飲み頃をはずしたエキッパージュのマランジュ2005

奥に隠している可能性を感じれずにはいられませんでした。

WINE:

  • ビンテージ:2005
  • 生産者:ドメーヌ・エキッパージュ(Domaine EQUIPAGES)
  • 産地:マランジュ

日時

  • 2010年4月29日(20時頃)
  • 月齢 :16.1 大潮(マイナス)
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

この間飲んだジャン・フルニエの心地よい感覚が今も続いていてので、同じインポータであるエスプリ・ドゥ・ヴァンのこのワインを空けました。
以前に飲んだのは2009年1月で1年数ヶ月ぶりになります。その時は果実味が溢れ、自然派と言われる部類ですがネガティブな面は見えずワインとして純粋に旨かった覚えがあります。

そして、今回は数カ月前に「今は閉じています」と聞いていたにも関わらず空けた結果やはり閉じていました…。数週間の間で上り調子にあたればという所ですが、残念。

前回と今回の大きな違いは、閉じているという事以外では、果実味が影を潜めタンニン*1が前に出て「今から熟成するぞ、ちょっと待ってろ」と言っているような表情。2日間に分けて飲んでいるのですが2日目の方が良くなっているのは驚き。熟成したらこんなワインになるんだろうなーというのが想像できる。1日には鉄っぽさが少し出ていたけど2日目にはなくなった。あと、シュピゲラウの手吹きの大振りのブルゴーニュグラス(リーデル・ソムリエと同等)で飲んだ時より、同じくシュピゲラウのマシンメイドのヴィノグランデ(リーデル・ヴィノムと同等)で飲んだ時の方が美味しく感じた。

とりとめなく感じたことを書いたけど、まとめると2日目の終盤に感じた華やかな香りと柔らかになった液体の中に隠れていた果実味と広がるスケールがある。「ボトルの底が見えた頃今がピークと感じるスロースタータ」という所かなぁ。いや、全然まとまってないし。


よし、「最後は最初とは比べ物にならないくらい旨くなった」。たぶんこれで数ヶ月後見直しても思い出せるだろう。(ほんとか?)


色々と感じる事が多いワインは、意味もなく文章が長くなるなぁ。
このワインを買い足して5年後と10年後にまた飲みたい。保管状態さえ良ければ絶対すごく旨くなっているはず。グラン・ヴァンのような過度な期待をしなくてもいいし(笑)

唯一悔やまれる事として、「閉じている時にあけちゃった」こと。なむさん。

*1:渋くはない