第4回Nさんの手料理&ワインの会に参加しました
第4回のお題は「春夏秋」やったから冬もやりましょう!で
ワインリスト
料理
日時
- 2012年12月16日
- 平野弥にて
NOTE:
この日もいい天気。この会は天気がいつも快晴なのはすごい。
そして、4回とも参加予定者の欠席がなし :)
いつも楽しくわいわいと作って頂いた料理を食べながら、みんなで手の込みように感心しています。
この日のマイベストはキッシュ。ドイツ風なのですがこれはホールで食べたいくらい美味かったです。
クラムチャウダーも美味しくてやっぱコース料理にはスープがあると違いますね。みんなでコンソメをリクエストしてみたのですが、コンソメは手がかかってやばいそうです。そう、そうなんです。この会はNさんの手料理を楽しむのが主テーマなので、コンソメスープのもとなんて使わないし、使うとしたらもちろんブイヨンなんです。仕込みも何日か前からリハと仕込みをして頂いているようで、手の込みようがすごいとしかいいようがありません。
そうそう、タルトも自分で練って焼いているそうです。キッシュとデザートのタルトは同じものだそうです。
そんなこんなで、この日も楽しく一日を過ごす事ができました。参加者の皆さんお疲れさまでした!当日ワインを購入しに来られた方お騒がせしました…
アフター:
夜も更けてきましたが、今日も追加でワインお願いしてしまいました!
最後に赤3連発だったので、ワインは白ワイン指定で予算を伝えて提案して頂いたもの。
- アンリ・ド・バーエズ ピュリニー・モンラッシェ 1990
色が黄金で時の流れを感じました。このワインを飲みながらベルリンの壁の話をしていた記憶がありますw
Nさんの手料理とワインの会に参加しました
昨年末に平野弥さんのワイン会でお逢いした方々と意気投合して実現しました
ワインリスト
- 生産者:シャトー・ド・フュイッセ
- クレマン・ド・ブルゴーニュ
- 生産者:ジャン・フルニエ
- 2005年 マルサネ・キュベ・サンチュルバン・ブラン
- 生産者:ファビアン・コシュ・ブイヨ(アラン・コシュ・ビズアール)
- 2005年 ピュリニー・モンラッシェ・ガレンヌ 1er
- 生産者: ドメーヌ・ド・クロ・サロモン
- 2009年 ジヴリー・クロ・サロモン 1er
- 生産者: ドメーヌ・リュシー・エ・オーギュスト・リニエ
- 2004年 モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ "キュベ・ロマン・リニエ"
- 生産者: ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィス
- 2006年 プイィ・フュイッセ・ジュリエット・ラ・グランデ
ここからは2次会
- 生産者:シモン・ビーズ
- 2002年 ピュリニー・モンラッシェ・ガレンヌ 1er
- 生産者:ジャン・ミシュロ
- 1993年 ムルソー
料理
- 胡桃とサワークリームのディップ
- オリーブとグリュイエールのスティック
- サーモンマリネ・菜の花付け合せ
- 生ハムの盛合わせ・グレープフルーツ添え
- サラダ・ニソワーズ
- ブッフ・ア・ラ・ブールギニョンヌ(牛バラ肉の赤ワイン煮)
- グラタン・ド・フィノア(ジャガイモのクリームグラタン)添え
- デザート・ホワイトチョコのムース イチゴとオレンジのコンフィチュール
日時
- 2012年2月5日
- 平野弥にて
NOTE:
寒い中実現しました。
それぞれが昨年末に初めて出逢って楽しい食事と美味しいワインに囲まれて、Nさんの料理話で盛り上がりトントン拍子でこの会を開催できることになりました。
前回と同じくとても楽しい一日でした。
スナップショットベースで(料理の)感想を。食事をしながらした会話は何気ことからお互いの事の小話など。
アミューズ的なパン
バケットにクルミとサワークリームのディップをつけて頂きました。このディップが美味しくてパンを最初からガツガツ食べてしまいました。私的にこの日のマイヒット。
泡を合わせたのですが、この泡はたぶん3回目の体験。このボトルは少し香りにちょっと癖があるなぁと感じました。嫌な感じというわけじゃないんですけど何か鼻にひっかかる印象。とはいったものの美味しい泡ですぐに飲み干しました。
