自分で熟成させた約20年前のシャトー・レオヴィル・ラスカーズを飲んだ
20歳の頃に購入し自分のセラーで10年くらい熟成させたボルドーをあけました。
WINE:
- ビンテージ:1992
- 生産者:シャトー・レオヴィル・ラスカーズ
- 産地:サンジュリアン
- 格付け:2級
日時
- 2010年11月28日
- 月齢 23.3・小潮・マイナス
- 栓抜時:潮位(141)方向(プラス)
- 当日潮位:満潮(151)干潮(59)
NOTE:
ワインを飲み始めた頃ワインブームでボルドーワインが高騰真只中でした。私の地元あるワインショップには92のラトゥールやマルゴーなどが10,000円を切る価格で販売されていました。ブームが過熱を増し地元のワインショップにもグラン・ヴァンの買い占めをする人が来て、ある時1級ワインが全て消えたんです。そういう時期に買ったラスカーズはまだ手の届くお値段だった事を覚えています。
- 92ボルドーの思い出
- 1998年頃、3,000円でラコストを購入後すぐに飲みました
- タンニンがきつかった印象。ボルドーに良い印象を残せなかった。
- 2002年頃、購入後数年寝かしたモンローズを飲みました
- まだまだタンニンきついなぁ。オフビンテージですよね・・・
- 1998年頃、3,000円でラコストを購入後すぐに飲みました
「あーもう2010年であれから10年くらい経っているんだと」思って、実家セラーから春ごろに引き出してリビングセラーに置いてあったのですが半年以上飲まなかったので、ワインパーティの差し入れとして持って行きました。
9人どりでワインをあけていったのであっという間に一つのボトルがなくなります。白2本、赤1本のあとにラスカーズが登場。初めて92のボルドーでタンニンが溶け込んでいるのを感じました。ワインテイスティング中心ではなく会話と料理を楽しむ雰囲気だったので気軽に飲んだんだけど、飲み物として普通に美味しかったです。ここ数年ワインという飲み物を気負いせず楽しんで飲めている気がします。
10年前の自分だったら考えられないです。飲みたいタイプのワインを飲みたい時に飲めるようになったのは、自分の生活にワインが根付いてきたってことなのかなぁ。これから10年どうやって過ごしていこうかなー。
追伸
何人かが帰宅した後も時間に余裕があったのでお邪魔していて、昔のアニメや恋愛話をしたりしていたら、ごそごそともう一本ワインをあけてくれました。1,000円前後のワインですが、これも美味しかったです。10年前に比べれば高級ワインというレンジは手が届かなくなりましたが、ある一定の品質を超えれば安くても美味しいワインに出逢えるというこの状況はある意味幸せなことなのかもしれません。類にもれなく、話しに盛りあがりすぎ実質3人で1本をあけたので、予定以上にアルコールを摂取し時間を楽しい時間を過ごして夜遅くなってしまい、家に帰って妻に謝ったというおちでした。 :-)