ブルゴーニュ銘醸ワインを楽しむ会(ドメーヌ・ルフレーヴの会)に参加した

いつもの会以外のワイン会に参加は1年半ぶりです。
「ワイン会に続けて参加する為の一番大事な方法」もついでに書いておきました!

ワインリスト

  • 生産者:ロラン・ヴァネック
  • 生産者:ピエール・ジャック・ドリュエ
    • 2009年 ブルグイユ・ロゼ
  • 生産者:ジャン・フルニエ
    • 2010年 マルサネ・ルージュ・キュベ・サン・チュルバン
  • 生産者:コルディエ・ペール・エ・フィス
  • 生産者:ドメーヌ・ルフレーヴ
    • 1999年 ピュリニー・モンラッシェ・レ・ピュセル(プルミエ・クリュ)
    • 2009年 バタール・モンラッシェ(グラン・クリュ)
  • 生産者:ロベール・グロフィフェ【追加】
    • 2010年 シャンボール・ミュジニー・レ・サンティエ(プルミエ・クリュ)

日時

  • 2013年8月25日
  • 平野弥にて

NOTE:

いつも魅力あるワイン会のお知らせを頂いているのですが、予定や家庭との調整がつかずなかなか参加できずにいて、もう1年半以上経っていたんですね。

ちなみにこの1年半で参加したかったけど、参加できなかった会は「エゴン・ミュラー」の回。今回はどんな会になるか楽しみでした。

前日までルフレーヴのバタールが出る事以外はお知らせされていなかったのですが、メインがバタールなので比較としてもう一本くらいはルフレーヴが出るだろうと予想していましたが、ピュセルがでてこれはうれしい悲鳴です。

というところで、基本情報はこのあたりでルフレーヴの感想はのちほど。

カジュアルワイン's

最近は料理とカジュアルワインのマリアージュの探求に力を入れているようで、ワインと料理の提供タイミングが組み合わせででてきます。

最初の泡の前にメニューになかった生ハムのなんとかロール?をだして頂きました。
生ハムをフライパンで熱を入れると塩っぽくなってしまいがちなのですが、いい塩加減で美味しかったです。

以前にランチパスタの時を彷彿させます。

次の料理と合わせる時には泡をみんな飲みきってしまっていたので、リスト外のカジュアルワインをだして頂きました。ブルグイユのロゼだったのですが料理とあっていて美味しかったです。このマリネうまかったなぁ。

秋刀魚とズッキーニのグリルも美味しい。赤ワインはこの料理にあわせる1本だけだったのですが、両方ともでしゃばらず、お昼下がりの食事として華やか過ぎない感じが良かったです。

コルディエのACブルゴーニュはいつもの感じ。2009年のイメージが抜けきらない。いい思い出が基準になってしまうんですよね。パイナップルのような南国系の香りはヴィンテージが違っても同じですね。

そうそう!!これにあわせたはまぐりのリゾット。米に少し芯が残ったくらいだったんけど、うまかった。汁もパンにつけて、パクっと。

ルフレーヴの比較

99と09の比較です。同時栓抜で8杯どりで同じ料理に合わせます。大山鶏のクリーム煮。ワインとレモンを使って料理負けしないように工夫したそうです。

99のルフレーヴは焦がしたコーンが特徴的でした(みなさんの試飲コメントのバイアスかかってますw)。香りはすごく良くて、ワイン自身もぐーんと伸びてくるんだろうなと思ったら、終盤バランスを崩して結局伸びてこなかったのが残念です。09のバタールは凛とした佇まいでスケールもあるのですが、8杯どりだとすぐに飲んでしまい、美味しかった思いしか残りません。ルフレーヴのグラン・クリュを飲んで初めてわかった事は想像以上でもなくそれ以下でもないということ。

ルフレーヴのグランクリュというと高嶺の花で、なかなか飲める機会がありません。99と09の違いを皆さんと談話しながら感じた事は、やっぱ人が作って人が販売して人が飲んでいるんだなという事。代替わりや好みや体調など人に関わる部分の影響が大きく、年号だけが変わるラベルを中心に見ているとステータスについつい惹かれてしまって、力が入ってしまいますね。

美味しいワインは楽しく飲める雰囲気も大事だなと改めて思いました。もちろん今回も楽しい場でした!

おかわり

コーヒーでもいかがですか?と言われて、参加者みんな揃って飲み足りないのでワインを追加をと…
幾つか候補があったのですが、「新しめのヴィンテージでルフレーヴのバタールに見劣りしないものを」

という結構ハードルが高いリクエスト。

出てきたワインがこれ

 「グロフィエのシャンボール・ミュジニー・サンティエ 2010」

グロフィエは1度しか飲んだ事がなく、2002のACブルで10年経ってもパワフルさ満載だったので、それをスケール大きくした感じをイメージしていたのですが、2010のサンティエは洗練されていて今飲んでも美味しかったです。やっぱこういうワインを飲むとどんどんワインを買いたくなってくるのがやばいですね。

まとめのまとめ

  • 最年少の参加者は誰だ。(多分私だった?)
    • 年齢の話は建設的ではないのですぐに違う話題に
  • 食事の時にあれな話w
  • ジャック・セイスは芸術家(ルフレーヴの元醸造責任者のピエール・モレの話の流れで)
  • パンは凶器です
    • 堅くて口を切る事があるという隠語
      • どこどこのパン屋のパンで口切ったことあるんですよ。って話
  • 世間話
    • ワイン会に参加するとこういう話が面白い

今回もはじめましての方のほうが多かったのですが、とても楽しかったです。今日、一番良かった事は飲み過ぎず帰ってから妻に嫌な顔をされなかったことです!w

これがワイン会に続けて参加する為の一番大事な方法です。

記念写真

イワシの酢漬け、茄子とパプリカのマリネ

秋刀魚のブリットとズッキーニのグリル

蛤ワイン蒸し、茗荷と青のりのリゾットは写真撮ってなかった...

大山鶏のクリーム煮