アミューズその2
シンプルに串刺し。グリュエールはやや新し目(だと思います)でした。
これには私からの差し入れのフルニエのマルサネ・ブラン。最新のリリースヴィンテージから5世代前の2005年。以前に飲んで意外と美味しいなと思って買ったもの。
いい感じで熟成が進んでいて美味しかったです。香りがとても開いていて軽めのナッツのような熟成香と花系の華やかな感じが混ざっている感じでした。香りだけで嗅いでいてもいいくらい。
味は各要素が弱めでしたが時間をかけてゆっくり飲むとしみじみと満足できるタイプ。こちらもスルスルとはいっちゃいました。こういうワインを8年くらい熟成させて回していけるようストックしたいなぁと改めて感じました。
また、少し自分で成長したなと感じた所は、美味しいけどこの内容と酒質だと次のワインで後戻りできない差があると予測できた事。皆さんにボトルに残っていた分も飲みきって頂きました。
オードブル
力作です。サーモンは宮城産で1本から下ごしらえされたそう。付け合わせの菜の花が相性ぴったりでもう完璧。この時点で趣味のレベルからレストランやビストロで出されていても良いと思える手のこみよう。
生ハムもイタリアの厳選されたものらしく、美味しかったです。
これらに合わせるのが、コシュ・ブイヨのガレンヌ。2005ビンテージの白は飲み頃にさしかかってきましたね。フルニエのマルサネ・ブランと比べると酒質が2〜3段階くらい違いました。純粋に香りもよくて美味しく、料理も活かしてくれました。本日のベストブラン。
サラダ
オリジナルドレッシングがかかって美味しかったです。ドイツでは一人これくらいのボールででてくるそうです。
次の前座のワインとしてクロ・サロモンが登場したんだけど、ちょっとかわいそうでした。というのも、閉じていて以前に飲んだ2008とは随分印象が違います。タンニンも強めでここまで違うのかと思ってしまうくらい。一つ前の白が飲み頃がバッチリで開いていたから相対的に...
メインの肉料理
牛バラ肉を赤ワインで煮たもの。水はいっさい使わずブイヨンとフォンドボー(だったと思います)で前日から仕込まれた一品。ブイヨンとフォンドボーは業務用のものをこの日の為に仕入れて頂いたみたいで、準備に手がかかっていて感心するばかりました。ソースに使うワインは良すぎると逆にバランスが難しくなるので、チリワインとブルゴーニュワインを使ったそうです。
これに合わせるワインが、メインのモレ・サンドニのプルミエクリュ。2004年でキュベ・ロマン・リニエと言えば、もう歴史に残るくらいのあれですね。あれ。今2004年のワインが美味しくなってきているようで、このワインだけはすぐに決まったそうです。
色も少しレンガがかって色で熟成感もでてとても美味しかったです。今更ながらもう少し印象に残った事はメモとっておいてもよかったなーと...
デザート
パティシエ?綺麗に3層分かれていて、ムースもゼリーもおいしかった。
ジュリエット・ラ・グランデは熟成してきて安定度が高くて美味しい。甘口ワインの部類なんですど、余韻が短い甘さでした。品があるというのか、単体でデザートになりきれないワイン。そんな感じです。
2次会
今日はもう少し飲めるので、そのまま「追加でもう一本あけたいのですが」と言ってレコメンドして頂いた1本。レアものです。
かくかく然々でラベルが剥げちゃっている謎のボトル。中身はシモン・ビーズのガレンヌ。今日飲んだコシュ・ブイヨと比較するのにもいいし、モレサンドニの印象が残っている中だと赤は相当いいモノじゃないとキツイということでしたので、これに。
コシュ・ブイヨの方が格が一つ上に感じるくらいの差がありました。でも、これはこれで美味しい。レア度の方が中身を勝っている感じ。比較すると面白いモノですね!
最後に帰りがけに既に開いていたボトルを試飲させて頂きました。3日ほど経っている93ムルソー。古酒のニュアンスが出始めていて、古酒好きにはよさそう。悪くはないけど良くもない。このボトルがバランスがとれていないだけで、たまにはこんなのも飲みたいなーと思える1本でした。
最後に
今回は「美味しかった」というフレーズを連発してしまいました。
ということで、次も楽しい会が開催できる事楽しみにしています!
