シュピゲラウのブルゴーニュグラスを割ってしまった…
いまさっき、シュピゲラウのブルゴーニュグラスを割ってしまいました。
これは3年ほどメインで使っていたマシンメイドのもの。
使い勝手がよく気に入っていたものだったのですが・・・
これを機に今後どうするかを考えたいです。
今もっているブルゴーニュ型グラス
- リーデル・ヴィノム・ピノ・ノワール・エクストリーム
- デザイン性が強く日常的に使うには雰囲気的に微妙。
- シュピゲラウ・ブルゴーニュ・手吹き*1
- 質が高いがグラン・クリュクラスじゃないと逆に締まりがなくなってしまう。
- イケアのリーデルオー型手拭きグラス
今の所、リーデルのエクストリームを使う事にします。
再購入についてはシュピゲラウのグラス買い直すかなぁ。
それとも、ロブマイヤーのバレリーナを買うかな。
唯一の不幸中の幸いとして再購入が可能なグラスでお手頃なグラスだったと言う事。これでグラスを割るのは4個目です。
そのうち、ボルドーは親に割られ、ブルゴーニュは3個とも私本人です。
妻は怖がってグラスは洗ってくれませんw
グラスの扱いには気をつけましょう!
2010年春のワインセラー棚卸し
リビングに置いてあるワインセラー(エンジェルシェア)購入から数年経って、冷え方が悪くなって気もするが、それは無理な詰め込みのせいか・・・
とはいっても、15度なので、問題なし。
前回から今回まででけっこうワインのサイクルがありました。
今は補充したばっかりなので満タンです。
前回から今回
今回も冬から春の比較で集計。
合計
18本 → 17本
サイズ
- ハーフ:5本 → 3本
- フルボトル:13本 → 14本
種類
- 赤:7本 → 6本
- 白:11本 → 10本
- ロゼ:0本 → 1本
ビンテージ
- 80年代:1本 → 1本
- 90年代:7本 → 5本
- 2000年代:10本 → 11本
配置メモ
- DRC瓶サイズが減ったのでスペースに余裕ができたと思ったがそうでもない。
- ハーフボトルが減ったので、ブルゴーニュボトルサイズ違いにより配置を調整
- 生産者により微妙にでかい
- 4本ワインを立てている。
- ヴォーヌ・ロマネ村名
- ロゼ
- 白2本(オールド・最新ビンテージの同一銘柄)
イギリスのアンティークシルバー銀食器を手に入れたので販売ブランドと入手方法を紹介
イギリスの創業1681年の老舗ブランドの銀食器を入手したので、「手入れ」「ブランド」「販売先」「入手方法」を銀食器初心者である自分が今後困らないように独自観点でメモとして残します。
探すうちに良い物を安く買う方法が多少なりともわかりましたので、「販売先」「入手方法」の項で紹介します。
手入れ
銀食器はシルバーという金属でできていますので、この金属の特性としてよくくすみます。
そして、傷をどうするかという事が気になりました。それを日々どうやって手入れをしていくのかを調べた所こんな感じでした。
くすみの手入れ
くすみを防ぐ簡単な方法として2つあります。私は両方併用する事にしました。
1.いつも使う
銀は使っていなくて空気に触れているとくすんできます。逆の発想を持ちます。毎日使えば気になるほどくすんできません。コレクションとして飾ったり、来客の時だけ使うっていう方も多いと思うのですが、それってもったいなと・・・
私は気に入った価値あるものをいつも使ってあげるのもいいのかなーと。銀は小さな傷も磨いていけば味がでてきますので絶対に使っていく事がお勧めです。私は普段料理をしないのですが、食器を使いたかったりワインをあけたかったりという理由で、料理しなければ!!状況をつくって、「いつも使う」というシチュエーションを考えました。これは、料理を作ってもらう方もうれしいし、料理する方もうれしいので、銀食器もきっと喜び、面倒な手入れの回数を減らします。
2.銀磨きで磨く
「いつも使う」とはいったものの、夫婦2人暮らしの私はカトラリーフルセット(6本×8種類)をいつも使えるわけがありません。普段は2本セットずつ使うので、残りの4本は箱にしまっておく事になります。来客時に使う時には事前に銀を磨いて黒ずみをとっておく必要がありますね。
身近な洋食器好きな方*1に聞いた方法です。
