還暦を迎えたコルトン1971は終わってました
コルトン繋がりで還暦を迎えた42年経ったワインをあけてみました
日時
- 2013年10月27日(19時頃)
- 月齢 -・-・-
- 栓抜時:潮位(-)方向(-)
- 当日潮位:満潮(-)干潮(-)
NOTE:
先週末に飲んだトロ・ボーのコルトン・ブレッサンド*1が美味しかったので、セラーの奥にあった古酒コルトンを比較の為にあけてみました。
底には山のような澱、ノン・リコルクのコルク。抜くのも慎重になります。
が・・・ 幾つか失敗をしました。
まず1個目の失敗としてコルクを割らないようにと思って執事の友と呼ばれている「バトラーズ・フレンド」であけようとした所、コルクが乾きすぎていてストンとワインの中に落ちてしまったのです。そして2つ目の失敗はきちんとコルク上部を綺麗にしていなかったこと。抜いてから布巾で綺麗にする予定だったのです。
そして最後の失敗。それは健全なワインではなかったこと。
ブランデーのような古酒になっていて、DRCのロマネ・サンヴィヴァン1974を思い出す古酒の領域です。違ったのは毒に侵されているような飲むとやばいという感じます。体と脳が訴えかけます。
しょうがないので、やりたくなかったデキャンティング。コルクとコルク編を取り除きます。
注ぎ直しても無理な物は無理です。結果として3口も飲めずに流しに捨てることになりました。グラン・クリュを流しに捨てる悲しさときたらなんとも言えません。本当に飲み物として飲めない状態で辛かったです。
落胆して別のワインをあけようとしていたら妻が「私が買ったセラーに入っているエゴン・ミュラーをあけてもいいよ」鶴の一声。もちろん飛びつきました!
捨てる神あれば拾う神あり。うははは。
*1:トロ・ボーのブレッサンドを無事追加購入できました