メゾン・ルロワの10年熟成の村名ワイン

気軽に空けてしまったけど・・・

WINE:

  • ビンテージ:1999
  • 生産者:メゾン・ルロワ(ネゴシアン)
  • 産地:ショ・レ・ボーヌ

日時

  • 2009年5月6日(20時頃)
  • 月齢 20.3・中潮・マイナス周期
  • 栓抜時:潮位(129)方向(プラス)
  • 当日潮位:満潮(140)干潮(35)

NOTE:

ワインが飲みたくてたまらなかった。セラーを開けたら目の前にルロワのショレイ・レ・ボーヌがそこにあった。
空ける理由はそれだけでした。このワインもセールで買ったのですが、破格のお値段で購入させて頂いたので気軽に空けてしまったんでしょう・・・
一般的な値段で10,000円前後というのが相場というところ。高いと2万円くらいいってしまう場合もあります。

ルロワというネームバリューと信頼性からでしょうか。ルロワのラベルのワインは旨い(ネゴシアンとして良いものを扱っている)という印象は私も持っていますが、それだけの値段を払った分の満足感があるかというと、当たり外れもある分それなりにギャンブル的な買い物になると思います。外れた時の失望感は大きいです。

このボトルは購入金額に対して中身が満足できるものでした。
香りもほんのり心地よく液体が滑らかでした。澱が底に溜まっていましたが舞っていなかったので渋味はまったくなく、空け始めのころは酸もしっかりしていたのですが時間が経ってくると酸が落ち着き、液体に何かが溶け込んだかのような旨さで染み出てきます。我ながら染み出てくるという表現はあっているかもと思いました。
余韻もすごく気持ちよくて、テーブルワインがこんなワインだったらいいのにという、無理な理想を描いてします。

バランスが良くて美味しいワインで*11本のワインを時間をかけて飲むのがぴったりの良い例のワインでした。

*1:特別な感動的な味わいかというとそこまではいきませんでしたが。