「キッチンペーパーでホームセンターなどで売っている銀磨き研磨材をつけて磨く。その後きちんと水洗いして水分をふきとる。」
たったこれだけです。他にも「重曹と塩とアルミホイルで煮てくすみをとる科学的な方法」などもあるようですが、違うんですよね視点が…。アンティークな銀食器は手で磨く事により思い入れが深まります。言葉では言いにくいのですが、人間工学とか利便性とは正反対なところにもあるかもと思います。
研磨材を買うならホームセンターではなく、こちらのような銀食器磨きで有名なメーカーの方がいいかもしれませんが成分は基本的に同じなので、どっちでもいいでしょう。
次に、なぜ柔らかい布ではなくキッチンペーパーかというと、捨てやすいから。かなり拭く素材は汚れるので、毎回柔らかい布を用意するのは大変です。キッチンペーパーで十分代用できるとのことです。そうすることで小まめに手入れできることに繋がりますね。
ブランド(産地)
フランスのラギオールのティエールと同様に、銀の伝統はイギリスのシェフィールドという産地が有名です。どうしてかというと1742年にシェフィールドで「銀メッキ」の技術が発明されたからです。今もこのシェフィールドが銀ではトップ産地ではないでしょうか。もちろん、「Made in England」です。
私の銀食器は「George Butler」というブランドで、1681年創業の老舗です。購入はイギリスに住んでいる時に現地で購入した物とのことです。他にも有名なブランドとして「クリストフル」というブランドがあります。こちらは、1830年創業で有名人が愛用したり日本に支店があるなどかなり定評があります。数百年という歴史の積み上げはすごいですね。
ラギオールの「ティエール」と同様に「シェフィールド」はあくまで産地ですので、気をつける必要がありますが、銀食器を買う時の目安にはなるかとは思います。
販売先
楽天かYahooオークションで買うと良いと思います。
George Butlerは残念ながらオークションを含めて日本での取り扱いはないようです・・・
安く買いたい方はこちら
良い物を手に入れたい方はこちら
ラギオール(laguiole)フォークとナイフを安く買う方法と質を考察する
ラギオールのカトラリーセットを購入したく、販売店や専門店を探したが高級品しか扱っていなく、本場フランスから自分で輸入を行った経験を書き残します。
お金に余裕があって、ラギオール アン オブラックやシャトー・ラギオール(chateau laguiole)など高品質のソムリエナイフやフォークやスプーンを購入できる方は楽天などで購入した方が安心できますので、こちらから購入する事をお勧めします。
※日本ではラギオールのスプーンの取り扱いがほとんどありません。
テーブルセットでは一般的な6本ずつのナイフ・フォーク・スプーン大・スプーン小の組み合せ24本セットは取り扱いはないに等しいです。もしくは軽く10万円越えでしょう。
前提
大前提として、ラギオールはシャトー・ラギオール(SICP社)が有名ですが特許などはなく、フランスの裁判所の判例がでており一般固有名詞として取り扱われています。つまり、ラギオールとしての本家・元祖・偽物は個々の言い分でしかありません。ただし、シャトー・ラギオールのコピー製品(偽物)は出回っているので、気をつけましょう。
有名な産地としてフランスでティエール(チエール)があります。多くのラギオール型のナイフ・フォークはここで作られますが、ここで作られていなくてもティエールに会社を置いてラベルにティエールと記載するメーカーもあるようです。
本エントリーの目的として、安くて質のいい物を手に入れる。値段によって質を比べる事を目的とします。
価格
まずは価格と品物を列挙します。
価格に対する考察の次の項で述べます。
Forge de Laguiole
こちらは所有していませんが、SICPと並んで定評があるラギオール専門メーカーです。楽天で売り切れですが紹介します。2本で19,000円。6本セットの場合は1本6,000円程度で販売されています。
Laguile G.David
こちらもラギオール専門メーカーで、とてもスタイリッシュです。ラギオールナイフ1本で390ユーロします。日本円に換算すると1ユーロが120円とすると1本46,800円ですね。
