カルホイザーホーフベルグのグローセス・ゲヴェクス(GG)を飲んだ

ラベルが新しくなってシンプルになってしまいちょっと名残惜しい...

WINE:

日時

  • 2016年6月13日(20時頃)
  • 月齢- 小潮 (-)
  • 栓抜時:潮位(-)方向(-)
  • 当日潮位:満潮(-)干潮(-)

NOTE:

4ヶ月前には30年以上まえのカルトホイザーホーフベルグをあけましたが、今回は6年もの。

そして、その時にこんなコメントを残していました。

まとめ買いをした90年のアウスレーゼがとても美味しかった覚えがあるので、また久々に買ってみようかなという気になりました。トロッケンも試してみたいです。

ひさびさに買ってみようと思って調べてみると、どこにも売っていない。
なんと悲しい事に日本に輸入されなくなってしまっていたのです。これを発端に海外から購入してみようとなって、少し旅疲れを休ませて、今飲んでいます。

2000年代に入って、カルトホイザーホーフは辛口ワインをよく出すようになっていて、ドイツでも辛口ワインが名手な生産者として認知されるようになっているようです。

GGと言っても、価格は甘口のアウスレーゼとそれほど変わらずクオリティもそれなり。
先日飲んだレープホルツと比べると濃さがあります。アルコールや残糖感が高く、ブルゴーニュブランが余韻として拡がっていく傾向に対しこのワインは収縮していく傾向にありました。辛口のスッキリ感がブルゴーニュの酸っぱい系統のワインと違い、包み込んで沈み込んでいきます。

ゴールドカプセルでランクの高さを演出しているのとは裏腹に、コルクはかなり短め、中身では素朴に癒してくれるいいワインでした。