コルディエの会に参加しました

先月に引き続き、平野弥さんのワイン会に参加です。
コルディエのワインは過去に1回しか飲んだ事がないので、とても楽しみでした。

ワインリスト

生産者: Cordier Pere et Fils(コルディエ・ペール・エ・フィス)

生産者: Christophe Cordier(クリストフ・コルディエ)

  • 2008年 Macon Peronne Vieilles Vignes (マコン・ペロンヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ)
  • 2006年 Puligny Montrachet 1er Cru Le Cailleiet (ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・カイユレ)
  • 2006年 Corton Charlemagne (コルトン・シャルルマーニュ)
  • 2006年 Chevalier Montrachet (シュヴァリエ・モンラッシェ)
  • 2005年 Pouilly Fuisse Juliette La Grande(プイィ・フュイッセ ジュリエット・ラ・グランデ)

感想

仕事で開催地とは逆方向に出かけていて、仕事が長引き遅刻してしまった・・・
数日前の同時刻なら数駅隣にいたのになぁ。タイミングが悪い。

自己紹介が始まるところだったようで、さらっと自己紹介を行って、ロゼとマコン・ペロンヌを頂きました。
前菜がパンの上に魚をほぐした(シーチキンみたいなほぐしかた)和え物をのせたやつとか、マリネとは少し違う酢で調理した料理などを駆けつけで、もりっと食べました。

ロゼはすっきりと料理に合いました。気負いなく飲める酒としてはいいですね。2,000円程度らしいので買いたくなる。が!!今は購入しない。ありきたりかもしれないけど、BBQの季節になって行く事が決まったら考えます。次は、ペロンヌ。濃厚です。ブルゴーニュグラスで飲んだのですが、旨いです。貧乏舌と言えば、そうかもしれませんが、当日飲んだ第一印象が一番良かったワイン。抜栓時間が経っていたのと、駆けつけで料理と合っていたからでしょうかね。

マコン・ペロンヌを飲み始めたところで、メインワインのひとつカイユレが配り始められる。
隣席のFさんのご好意で使っていないグラスを使わせて頂き、ブルゴーニュグラスを移し替えました。
そして、カイユレが低めの温度で提供されひとくち。「んっ?かちかち?」そんな印象でした。ミネラル感たっぷりなんです。美味しいけどまだまだです。再び、前菜を食べ出したのですが、残ったペロンヌをひとくち。「あー。かわいそう。完璧に負けちゃっている。」ペロンヌの印象が一気に下ってしまいました。最初は厚みや濃厚さでふわっと美味しいと思ったのに、品のなさがあらわになった。単体で飲めばきっとわからなかった部分です。

続いてニンジンのスープが提供されました。カイユレに合わせて頂きます。これが旨い。個人的にこういう素材がそのまま生きる料理って大好き。時間が経って温度が上がりつつあるカイユレ、最初よりすごくおいしくなっています。カイユレは石灰質の土壌でモンラッシェの隣の畑で、「カイユレって大好き」という声が聞こえてきます。カイユレが美味しかったので話題もとても弾みました!!

次は、コルトンシャルルマーニュ。カイユレを別グラスに移してブルゴーニュグラスにコルシャルを。カイユレと違って最初から口の中にジューシーに広がってくる。もしかして、自分はコルトンシャルルマーニュのようなタイプが好きなのかもしれない。ワインの話で盛り上がっているところ、カイユレがますます美味しくなっていて、ついついグラスにとってあった残りを全部飲んでしまった。美味しかったなぁ・・・

本日のボーヌ地区白は全部買い葡萄で作られているとのこと。その流れでテクニカルな話しを平野さんから色々と聞きました。70年代、80年代、90年代、00年代の作りは全部違う。10年ごとのスパンで移り変わっている。現在は早のみを意識した作りで熟成能力があるかは10年や20年先にならないとわからないが、現時点で昔と全く同じ期待はできないとのこと。フランス現地での貴重な話しや流通の事などの話しも聞けました。自分がこれからも関わっていくであろう、ワインに対するスタンスや付き合い方も見えてきた。

メイン料理は肉料理。肉巻系の料理でシソがすごいインパクト。付け合わせのじゃがいものペーストもおいしかった。これ家でも作って欲しいなー。メイン料理に合わせたシュバリエ・モンラッシェ。たぶん、初シュバリエです。ミネラル感はコルトン・シャルルマーニュと比べ強い。ただ、スケール感を思ったほど感じなかった。温度と空けたタイミングで本来の力が発揮されなかったのでは?というお話。それでも、美味しいです。ただ、今日のカイユレと比べたらちょっと見劣りしてしまうかなーと。

「身震いする程のワインにまだあった事ない」って話しをしたら、人生でそういうワインに逢えるのは3回ほどしかなく、グラン・クリュとか超著名ドメーヌだけではなく、意外な所で合う確立の方が高いらしい。自分はまだ自分の求めているワインが見えていないので、ジプシーをしている状態。「そんな状態が一番楽しいよね。私は見つかったけどあの頃が楽しかったなーと」言ってもらえた。ワイン会はいつも新しい発見があって楽しいです。


同席してお話してくれた方々ありがとうございました。また、機会があったら参加したいです。


あっ!!そうそう。勉強会も某所で復活していると情報をいただいた。昨年は身内や個人に色々なことがあり、余裕がなかったがまた参加したいです。次回予定日は法事で帰省しないといけない日と重なったので、翌月から参加したいなぁ。開催日時の連絡を待ちます。というかこちらかアクションかけないと駄目かなー。