今年最後のワインもピュリニー・モンラッシェ・レ・ドモワゼル!
昨年末を思い出してこのワインを選びました
WINE:
- ビンテージ:2008
- 生産者:ドメーヌ・フィリップ・コラン
- 産地:ブルゴーニュ・ピュリニー・モンラッシェ
- 銘柄:ピュリニー・モンラッシェ・レ・ドモワゼル(プルミエ・クリュ)
日時
- 2016年12月30日(19時頃)
- 月齢 -・-・-
- 栓抜時:潮位(-)方向(-)
- 当日潮位:満潮(-)干潮(-)
NOTE:
ピュリニー・モンラッシェって自宅でほとんど飲んでいないということが、過去の記録を見て気づきました。遡ると3年前にルフレーヴのピュセルを飲んで以来です。
ふりかえると、昨年末にギィ・アミオのレ・ドモワゼルを飲ませていただきました。その前日に自分で選んだのはエゴン・ミュラーでした。
今年はドイツワインをたくさん飲んで新たな発見もありインターネットを通じて交流をさせていただいたりして今年一番の思い出になりました。ドイツワインがマイブームで復活してきたことによりワインがより身近に感じることができました。白ワインばかりのんでいたなと思いつつも、シャンパーニュも美味しかったです。赤ワインでは年始に飲んだユベール・リニエのシャンボール・レ・シャビオが飛び抜けて美味しくて、どの側面をとってもいい年だった気がします。
今年は特に、子ども年のワインをたくさんあけました。やんちゃで陽気な笑顔を見て過ごしながらポンポンとあけていくのはいいものです。ヴィンテージの意識をしないで飲んできたこれまでよりも、一つ一つが印象深く思い出になります。
長々と今年のことを書きましたが、このワインについても少し書きたいと思います。
びっくりしたのが、大丈夫か?と思うくらいの黄金色。2008年ってこんなに熟成が進んでいるのか...
ピュリニーらしいというか、畑の特徴なのか、先日飲んだバシュレ・モノと違い、しみじみと慈悲溢れる優しさを感じます。わかりやすい直線的な旨味ではなく、後から広がりがくるタイプなので、わかりやすいようで、わかりにくいワインでした。
個人的には先日飲んだバシュレ・モノの方が直感的に美味しく感じたのですが、こちらの方が品があります。期待度が畑の名前であがってしまうだけに、期待値を超えていなくて実は残念でした...
もう一本あるので、忘れた頃にまた飲みたいです。
では、良いお年をお迎え下さい。
バシュレ・モノがど真ん中すぎてやばい
今年飲んだトップ3に入ります
WINE:
- ビンテージ:2011
- 生産者:ドメーヌ・バシュレ・モノ
- 銘柄:マランジュ・プルミエ・クリュ・ラ・フシェール・ブラン
日時
- 2016年12月14日(19時頃)
- 月齢 :-・ -(-)
- 栓抜時:潮位(-)方向(-)
- 当日潮位:満潮(-)干潮(-)
ジャケ買いしたドイツの古酒
哀愁漂うこのラベル
日時
- 2016年12月7日(22時頃)
- 月齢 -・-・(-)
- 栓抜時:潮位(-)方向(-)
- 当日潮位:満潮(-)干潮(-)
NOTE:
前回飲んだアイスワインと一緒に入荷したようで、ピークアウトしているんだろうなと思いつつも、ラベルを見てついつい買ってしまいました。私と同じような方がいらっしゃるのかすぐに売り切れてました。
このワイン、確かシュタインベルガーやシャルツ・ホーフ・ベルガーと同じくドイツで5つくらいしかない畑名だけでラベリングして販売できる特別な畑です。しかもモノポール。
珍しいハルプ・トロッケン(半辛口)だから手がでちゃいますよね(笑)
飲んでみるとピークアウトはしてましたが、リースリングが古酒になるとこういう感じになるという典型。カルトホイザーベルグの82とは違った衰退のしかたです。あちらは水のように昇華したのに対し、こちらは色濃くなって果実味が抜けてしまっていて、半辛口な作りが面白い様に作用していました。
好みとしてはカルトホイザーベルグですが、こちらのワインも最後まで楽しめました。
探し求めてまで再度飲みたいというほどではなく、哀愁が本当にぴったりなワインでした。
15年ぶりぐらいに同じアイスワインの古酒に出会った
こんなに安くていいの?ってくらい安くてびっくりしました
日時
- 2016年11月26日(23時頃)
- 月齢 -・-・(-)
- 栓抜時:潮位(-)方向(-)
- 当日潮位:満潮(-)干潮(-)
NOTE:
15年前にはフルボトルで購入し7年くらい前に飲みました。前回は状態がよくなかったのですが、今回のボトルは別インポータでバックヴィンテージとして出荷されている様子で、色・内容ともフレッシュ感がありました。前回は雪印乳業(えっ!?ワイン輸入業やっていたの?という感じでした)というインポータでメグミルクが生まれるきっかけとなった品質管理事件前のワインですし、当時の輸送・管理の日本の状況を考えるとそういうコンディションであったことも致し方ないかなぁと。
アイスワインとしては衰退傾向で甘みがよわかったですが、その分熟成感がでていてリリースされたばかりでは味わうことができない楽しみ方ができました。このお値段で?というのがポイントです。
私はアイスワインは基本的にリースリングを選んで買っているのですが、そうなるとどうしてもお値段が高いか、そもそも輸入されてこないのでこんな機会はまたとありません。
いきなりケース買いは失敗した時が怖いのでしませんでしたが、べた褒めできるほどのクオリティではありませんでしたが、1本飲んでみて買い増してもいいなと思いました。栓を抜いてからも長持ちしますし寝酒にいいですよね(笑)
二人で飲むとすぐになくなってしまいます。こういうワインが常時ストックして飲める状態にあるというのは贅沢極まりないですね。