子供の生まれ年のワインを買うという事について

駄文を残します。

子供が生まれたら、子供の成長と一緒にワインを飲んでいきたいと思うのは愛好家共通の思いではないでしょうか。私も類に漏れずワインを買い込みました。たぶん5ケースほどになります。

今現在はリリース後すぐに枯渇してしまうブルゴーニュワインがリリースされて買ったのですが分類分けしてみたいと思います。

購入店舗

  • 輸入状態と全面において信頼感高い店舗(7割以上)
  • 輸入インポータをしている店舗(2〜3割)
    • 日本に輸入がほとんどないある生産者
    • セールをしていてつい手が伸びて違う生産者にも手を出してしまった
  • 特定銘柄をチャレンジで購入のオンライン通販(1割未満)
    • ただ、インポータもしている実店舗ときちんと自分の舌でレビューをしっかり書いて売る店舗
    • 自然派を雀の涙ほど
    • インポータ違いの同一生産者比較

こうして見てみると、かなり保守的であまり冒険をしていません。

購入レンジ

広域、村名、プルミエ、グランクリュをまんべんなく買っています。飲み方として毎年数本を成長と共に開けていきたいと考えているので、大物狙いはほとんどしていません。また、世間一般でリリースされたら瞬殺で売り切れるワインにも手を出していません。

割合としては村名が一番多く、次にグラン・クリュ、次にプルミエ・クリュと広域という順。村名は断トツに多いのですが、グラン・クリュとプルミエ・クリュの差はそんなにないです。広域もそこそこ買っているので、飲んでいく事を考えると結果バランスよく購入できたなぁと思いました。

生産者

名前を列記していくと品が良くないので特徴別に

  • ジュヴレの大御所
    • 私が好きな生産者でどのヴィンテージも買っていてこの生産者がリストアップされない事は想像できない
    • ユーロ高と生産量減の影響で3〜4割ほど価格がアップしたので量はかなり控えめになってしまった
  • モレの大御所
    • 購入したのは村名ワインばかりですが、子供の成長と一緒にと考えると良いワイン達です。
    • たまたま縁があって購入することに
  • モレの若手
    • 若いうちから楽しめるタイプ。モレの大御所と比較しながら楽しんでいきたいです。
    • こちらもたまたま縁があって購入することに。
  • 長い目で熟成させるタイプのワインを造る生産者
    • 広域とグラン・クリュの両極端を購入
    • このグラン・クリュは成人あたりまでとっておこうと思っています
  • ○○ファミリーの生産者
    • 広域、村名、プルミエ、グラン・クリュ全部買いました
    • ファミリー3生産者をそれぞれのラインで微妙に重ねながらもラインをずらして買いました
    • セールの魅力に負けました...
  • お気に入りのマイナーな村の生産者
    • 村名の畑違いを楽しむべく
    • 手違いで1つの畑しか手にはいらなかったので、今回は別インポータ物も買ってみました。
    • インポータ比較も面白いかも
  • お気に入りのコート・ド・ボーヌの生産者
    • 村名は既に売り切れてしまっておりグランクリュのみ残っていたので数本購入しました。
    • 試飲で飲んで美味しさを実感してから購入できたのでポテンシャルは間違いなし
  • サヴィニーが本拠地で看板畑がプルミエクリュの生産者
    • こちらも1本飲んで確認してから複数本購入
    • お手ごろ価格で子供の成長とあわせて楽しむのにあっていると思い

その他、記載のない10生産者くらいで、各1〜3本ほど購入しています。

産地

リストを見てみるとニュイはほぼ全部の村を購入していました。ボーヌは固め買いでは偏りはありますが、幾つかの村に分かれているので悪くないと思います。赤が大半なので、白をどうしようかなぁと悩んでいます。ここ最近のヴィンテージは白の熟成能力が疑問視されており未知数的な所もありますが、私が好きなワインが白ワインなのに比率でいうと7:3か8:2ほどで白ワインを購入できていないので、ある生産者のワインが輸入されてきた時に2011年ヴィンテージが含まれているのでは?と期待を込めて、生産者をかなり絞ってお気に入りの生産者と特定のワインだけに集中(同じワインを複数本)しようと思っています。

他産地は?

ブルゴーニュ以外の産地はどうするのか?ということを考えたいのですが、今ボルドーはほとんど飲まなくなってきているので、バックヴィンテージ狙いで今は買いに走らないでおこうと思います。魅力的なモノがあれば買っていきたいと思っているのですが...

あと、ドイツワインを買っていないんですよね。これも悩ましいのですが余力がでてから考えることにします。

結論

こどもと接していると気持ちがすべておおらかになります。晴れの日に1本というスタイルではなく、日々変わっていく、人格形成がされていくその一コマをワインをとおして感じていくワインを選んだんだなと思いました。この写真はなにげないスナップショットの一つですが、「これなんて言うの?なんであがったりさがったりしているの?」と初めて(意識して)見た噴水を前にして言っていた時のものです。すべてが新鮮で未来に対して光があります。

今回買い、そしてもう少し買うであろう100本程度のワインを十数年掛けて飲んでいくのは非常に楽しみであり、私のもうひとつの人生そのものになるんじゃないかと...

いつの日か自分のこどもがこのエントリーを見てなんと思うかを考えるだけでこっぱずかしいです。
引き続き「子供の年」タグで飲んだワインについては感想を数年かけて書いていきたいと思います。