オリヴィエ・ルフレーヴのサン・トーバン アン・ルミイィ2000を飲んだ

購入価格:1300円(ハーフボトル)

結構安くで売られていたので、気になって3本買ってみました。
このワインに付随してきた情報はこんな感じ

  • モンラッシェ(GrandCruの)の隣の南西向き畑。
  • プルミエ・クリュ
  • ドメーヌ・ルフレーヴの血族
    • オリヴィエはネゴシアンだが自社畑も持っていてドメーヌ物も少しだけある。
  • ネゴシアンものも、オリヴィエがきちんと指示して品質管理している。
  • ビリュニー・シャサニー・ムルソーに囲まれている村
  • インポーターの在庫処理の関係で安かった

気になったのはモンラッシェの隣畑ということと、ルフレーヴの血族で先代のクリーンな作りを意識してネゴシアンということ。
あとは、自社畑(オリヴィエ・ルフレーブのドメーヌもの)なのか?と届くまでわかりませんでした。


届いたラベルをくまなく見てみましたが、ドメーヌ表記はなかったので、ドメーヌものではなかった模様。


そんなこんなで、色んな事を楽しみにしながら飲みました。


頂き物のチーズと一緒に。
ロックフォールは食べませんでした。



ワインの色はやや黄色っぽい。


コルクは1/4くらいまでワインが染みていて、上質のコルクが使われていました。
香りはやや弱く、期待していた熟成香はあまり感じませんでした。


一口飲んだ時の印象は、小さくまとまったワイン


香りに比例するかのように酒質が少し弱かったです。クリーンと言われればそうなのかもしれないですが、複雑性が少し足りない。
でも、旨いかどうかと言われると、旨いと思います。チーズを食べる前にワインだけを少し飲んでいたんですけど、するすると飲んでしまう。
チーズを一緒に食べながらでも自然とワインに手を伸ばしてするすると入ってくる。


するすると入ってくるワインに悪いヤツはいない!
(人工的に飲みやすく加工してあるワインとは別物です。人工的な味を感じるとするすると入ってこないですよね・・・)


今飲んで美味しいと思いました。


酸はとがっていなかったが、キレもない。というか酸自体が余り感じられなかった。(うまい酸が好きな私には残念)
ちょっと葡萄の果実味がないところが、薄く感じてしまったのかも。


売店の多くが書いていたように、この値段でこの中身なら納得(満足)という感じです。
隣の畑モンラッシェを期待して飲むとがっくりすると思います。
オリヴィエの事を調べていたら、2001のサン・ロマンがDRCのモンラッシェ双璧という煽りを発見しましたが、びっくりですね。
今回飲んだ印象ではそれはありえないと思いました。


値段って正直だな。高いのには高い理由が。安いのには安い理由がある。
名言すぎる。