専門店を意識した大きい・小さいワインセラーの2つの正しい使い方
こんな1960年代の状態の良いワインに育てたいなら
何かのきっかけで会社でワインが好きやセラーを持っているという話しをすると、一般的な認識と私の常識がけっこうずれている事があります。ワインセラーでもそういうことがあったので記録に残したいと思います。
ワインは野ざらしで保管すると駄目になるというのは、もう一般常識としてワインを普段あまり飲まない人も知って当たっています。ただし、ワインセラーであれば長期間(10年を超える)保存できるという認識はあっている面と間違っている面があります。
自分自身もワインの長期保存には温度管理さえ気をつけていればいいと思っていたのですが、そうではないという事がわかってきました。どれだけ安定した状態で保存しておけるか。そのスパンが長ければ長いほど良いということです。小さいワインセラーでは10年ワインを保管するのにはちょっときついのです。そこで自分のライフサイクルと保管を大小のワインセラーで使い分けています。
大きいワインセラー
最新ビンテージや飲み頃がまだまだ先で、3年以上先に飲むものをはこちらにいれておきます。こちらは容量も大きいので温度も安定し、開け閉めが少ないのでワインを保管するには安定し、暗く・静かに・数年間まったく動かされないので綺麗に熟成します。飲み頃がくる頃まで忘れられたようにいるのです。中に入っているワインは小さいワインセラーの残り本数が少なくなった時か、飲み頃になったワインを季節の変わり目で小さいワインセラーへ移します。
大きいワインセラーはそんな使い方が向いています。保管専用です。
代表例
- ユーロカーブのワインセラー
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- フォルスターのワインセラー
小さいワインセラー
ワインは定期的に飲みます。都度ワインセラーのドアを開封したり、飲むボトルが奥の方にあったりするとワインを動かすことになり、ワインは全く安定しない状態となります。そこで、短いスパン(1ヶ月から4ヶ月くらい)で飲むワインをリビングにある小さいワインセラーに保管します。
代表的
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- マサオコーポレーションのワインセラー
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などがあります。飲む直前に安定させる用で長期保存はしないと割り切ります。ちょっと良いワインで近々記念日に飲みたいなーというワインもこちらにいれておきます。なかなか飲む機会がなく、1年くらい飲むタイミングがなかったというワインもあります。
あくまで、小さいワインセラーは飲む事を意識した使い方です。