オレオレ伊勢海老のブイヤベースを作ってコルディエのロゼワインであわせた

伊勢海老が手に入ったのでブイヤベースを作ってみました

WINE:

  • ビンテージ:2009
  • 生産者:ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フェス
  • 銘柄:ボジョレー・ヴィラージュ・ジョセフィーヌ・ロゼ

日時

  • 2012年10月11日(22時頃)
  • 月齢 -・-・-
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

ワインは前回とかわらず香りもたっているし、美味しかったです。
この値段でこのクオリティなので本当にお勧めです。また買い足します。

ワインのことはこれくらいにして、今日は料理の事を書きたいと思います。

伊勢エビを実家から大量に送ってもらったので、なんとか消費しようとブイヤベースを作ってみました!1匹しか消費できなかったですけどね。

妻からはなんと「90点」という好評価をもらいました。かなり大ざっぱに作ったのに素材と手間の力は大きいなと痛感しました。

次に作る時に忘れないようにメモをします。

レシピ

材料
  • じゃがいも: 4個
  • セロリ: 1本
  • ニンジン: 1/2本
  • たまねぎ: 1/2個
  • ホールトマト(イタリア産): 1缶(250g)
  • にんにく: 2かけら
  • タイム: 3〜5紐
  • サフラン: ひとつまみ
  • あさり(貝類): 180g
  • たら(白身魚): 2切れ
  • イカ: 1/2身
  • 伊勢海老(甲殻類): 1尾
  • カルピスバター: 1さじ
  • オリーブバター: 大さじ1
  • ワイン: 50cc(白ワインもしくはロゼ)
  • 水: 700g
手順

下準備としてあさりを塩水につけておき、石やよごれを吐かせる。もみ洗いをし汚れをとっておく。

次に、おろしたてのルクレーゼの鍋に700gの水を沸騰させて、たらとイカとあさりをぶち込んで弱火で20〜30分、魚出汁をとる。その時にタイムとにんにく1かけら分をつぶして入れておきます。ワインもこのタイミングで投入しました。(本当は野菜に入れたほうがよかったのかもしれませんが)タイムは魚の生臭さを消す効果があります。ただし、お店で買ったうち5%分くらいしか使わないのですごくもったいない気持ちになりました。

次に、ニンジンとタマネギとセロリの茎をみじん切りにしておきます。ニンジンは電子レンジにかけて火をとおしておきました。それをざるにいれておきます。

にんにく1かけらをみじん切りにし、オリーブオイルで別の鍋で炒めます。香りがついてきたらニンジンなどのみじん切りを入れて、バターを投入ししんなりするまで炒めます。

しんなりしたら、最後にホールトマトを投入し少しだけ炒めます。あとで煮込むので形があまり崩れないようにしておきます。

次に、最初にぐつぐつ弱火で煮ておいたルクレーゼの魚だしにニンジンなどのやさいを投入します。

20分ほどさらに煮込みます。いい感じで出汁もとれてきているので適度に味見しつつ、少しだけ塩を加えます。

次にじゃがいもいれます。最後にじゃがいもをいれるのは煮崩れさせないためです。1日目に食べる分はスライスぐらいに切って、翌日食べる分は切らずにまるごと投入します。さらに20〜30分煮込むとじゃがいもに火がとおって、食べれるようになります。火さえ通っていればいいので適当なタイミングで投入したら良いと思います。

じゃがいもと同じタイミングで伊勢海老を投入します。伊勢海老はハサミや包丁で半分に分割します。背わただけとって、殻はまるごと投入です。海老を入れた時にサフランをひとつまみし鍋にいれます。

そんな感じで、伊勢海老とじゃがいもに火がとおっていれば完成の目処になります。煮込んでいる間に水が蒸発してしまうので、野菜投入前に出汁を少し別容器にとっておいて、水を足すといい感じで水分を補充できる事を、食べている時に気付きました。

味付けは基本的に塩のみでとても美味しかったです。素材のうま味を最大限に引き出して活かすというのがブイヤベースの特徴なので、下手に小細工する必要はありません。

みじん切りが適当でもいいし、基本的に味付けしなくてもいいので失敗しようがありません。うまくつくコツは、3〜4人前(2日にわたって食べると考えて)の大目の量で作る事です。あとは、野菜を3〜4種類、魚介類を3〜4種類と種類を多品目にすることです。

この事は、漫画「おせん」にも書いてあるので参照してみると面白いと思いますw

ブイヤベースの感想

伊勢海老を投入する前からいい出汁がでていました。あさりと鱈の出汁が良かったんだと思います。最終的なこのブイヤベースの決め手は伊勢海老です。伊勢海老の身を喜んでいいのは小学生までで、大人は伊勢海老のミソ(頭の部分)にお金を払っていると考えましょう。伊勢海老のミソがこのブイヤベースの決め手です。これが深みや複雑さをだします。

我ながら適当に作った割に本当にうまくできたと思いました。なので、わざわざレシピに残そうと思ったわけで・・・

ステーキのようにレシピを忘れてしまうという失態は避けなければとw

最後に少しだけ隠し味で味噌を入れても良かったかもいいねと妻は言いましたが、私はこのままでも十分美味しいので好みでいれてもいいのかなと。

来年も伊勢海老の時期にまた作りたいと思います(調子にのって伊勢海老が余っているのでまた週末に作るかもしません)

写真

ルクレーゼの鍋いっぱいに作ったのですが

あっという間に消費されていきます

最後に

この日は妻と子供が体調を崩していました。あったかいブイヤベースで気持ちと体が良くなってくれればと思って作ったのですが、とても喜んでもらえてうれしかったです。

食べてくれる人の笑顔が作る人のやる気になるという気持ちを実感した日でした。