噂の香りが50倍のワインを入手して飲んでみた!

ついに見つけました!!あのワイン!

WINE:

  • ビンテージ:ノンヴィンテージ
  • 生産者:メルシャン
  • 産地:日本(輸入濃縮果汁)

日時

  • 2012年6月1日(22時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

近所のスーパーでついに見つけました。「仰天!今すぐ試してみたい日経新聞に載っていた香りが50倍のワイン

スクリューキャップをあけたらどんな香りがするんでしょうか?

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  • 香水
  • 芳香剤

この辺りのキツさを期待していたのですが、意外と普通でした。

グラスは「ロブマイヤー・バレリーナ」を利用したので、香りを持っていれば抜群にたつはずです。私がよく飲むワインの香りはふわっと緩やかなカーブを描いて消えて行くのですが、このワインは直線的に香りが突っ込んできて液体に香料が染み込ませてあるような印象です。

味の方はというと、デイリーなイタリアワインのような濃さと酸味が弱いややフルーティな感じ。ノンスイートという表現をして「甘くない」という事をお洒落に言っているんだと思いますが、コメント通りの「バランスが良い」味わいでした。

個人的な好みとしては、もう少しフルーティさを抑えて酸味を出した方が好です。裏のラベルをみて気づいた事なのですが、酸化防止剤(SO2)の他に、酸味料という謎の物質が記載されていました。香料の記載はなしです。

作りとしては、本当にうまく作ってあって飲んでいて嫌な気持ちになりません。この値段でこのクオリティならオススメできるんじゃないかと思います。

本当はもっとネタにできるような特徴を期待していたので、ある意味がっかりですw

まとめ

少し人工的に感じる香りと味に抵抗がなければ、冷蔵庫で少し冷やし気味の温度で飲み始めれば夏場にはより美味しく飲むことができのではないでしょうか。

50倍香ったか?というと、私が飲んでいる普通のワイン(よくあけるレンジのワイン)で飲み頃で香りが立ち上がる状態の時より香りは弱かったですが、閉じていて飲み頃でなかった場合のワインよりは香りがするので、「50倍」ではなく「等倍」だったという検証結果にしたいと思います。

最後に誤解を恐れず一つだけ言うならば、香りに複雑性がなく単調なんですよね。それが、柑橘系のインパクトを強く残して、コンパクトに綺麗にまとめている秘訣であり、色々な葡萄品種と個性あるワインをよく飲んでいる人が変化がない状態に何度もグラスで飲み続けたり、購入をリピートした時に飽きてしまう可能性を感じました。

1本飲むだけという前提なら「飲み飽きない味」というキャッチフレーズはうまくつけましたね!

良くもなく悪くもないこのワインに乾杯w