無名メーカー
次はラギオールメーカーではありますが、もうちょっと他デザインにも手を出しているメーカーです。
家庭やカフェでの普段使い用を意識した価格で6本で$68。1$100円換算でも7000円程度です。こちらは1本あたり1000円程度ですね。
量産メーカー
最後にラギオール量産メーカーのものです。
こちらはなんと、6本で$48。つまり1本800円程度。
ここでお気付きになったと思うのですが、中間層という価格帯が存在しないんですね。
それはすなわち、手作りになった途端に値があがると言う事です。市場原理としてはしょうがないことで、あとは需要と供給のバランスがとれた国で買うということですね。原産国フランスが一番安く供給量も多いです。
質
こちらは全て私が所有しているラギオールです。写真はページの最後にまとめて掲載。
さて、次は質です。
Forge de Laguioleは持ち合わせてないので、かわりにSICP社のシャトー・ラギオールのソムリエナイフ(スタミナウッド)を元に比べてみたいと思います。
写真を見ても分かるように、寸分狂わぬはめ込みと丁寧な仕上げです。どこを見ても荒い部分はなく、よく見れば手で仕上げているというのも見て取れます。切れ味もよく、私は以前にキャップをナイフで剥いでいる時に手元がずれてしまい、親指を切ってしまいました。その時は血が止まらず鋭い切れ味を身をもって知ったわけですが、その時の傷は跡になってしまい、今も残っています。デザインも良く、値段さえ折り合えばシリーズとして取り揃えたい品です。ただ、どこを見てもSICPだらけなので目新しさやオリジナリティにはかけるかもしれませんね。
- Laguile G.David
こちらは、チーズナイフを所有しています。弓がシンボルです。
柄の部分が水牛の角でできており、伝統的なラギオールを感じさせる重みと持った感触に高級感を感じさせます。金属部分の磨きがとても綺麗で値段に見合った品質で、SICPより全ての部品に手作り感があり味わいがあります。留め具の部分がちょっと飛び出ている所などが特にそう感じますね。
- 無名メーカー
続いて、無名メーカーです。オリジナルのロゴシンボルはありません。
金属部分の仕上げはとても綺麗で、切れ味も抜群です。刃物の部分の仕上げのみハンドメイドでその他の部分はマシンメイドとのことです。柄の素材はプラスチックですが安っぽさはありませんが、手に馴染む重さや質感はなく見た目と手軽さ(使い勝手)重視ですね。実用的な層を狙っている事がわかります。金属は柄で挟まれているのですが、その組み合せが少しずれていたりとマシンメイドのマイナス面の特性がでてしまっています。金のメッキはG.Davidと比べるとやや薄めです。
- 量産メーカー
最後に量産メーカーです。オリジナルのロゴシンボルはありません。
こちらは柄の部分がウッドです。量産だとプラスチック製品やオールステンレスが多く、木の素材は供給が少ないんです。
但し全ディテールの仕上げは上記3つに比べ格段に荒いです。金属部分の仕上げ(バフがけ)がマシンだからか、1円玉のような感じです。洗えばピカッと綺麗になりますが、越えられない壁があります。*1柄の部分も少しずれていたりとマシンメイドの特徴がでています。ウッドの木目のそろえ方も機械的です。ただ、テーブルに並べた時には統一感とデザインと素材がカバーしてくれます。手に持った時の質感はハンドメイドに追いつかないのは然る事ながら、蜂(ハチ)*2のシンボルの仕上げだけはがんばって欲しかったなぁ・・・
評価
まとめ
特徴に合わせて使用用途を分けれるということがわかりました。値段と重ね合わせると、一般家庭*3でG.Davidを24セット揃えるのは既にコレクションとなるでしょう。SICPのカトラリーは飲食店などレストランで揃える理由がわかります。バリエーションが広く質も均一ですからね。でも、自宅で使った場合は妻が気兼ねなく洗えるカトラリーが好まれるでしょうw。妻はリーデルやウェッジウッドを洗いたがりません。これって以外と重要な事かも知れませんね。自分もそうです。普段使うグラスはシュピ・ゲラウのマシンメイドやリーデルのヴィノムを使います。特別な時だけハンドメイドのグランクリュグラスを使います。
