います。
George Butlerは残念ながらオークションを含めて日本での取り扱いはないようです・・・