ボーヌの大御所のワインを飲む【ドーメヌ・ラモネ】

「ボーヌの白の作り手でこれは飲んでおいた方がいいって作り手のワインが飲みたい」といってリクエストして、購入したワインです。


WINE

  • ビンテージ:2005
  • 生産者:ドメーヌ・ラモネ
  • 産地:サン・トーバン
  • 畑:プルミエクリュ レ・シャルモア

NOTE:

ボーヌの生産者で5本の指に入るのは誰?とたぶんリストアップされるだろう生産者ですね。
名前は聞いた事があっても飲んだ事がないあこがれがあります。

他の選択肢としてコシュ・デュリのムルソーも在庫があって候補になっていたのですが、ラモネを選びました。
「ラモネってシャサーニュが本拠地ですよね?シャサーニュが気になるんですけど・・・・」って聞いたら、まずはACブルゴーニュかサン・トーバンを飲んでこの生産者の作りの特徴を知ってから買った方がいいよってアドバイスを頂いたので、市場に余り出回らず貴重なサン・トーバンを譲って頂きました。

新しいビンテージのドメーヌ・ラモネを買ってすぐ飲んで「ラモネは駄目だね」という人もいるけど、ラモネのワインに限らずだけど日本に仕入れてから最低1年くらいは休ませてあげないと、本来の良さはわからない。とのこと。

お店から家まで車で30分の距離なのでワインもそれほど疲れていないと思い、2週間ほどセラーで休ませてから飲みました。
ここ最近は素晴らしいボーヌの白を色々飲んだので、比較が楽しみです。

まずコルクを抜いて思ったのが、コルクが上質です。
香りはやや閉じているのか弱めですが、ワイン自身はすごい。

色は薄めなのに液体の濃縮度が高い。
ミネラルがすごく強く尖っていると感じるくらい・・・
バランスがよくて奥行きもあります。このまとまり方がすごい。
樽香はそれほど強くなかったです。

第一印象が「今飲んでもったいなかったなー。あと7〜8年後に飲みたい。」と思いました。
ガチガチの固さとまではいかないけど、この素直な良さは伝わってきました。
好きなタイプなワインです。スルスルと1本あけてしまいました。

ドーヴネのオークセイと比べるとスケールは小さいと感じたですが、熟成したラモネを一度味わってみたいものです。