ドメーヌ・ギヨンの村名ワインがおいしくてほっとした
大好きな作り手。
2000年ビンテージふたたび。ニュイ・サンジョルジュの時はこけてます。
WINE:
- ビンテージ:2000
- 生産者:ドメーヌ・ギヨン
- 産地:ヴォーヌ・ロマネ
- 畑:オー・メジエール
日時
- 2010年6月23日(20時頃)
- 月齢 11.1・中潮・プラス
- 栓抜時:潮位(-)方向(-)
- 当日潮位:満潮(-)干潮(-)
NOTE:
オー・メジエールの畑はドメーヌ・ギヨンにとっては特別な畑です。2002年から特別ラベルでナンバリング付きでリリースされるようになりました。2002を2007年ごろに飲みましたが、すごく美味しかったです。果実味たっぷりで滑らかでジューシーでした。
そんないい記憶があるなかで、2000年のメジエールです。ただ、購入が前回の2000年のニュイ・サンジュルジュと同じインポータで同じお店なのです。ちょっと心配・・・
空けてグラスにそそぐと、エッジの周りが綺麗にれんがっぽく薄れています。色はやや濃いめですが、タンニンのパワーでおしおしではありません。香りは爽やかでふわっとした冷たい香り。いやらしい系統の(どんなだ)熟成した香りはしてきません。若くて熟成したワインに入りかけというのがよくわかります。
次に、味わいですが空けてから数十分して落ち着きを見せてからはすごくいい!!
前回のニュイ・サン・ジョルジュが嘘のようです。液体はまだ濃いのにとっても滑らかで口の中で溶ける感じです。濃いワインにありがちなタンニンが舌の上に残るざらざら感はありません。
村名ワインでこれだけ美味しければ良しと言いたいのですが、最近は舌が肥えてしまったせいか、満足できない部分があります。それは、旨みの部分。雑味というかミネラルというか染み出してくる要素が感じ取れないんです。なんか、全体的なまとまりは綺麗なんですけどわりとフラット感があります。この液体からなにか抜け出してしまったような印象です。
ワインの状態がすこぶる良いとわかる時に感じる感覚と少し違うので、きっと状態も影響しているんでしょう。低気圧も影響しているかも知れません。
美味しいのにもったない。2001年か2002年のヴォーヌ・ロマネ村名はまだ持っていたと思うので、これはあと5年は待つ事に決めました。
底の方はすっごい甘さと旨みがありました。
これだけ村名で美味しいとプルミエのアン・オルヴォー買おうかなと思ってしまいます。2002年のアン・オルヴォーもすごく美味しかったしなぁ。
バックビンテージがでてくればいいのに。