ワインバーでドーヴネを中心にグラスワインを色々飲んだ
セールワインの購入とル・ヴァン・ノーブルにグラスワインを飲みに行きました。
駅からお店までの道のりはすごく寒かったです。
2杯目
白をお願いしたらこちらがでてきました。
WINE:
- ビンテージ:2004
- 生産者:ファビアン・コシュ・ブイヨ(アラン・コシュ・ビズアール)
- 産地:オークセイ・デュレス
NOTE:
最後に週末お薦めグラスのドーヴネのオークセイ・デュレスを飲む予定というのを伝えてあったので、白をお願いしたらこちらをセレクトして頂きました。新しいボトルを空けて頂いてリーデル・ヴィノムグラスでの提供。
もわっと栗系の香りがして、ワイン自身には深みがあります。
お店の方に「どうですか?」って聞かれて、「もわっと」って表現したら微笑されました。その後にお店の方が「神の雫っぽく表現してみましょうか。」って話になり一緒になって面白おかしく表現してくれたのが印象的でした。
このワインは以前に飲んだ事があったので、その時より深みがあったように感じました。
しみじみとこれも旨い。
ドーヴネのオークセ・デュレスと比べる為に、少しグラスに残して次の赤に。
WINE:
- ビンテージ:1984
- 生産者:アンリ・ド・バエーズ
- 産地:ニュイ・サンジョルジュ
- その他:プルミエ・クリュ・キュヴェ・ミニヨット
NOTE:
赤も飲みたいなーと思っていて、予算を少しだけ*1高くしてお願いしたワイン。
これも新しいボトルを栓抜して頂きました。こういう古酒を2日目とかだと結構きついと思うのですが、とても良心的なサービスをしてくれるのが素晴らしい。
最初に産地と古酒or新し目の希望を聞かれたので、ブル古酒をお願いしました。
お願いした予算の3/4のお値段だったので嬉しい限りです。
ゆっくりとパニエに入れられた状態でセラーから出されて、カウンターに置き栓を抜いて頂いたのですが色が濃いです。
84とは思えないくらいしっかりしています。
試飲して提供して頂けるのですが少しだけ澱が舞ってしまっているかもということ。
グラスを提供するワインで洗う事もポイントですね。
一口飲んだ時に感じたのは、84?オフビンテージを感じさせない果実味でした。
以前にブザンスノのボーヌ・トゥーサン84を飲んだ時とは大違いです。
感動して震えたという事はなかったのですが、綺麗に熟成したブルゴーニュワインでした。
こんなワインを常日頃飲めればいうことないです。
アラカルトでシシカバブをお願いしたのですが、飲めば飲むほどしみじみと旨くて飲んでしまい料理が来る頃にはほとんどなくなってしまいました。
時間が経っても良くなる一方だったのでもう一杯飲んで見たかったのですが、これ以上お酒の量が増えるとやばいとおもって辞めました。
旨いワインは恐ろしいですね。
今日初めて知った事なんですが、「オスピス・ド・ニュイには畑名が記載されている」と言う事。
このニュイサンの畑はけっこうマイナーな畑だったようです。
WINE:
- ビンテージ:2004
- 生産者:ドメーヌ・ドーヴネイ
- 産地:オークセイ・デュレス
NOTE:
ドーヴネはルロワのプライベートなドメーヌです。
今日買ったワインもメゾン・ルロワ。ACブルゴーニュだけど・・・
あまりの安さに惹かれて(笑)
ドーヴネを飲むのは2回目です。前回は2004のオークセイ・デュレスで今回は2003のオークセイ・デュレス。
ビンテージからすると断然2004が良さそうに感じるのですが2003も悪くないらしいです。
この頃には少し酔いが回っていて十二分にワインの特徴を感じ取れなかったが残念。
色は2003とドーヴネらしくすごく濃い。コシュ・ブイヨと比べて3倍以上濃い。
香りは樽香がしっかりして、「あーこれこれ」とドーヴネを感じさせるインパクト。
これは本当すごいですね。アペラシオン以上に生産者の特徴がでています。
飲んでみると色と香りとマッチするねっとりした濃い液体。
爆発力はなかったですが、うまくまとめているなーと感じました。
「酸がもう少しあれば抜群なのにな」という後一押しが欲しいワイン。
ですが、コシュ・ブイヨと比べるとレベルは歴然で2ランク以上の差です。
お値段相応という感じでしょうか。
香りだけはランクの差が他の要素より縮まっていると思いました。
毎日飲めればそれはそれで幸せなんでしょうが、私は大事にな日やちょっと特別な日に空けるくらいがちょうどいい付き合い方をしたいワインだなと感じました。
そんなこんなで、ドーヴネを中心としたワインバーでグラスワインのお楽しみが終了しました。
移転までに後1回くらいいければいいなー。
*1:1000円程度