ヴァンサン・ドーヴィサのプティ・シャブリで特徴を確かめるはずが…
ドーヴィサのプティ・シャブリで傾向を知りたかったのですが…
WINE:
- ビンテージ:2007
- 生産者:ドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサ
- 産地:プティ・シャブリ
NOTE:
「今年最初のワインはこれだ!」というのは嘘です。先週、私の夫妻と先方の夫妻でチーズフォンデュを食べる会を開きワインを飲みました。その時は3人で3本を空けるという量的には多く飲んでしまったのですが、セーブしつつ飲んだので酔いは大丈夫でした。ヴィレーヌのACブルゴーニュ2008の酸がアリゴテ並にとても強かった事は今でも覚えています。あと、2本はヴォルネイ1erとボルドーを飲みました。ヴォルネイ1erは02だったのにまだまだこなれていなかったなぁ。*1
さて、今回飲んだプティ・シャブリです。ドーヴィサを飲んだ事なかったので、1本近々お試しで飲んで、もう1本は3〜5年くらい熟成させて飲もうと思っていたのですが、買ったショップから怒同ヴィンテージのドーヴィサ・シャブリ1erセールのお知らせが届いたので、ワインの状態*2と好みにあったら買い足そうと思ってあけました。が・・・一口飲んで、購入手続を進めた所で「売り切れ」になってしまいました。悲しすぎます。
ということで、ゆっくりドーヴィサの底辺をキュベを味わって今後の機会に期待します。
香りは南国フルーツと少し弱めの樽香がします。味は酸味がワインの中心にあって薄めの味わいでフラット。バランスがいいのですが、今の時点でフレッシュさで美味しいとも言えず、スケールもないのでわりと平凡なワインに感じました。香りが自然な感じに心地良いので、わりと酸が強めなこのワインが落ち着くと好みの味わいになっていると想像がつきます。ただ、このワインの薄いと感じた部分がシモン・ビーズのサヴィニー・ヴェルジュレス2001みたいになる要素があるかなと。
このワインでこれだけカッチカッチなのでプルミエクリュなんて今の段階では飲めた物じゃないんでしょう。きっと。このボトルは私の好みをジャストで突いてこなかったですけど、一番下のキュベでこれだけのバランスがとれているのだから、いい作り手ということには納得しました。
まとめ
ドーヴィサのプティ・シャブリといえど早飲みに向いていないかも。
これなら、プティ・シャブリじゃなくて1erやレ・クロなどのレンジを買った方が飲むシチュエーションを想像しやすい。
絶対的に飲みたいワインではないけど、安ければ買って熟成させて飲みたいワインでした。