74種類のブルゴーニュワインの試飲会 ルイ・ジャド・エキスポ2010に参加した
日本で唯一のルイ・ジャド正規インポータ主催*1のルイ・ジャドのワイン試飲会に参加しました。
ワインリスト
- 生産者
- LOUIS JADOT(ルイ・ジャド)
- ドメーヌもの
- ネゴシアンもの
- 提携(買収)もの
試飲提供されたブルゴーニュワイン74種類
- 凡例
- 太字:当日飲んだワイン
- 赤:当日とても印象に残って自分好みのワイン
- 緑:今飲んでおいしい
- 青:気に入った値段に対してお買い得
- ★:堅い(もしくは渋味やミネラルいっぱい)
- ▲:甘い(甘いと良いワインは等しいわけではない)
- 取り消し線:
温度が適温でなくてよい状態では飲めなかったワイン
- シャブリ
- ▲シャブリ・エリエ・ド・ラ・サブリエール 2008
- ▲シャブリ・フルショーム 2007
- マルサネ
- マルサネ・ルージュ 2007
- ジュヴレ・シャンベルタン
- ジュヴレ・シャンベルタン村名 2007
- シャペル・シャンベルタン 2006
- シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ 2006
- ジュブレ・シャンベルタン・クロ・サン・ジャック 2006
- モレ・サン・ドニ
モレ・サン・ドニ村名2006
- シャンボール・ミュジニー
- シャンボール・ミュジニー村名 2006
- ヴージョ
- クロ・ド・ヴージョ 2006
- ヴォーヌ・ロマネ
- ヴォーヌ・ロマネ村名 2007
- コート・ニュイ・ヴィラージュ
- コート・ニュイ・ヴィラージュ ルージュ・ル・ヴォークラン 2007
- コート・ニュイ・ヴィラージュ ブラン・ル・ヴォークラン 2006
- ペルナン・ヴェルジュレス
- ペルナン・ヴェルジュレス・クロ・ド・ラ・クロワ・ピエール 2007
- アロース・コルトン
- ★アロース・コルトン村名 2007
- コルトン・シャルルマーニュ 2006
- サヴィニー・レ・ボーヌ
- サヴィニー・レ・ボーヌ・ラ・ドミノード 2006
- ボーヌ
- ボーヌ・クロ・デ・ズルシュール 2006
- ボーヌ・レ・グレーヴ 2005
- ボーヌ・クロ・デ・クシュロー 2005
- ボーヌ・レ・トゥーロン 2005
- ボーヌ・ブレシュロット 2005
- ▲
ボーヌ・ブレッサンド2006
- コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ
- コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ 2007
- ポマール
- ★ポマール村名 2007
- ポマール・ラ・コマレンヌ 2007
- ヴィルネイ
- ▲ヴォルネイ・クロ・ド・バール 2005
- オークセイ・デュレス
- オークセイ・デュレス村名・ルージュ 2006
- オークセイ・デュレス村名・ブラン 2007
- ムルソー
- ムルソー村名 2007
- ピュリニー・モンラッシェ
- ピュリニー・モンラッシェ村名 2007
- ★ピュリニー・モンラッシェ・フォラティエール 2006
- ★ピュリニー・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・ガレンヌ 2006
- シュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ド・モワゼル 2006
- シャサーニュ・モンラッシェ
- シャサーニュ・モンラッシェ村名ブラン 2005
- ▲シャサーニュ・モンラッシェ村名ルージュ 2007
- ★シャサーニュ・モンラッシェ・モルジョ・クロ・シャペル・ブラン 2006
- サン・トーバン
- サン・トーバン村名 2006
- サントネー
- サントネー・クロ・ド・マルト・ルージュ 2005
- サントネー・クロ・ド・マルト・ブラン 2006
- メルキュレ
- メルキュレ村名ルージュ 2006
- ジブリー
- ジブリー村名ルージュ 2006
- プィィ・フュイッセ
- プィィ・フュイッセ村名 2008
- プィィ・フュイッセ・クロ・デ・ブルージュ 2006
- マコン
- マコン・ヴィラージュ・グランジュ・マニアン 2008
- サン・ヴェラン 2007
- プィィ・フュイッセ・フェレ
- プィィ・フュイッセ・フェレ村名 2008
- プィィ・フュイッセ・フェレ・ル・クロ 2008
- プィィ・フュイッセ・フェレ・レ・メネトリエール 2008
- ボジョレー
- 24種類(書く気力尽きました)
日時
- 2010年7月13日
- 品川プリンスホテルにて
NOTE:
長かった・・・
ワインリストを書くの疲れました。
当日は、ホテル地下の大きな会場で開催でした。開始時間ぴったりに着いたのですが、これでもかというくらい人でごった返していました。テイスティンググラスを1客とって後は自由。
