中国バブルがはじける可能性をあらわすたった一つの数値
ボルドー1級ワインであるシャトー・ムートン・ラフィット・ロートシルトのセカンドラベルのカリュアド・ラフィットです。
セカンドラベルはファーストラベルの1/2〜1/3の値段が通常なのですが、セカンドラベルが2008年ヴィンテージが中国で10万円の高値をつけたみたいです。
10年前にはカリュアド・ラフィットは5000円前後で購入でき、良いヴィンテージでも1万前後です。中国のワインバブルは日本のバブル時代不動産並に高騰しています。この流れは明らかに異常でまだおさまる事をしらず融点を超えています。
数値
単純にシャトー・ラフィットで安い順(フィルタ済み)
あるビンテージは楽天の最大価格で400万円です。
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日本で膨大な在庫を誇る楽天のショップでもフルボトルは壊滅的に売り切れ続出です。フルボトルで7万円が最低価格というのは信じられません。
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2009年の予約時の価格で17万円って・・・
[rakuten:order-cheese:10016880:detail]
参考までにグレード・ヴィンテージの1989年のリリース直後*1と現在の価格差。
ラフィットをひとことでいうと
現時点の情報です。
以前は「最高級のデイリーワイン」つまり毎日飲んでも飽きないつくりの最高品質レベルのワインでした。
今のラフィットのタイプはかわりました。*3「液体の宝石」というのがあっているかもしれません。
まとめ
- バブル怖い
- 需要が供給を遥かに超えている
- 不釣り合いな値段
- ステータス性すごいよ
中国マネーは行きつく所まで行って諸外国のワインの価格にも影響を与えています。バブルなんてはじければいいのに・・・