ロバート・パーカーポイントを流用する事について

実家セラーからワインを発送する時に知人の方から空箱を頂いた時に底に入っていた物

ディスプレイ

ネックの部分に「パーカーポイントXXポイント」や「ゴールドメダル」という自作(メーカー)のタブをつけるという商法。楽天でワイン取り扱い数がトップクラスの店舗です。

棚に値札やコメントを書くのとそう変わるものではないけど、ボトル固有にネームバリューが持っているように感じるのが不思議な感覚です。ワインはバリエーションも多い事から「半分くらいは脳で飲んでいる飲み物」というのはうまく言ったもので、こういうきらびやかに飾り立てられた商品は、飲み手にとって購入意欲をそそる以外に影響もあるんでしょう。普段異なるカテゴリのワインを飲んだ時も同様かもしれないです。ラベルと経緯を聞いた場合と聞かなかった場合に印象は違います。

「美味しいワイン」「好みにあわないワイン」そして「状態の悪さに起因するまずいワイン」は誰にでも感じる事ができる事ができますが、最近思う事がそれに付加した情報が味覚に影響は大きいんだなぁと。

パーカーポイントとメダル

数値と賞を盲信しないで自分の好みのものを選ぼうよと言われて久しくなりますが、未だにパーカー・ポイントって使われているんですね。ワイン会やショップの方と話しをしていて、最後にこの単語を聞いたのって何時だろう・・・

ワインに興味ない人はパーカーなど知らないし、ワインを好きな人はそれほど気にしていない。どの層に向けてこのポイントをアピールしているんでしょうか??

金賞はわかりやすいですね。「ジャパンなんちゃらカップ」という自分たちで勝手に開催したコンクールでも響きだけで目立ちます。

そろそろ、この2つの手法以外の何かが出て来てもいい頃ですね。

まとめ

  • コマーシャリングと情報提供による影響度は意外と高い
  • 古典的な手法が今も健在
  • 効果があるからやっている(んでしょう。きっと)

受けて側はみんな気付いていますw
気付いた上で好印象か不快感かを直感的判断でしていると思います!

情報化社会こわいなー。