大きく分けてワインは7つのブースに分かれていました。*2
ブース1
当然最初に向かったのは、ボーヌ白のブースです。オークセイ・デュレス白から始まりシャサーニュ白まで一通り試飲しました。びっくりしたのはムルソー。自分のイメージするムルソーとぴったりで、たぶんブラインドでも当たりました。こんなにボーヌの白があったのに私のセンサーはムルソーをジャストに感じる事ができたというはうれしい。逆を言うとジャドは村の特徴を表しているということなのでしょうか。
ピュリニーよりシャサーニュの方が美味しく感じました。2006のプルミエはまだまだ飲むのには早いなぁと・・・ シャサーニュのプルミエも同様です。
中でも良かったのがサン・トーバン。ちょっと格が落ちるのかなぁと予想していたのですが、見劣りすることもなくて美味しかったです。
そして、ボーヌ白を一通り飲んだ所で、限定時間提供のクロ・サン・ジャックを頂きました。透明感と奥行きがあって綺麗で美味しい。クレール・ダユから譲り受けた畑のひとつらしく、クロ・ド・ヴージョもそうみたい。クロ・サン・ジャックの方がクロ・ド・ヴージョより美味しかったです。
- クロ・サン・ジャック
- ヴォルネイ・クロ・ド・ラ・バール
- クロ・ド・ヴージョ
の順で飲んだのですが、全て格は同じレベルに感じました。クロ・サン・ジャックとクロ・ド・ヴージョは優しい味だったのですが、クロ・ド・ラ・バールは濃くてジャミーでした。クロ・ド・バールは格で落ちるかなと思っていたのですが、見劣りしませんでした。クロ・ド・ラ・バールいい感じです。
ブース2
次は2本シャブリ。
飲んだ時にミネラルを強く感じません。フルーティで甘く感じるのですが、酸の支えがあまりありませんでした。グラスワインで飲むのにはいいかもしれませんが、フルボトル1本飲むとするとちょっとだれそう。美味しいとは思うのですが好みかというと、そうではないかも。最後の方に飲んだACブルゴーニュブランの3本は同じタイプに感じました。
ボーヌの白とは明らかに作りが違います。
続いて同じブースのニュイの村名です。下記4本を飲むのにどの順番で飲んだら良いかを尋ねて試飲しました。力強い順だそうです。*3
- モレ・サン・ドニ
- ジュヴレ・シャンベルタン
- シャンボール・ミュジニー
- ヴォーヌ・ロマネ
この中では、ヴォーヌ・ロマネが飛び抜けて美味しかったです。モレ・サン・ドニは果実味が濃くて、クロ・サン・ジャックより濃く感じました。綺麗というのには程遠かったです。悪くはないのですが・・・
シャンボールはバランスがよいのですが、この4本とも温度が高くて良い状態で試飲できなかったが残念でした。きっと、本来ならもっと美味しいんでしょう。
このあたりで、人のピークがすごくて、限定試飲のコルトン・シャルルマーニュに50人〜100人くらいの数で並んでいたのでコルシャルはパスしました。グラン・クリュのパワーは恐るべし。同じ理由でクロ・ド・ベーズもパス。
今回のジャド試飲会の目的としては貴重なワインではなく、特徴の違いを体験したかったのが大きかったので。
ブース3
続いて、ボーヌの赤。
ここのブースは地味(ボーヌの赤に失礼w)だから人気があまりなかったです。
全部を試飲するのはきつかったので、ボーヌ村はいくつかパスしました。このボーヌブースの中に当日のベストワインがありました。それは「サヴィニー・レ・ボーヌ・ラ・ドミノード」びっくりしました。飛び抜けて美味しかったです。クロ・サン・ジャックとは違う方向ですがスケールは別にして同じレベルで美味しかったです。この内容でこの値段は安すぎです。
コルトンはちょっとタンニンが強くて今はまだきつかったです。この頃にはかなりアルコールが回っていて正常な判断やテイスティングができなくなっていました・・・
ポマール・ラ・コマレンヌも良かったです。
ブース4
テイスティングコーナーでは1本目が「ボジョレー」のワインだということだけはわかりましたが、惨敗です。2〜4本目もボジョレーだったのですが、それぞれ特徴があって美味しかったです。3本目だけは好みではなかったかも。
ブース5
最後にマコンブース。
温度があがってしまっていたワインがあったり、美味しく感じなかったワインもありました。マコンは好きなのに残念。特にプィイ・フュイッセ・フェレが残念な結果でした。酔いが回っていたのも重なったからかもしませんが・・・
全体的に思った事は、スタッフはワインを注ぐのに手を取られてしまい、まともに会話できるのは閑散としているブースのみ。「でも聞きたいのは今飲んでいるワインについてなんだよー」と・・・
大人数での試飲会ですからしょうがないことです。
そして無事、試飲終了。40種類飲みました。たくさん飲むつもりではなかったけど、ついつい色々なワインにつられて飲んでしまいますね。
生産者からのお話
質問タイム
なんてあったっけな??