ラギオールカトラリーもワイングラスと同様にシチュエーションに合わせて購入すると良いという結論に至りました。
もっと色々な柄の素材が出たりセミオーダー的にできればいいのになー。もっと日本に低価格で質のいい物を取り扱って欲しいです。送料は安いラギオールの製品より高かったですが、また機会があったら輸入してみたいと思います。(一緒に輸入して欲しい方がいればコメントをどうぞ)
写真
左から順に、SICP(シャトー・ラギオール)、G.David、無名メーカー、量産メーカーの順です。
【おまけ】ラギオールのミュージアム
http://www.musee-laguiole.com/index_en.htm
2016年6月13日追記
購入してから数年、まったく利用していないラギオールカトラリーがあり、観賞用にしておくには勿体なので、無名メーカーのオリーブウッドのラギオール・カトラリーセットを無償でお譲りします。詳細はリンク先のエントリーにて書いております。
2016年6月15日追記
あっという間に欲しい方が現れ、手元に残さず全てお譲りする事になりましたので締め切りました。
こんなにも反響があるとは思っていなくて、実はすごく驚いています。
そんなにいいモノではないですが、気に入って長くたくさん使ってもらえればうれしいです。
2009年冬のワインセラー棚卸し
リビングに置いてあるワインセラー(エンジェルシェア)夏から色々とワインを飲んだ。最近減ってきたなぁと思ったので、大きいセラーから引き出してきて補充しました。それと、ドーヴネの購入と突発的購入をした結果セラーは全て埋まってしまいました。近日中に数本飲む予定なのでいいか・・・
ついにマグナムを明日空けますので家のセラーから消えました。楽しみ。
地元にあるセラーはというと未整理なのです。かなりカオス状態なので中身の半分くらいがうろ覚え・・・棚卸しをしに行きたいなぁ。
前回から今回
今回も夏から冬の比較で集計。
合計
17本 → 18本
サイズ
- ハーフ:4本 → 5本
- フルボトル:12本 → 13本
- マグナム:1本 → 0本
種類
- 赤:5本 → 7本
- 白:12本 → 11本
ビンテージ
- 80年代:2本 → 1本
- 90年代:10本 → 7本
- 2000年代:5本 → 10本
配置メモ
- ドイツのハーフボトルは横2本で隣の列に縦1本が配置できる。
- ドイツの長いボトルは一番下の段で逆さまに配置するしかない。
- 今の所シュタインベルガーのみ、他のドイツのボトルサイズは大丈夫だった
- どうがんばっても横置きができないので、縦置きの最後部もしくは最前部にするしかない。
- その場合、下もしくは上との干渉を調整する。
- DRC瓶サイズは横に二つ配置できる。
- 最下部にワインを立てるスペースを作るという目的ではこのサイズではこの機種はいい感じ
- 温湿度管理モジュール稼働中
- 瓶を前後にいれることで角度を変える方法はアナログな手法で簡単にできる
- 狭いので角度をつけやすい
- つめすぎると温度効率が悪くなるから低めに設定しておく
2009年夏のワインセラー棚卸し
リビングに置いてあるワインセラー(エンジェルシェア)に入っているワインが少なくなり、なかなか普段ポンっとあけられるものが少なくなってきたので、実家に帰省した時に地元のセラーから6本持ってきました。
ドイツ白2本、ブルゴーニュ赤1本、ブルゴーニュ白2本、ボルドー赤1本です。*1
前回から今回
今回は比較で集計。
合計
18本→ 17本
サイズ
- ハーフ:7本 → 4本
- フルボトル:10本→ 12本
- マグナム:1本 → 1本
種類
- 赤:4本 → 5本
- 白:14本 → 12本
ビンテージ
- 80年代:2本 → 2本
- 90年代:8本 → 10本
- 2000年代:8本 → 5本
まとめ
- ドイツ白が多くなった(夏だから?)
- 90年代のワインが多い
- 過去に買った分を持ってきた
- 新規に購入する場合も90年代後半が多い
- ハーフボトルの割合が減った
- 飲みまくり
- 新規に購入してもすぐ飲んでしまう
白ワインのマイブーム終焉はなさそう。
今日あけようかなぁ・・・
*1:ブル赤は知人からの差し入れ