よく覚えていない。個別質問だったかな?
まとめ
- 人多い
- 2時間の中とう制限の中で目玉ワインに釣られて10分〜20分ロスは辛い。
- ワイン
- 種類多い
- 素人には全部試飲できっこない
- アイテム数を減らしてもう少しゆったり試飲したらよかった
- 味
- ルイ・ジャドは作りによって様々
- 好みのワインを見つけるのは楽しい
- ルイ・ジャドは作りによって様々
- 状態
- 搬入は3日前にしたらしい
- 差し引いても状態が最上なワインとは言い難い
- 温度管理ができていなかったのが痛かった。
- ワインクラーだけでなくクーラーボックス用意したらよかったのに
- 搬入は3日前にしたらしい
- 値段
- 試飲会費としては安い!!
- ワインは比較的高い。実売はもっと安いと思うけど。
- 会場
- キャパに対して人が多いので狭く感じた
- 気のいいマダムとしゃべった
- 唯一5分ほど並んだシュバリエの列で白ワインの話しが弾む!!
タイトな時間の中での試飲会でしたが貴重な体験ができました。
日本リカーさんありがとうございました。
自分のセラーで10年間育てたグランクリュ
色んな意味で節目の季節なのでセラーで寝かしてあったグランクリュを引っ張り出して空けました
日時
- 2009年3月14日(23時頃)
- 月齢 17.1・大潮・マイナス周期
- 栓抜時:潮位(72)方向(マイナス)
- 当日潮位:満潮(172)干潮(31)
NOTE:
この間帰省した時にワインセラーの中身の入れ替えがてら出してきた銘柄。実はつきあいの長いこのワイン。250本オーバーのワインセラーを購入したのが10年前。その頃はボルドーに興味があって買うワインはボルドーと南フランスが主で、ジョルジュ・ルーミエ?誰ですか?良い生産者というのはわかりました。
というレベルでした。ワインを本格的に飲み始めたのもこの頃です。
その時にジョルジュ・ルーミエとジョルジュ・リニエも区別つかなくて、グラン・クリュもプルミエ・クリュの区別の意識もあまりなかったです。言ってしまうと、ジョルジュ・ルーミエと間違って買ってしまった不遇のワイン(笑)まぁ親戚筋らしい*1のですが・・・
リリース直後くらいに2本買って1本目は5年〜6年くらい前に飲んで、いまいちだなーという印象でした。そして10年たった今どうなのか。期待はしていませんでした。ちなみに当時の購入価格は2,900円です。今考えると信じられません。さっき楽天で調べたら10,000円前後が売値なんですね・・・
3000円のワインとして評価するか10000円のワインをとして評価するかで、全然印象って違ってきますよね。
値段を意識しないでワイン単体として価値を見いだしたいと思います。
コルクはかなり長く一番長い部類です。コルクを抜いた瞬間いい香りがしてほっとしました。澱は瓶の底にかなり溜まっています。
色は熟成なりの薄めで濁りがなくエッジ部分にオレンジ色が溶け込んでいます、シュピ・ゲラウの手吹ブルゴーニュグラス(リーデルのソムリエシリーズと同等)に注ぐとキノコの香りがします。
直近だとジョルジュ・ノエラで嗅いだあの香りに似ています。香りの力強さも同じくらいあります。
正直ここまで良くなっているとは思いませんでした。前回の印象が悪すぎたので・・・
飲み口はやや酸が勝っていますが、出し汁系のやわらかいワインにできあがっています。タンニンの引っ掛かりはありません。ただしバランスが整っているという良い面はあるのですがちょっと軽いんです。97ビンテージの特性だと思うのですが果実味がもう少しだけ強かったらもう少し理想に近づけたかも知れません。グラン・クリュとして期待するには後一歩二歩というところです。
余韻は短くてこれが持っているポテンシャルを現しているなぁという印象です。このワインを飲むは今がベストかも。自分にはこれくらい熟成されたブルゴーニュがあっているかもしれません。10〜12年前後。8年とかではもう少し待ちたいと思ってしまう。
このワインを空ける前に、スペインのカベルネ(95)・南フランスのカベルネ(99)をリリース時に買って、それぞれ自分のワインセラーで熟成させて(2009年)に飲むという前哨戦をしたのですが、これがみごとに空振りだったので今回が当たってよかった。。。
2009年3月15日追記
二日目はバランスを崩して美味しくなくなってしまった。
状態がよくなかったのかもなぁ・・・
抜けた感じになってしまって酸っぱさが突き刺さる印象でした。
*1:ユベール・リニエのでしたっけ?